O・ヘンリーの短編小説集である。
全部で23話が収められている。
何かの機会にO・ヘンリーの小説は読んだことがある。
例えば「最後の一葉」とか「賢者の贈り物」などは多くの人が知っている作品である。
光文社の「古典新訳文庫」には興味がある。
いわゆる世界の名作(古典)をこれまでの文庫で読もうとするには相当の覚悟が要る。
先ず「字の小ささ」である。手にとってページを開くとぎっしりと小さな文字で埋め尽くされている。これで60%くらい萎えてしまう。
次には「何を言っているかわからない訳」である。
もともとの文章がやたら長い(1段落が長い)のだと思うが、それを忠実に訳そうとするため、何がなにやらよくわからないものになってしまうのだと思う。それに加えて、訳が古いと日本語も古いので、いわゆる2重苦になってしまう。じっくりと読む人にはなんでもないことなのだろうが、ザザザッと読み流してしまうような私には苦痛である。
最後に、物語の背景をよく知らないということである。
これはその物語が書かれた国の歴史や書いてある時代の風俗や社会状況をしらないと意味がわからないことがままある。
例えば「独立戦争」とか「南北戦争」とさりげなく出てきているが、それがどういう状況でその物語に登場する人物たちにどのような影響を与えているのかということが「南北戦争」という言葉によって瞬時に思い浮かべることは難しい。
これが日本の小説で「明治維新」ということばで主人公が幕府側の人間であれば『負けた側』であり多分屈折した思いを持っているんだろう、ということが説明なしでもわかるわけであり・・・
ワタシは説明が必要な部分に数字がルビのように振ってあって、それを章末や巻末に説明してあるというパターンを好まないという性格をもっている。
「光文社古典新訳文庫」は。先ず「字が大きい」(空白の白い部分が多い)ということに安心である。続いてまあわかる日本語になっているということ。説明がそのページにあるので、これからも読んでやってもいいかなあ、と大きな態度で思っているのである。
今回は、何故か文庫の紹介になってしまった。
O・ヘンリーの短編集については「明日のココロ」だあ~っ!
「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
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例えば「最後の一葉」とか「賢者の贈り物」などは多くの人が知っている作品である。
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先ず「字の小ささ」である。手にとってページを開くとぎっしりと小さな文字で埋め尽くされている。これで60%くらい萎えてしまう。
次には「何を言っているかわからない訳」である。
もともとの文章がやたら長い(1段落が長い)のだと思うが、それを忠実に訳そうとするため、何がなにやらよくわからないものになってしまうのだと思う。それに加えて、訳が古いと日本語も古いので、いわゆる2重苦になってしまう。じっくりと読む人にはなんでもないことなのだろうが、ザザザッと読み流してしまうような私には苦痛である。
最後に、物語の背景をよく知らないということである。
これはその物語が書かれた国の歴史や書いてある時代の風俗や社会状況をしらないと意味がわからないことがままある。
例えば「独立戦争」とか「南北戦争」とさりげなく出てきているが、それがどういう状況でその物語に登場する人物たちにどのような影響を与えているのかということが「南北戦争」という言葉によって瞬時に思い浮かべることは難しい。
これが日本の小説で「明治維新」ということばで主人公が幕府側の人間であれば『負けた側』であり多分屈折した思いを持っているんだろう、ということが説明なしでもわかるわけであり・・・
ワタシは説明が必要な部分に数字がルビのように振ってあって、それを章末や巻末に説明してあるというパターンを好まないという性格をもっている。
「光文社古典新訳文庫」は。先ず「字が大きい」(空白の白い部分が多い)ということに安心である。続いてまあわかる日本語になっているということ。説明がそのページにあるので、これからも読んでやってもいいかなあ、と大きな態度で思っているのである。
今回は、何故か文庫の紹介になってしまった。
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