「サイコセラピスト探偵 波田煌子」シリーズの第2弾である。
前作「なみだ研究所へようこうそ」では、主人公波田煌子はメンタルヘルスクリニックの所長として、やってくる患者たちの悩みをセラピストとして解決していた。
といっても、その解決方法がセラピストとしての知識や経験を生かしたものではなくて、どちらかといえば「直感」と「無理な或いは意外な発想と組み合わせ」によるもので、『なにがセラピストだ!』というツッコミ満載のものだった。
その最後の物語で波田煌子は、警視庁の特捜班にプロファイラーとしてスカウトされる。
それが今回の物語である。
今回の物語の語り部は、その特捜班に配属された花山仁である。
彼の言葉を借りれば、特捜班とは事実上解散となった捜査本部の裏で極秘に特別捜査を進めるという、いわばシークレット部隊、なのだそうだ。
しかし、その実体は・・・
さて、今回の物語は7つである。
つまり7つの事件なのである。
この7つの事件を、波田煌子は解決していくのである。
鮮やかにそしてトンチンカンに解決していく、というところがこのシリーズの面白いところである。
重要な証拠と思われていたところ、事件のカギと思われていたところが、実は的外れ。
ということになるのだが、的外れはやっぱり波田煌子のほうだと思うのである。
その的外れぶり、トンチンカンぶりと結果的に解決してしまう鮮やかさがいい。
あと2作あるらしいが、はやく文庫化されないかと思う。
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前作「なみだ研究所へようこうそ」では、主人公波田煌子はメンタルヘルスクリニックの所長として、やってくる患者たちの悩みをセラピストとして解決していた。
といっても、その解決方法がセラピストとしての知識や経験を生かしたものではなくて、どちらかといえば「直感」と「無理な或いは意外な発想と組み合わせ」によるもので、『なにがセラピストだ!』というツッコミ満載のものだった。
その最後の物語で波田煌子は、警視庁の特捜班にプロファイラーとしてスカウトされる。
それが今回の物語である。
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彼の言葉を借りれば、特捜班とは事実上解散となった捜査本部の裏で極秘に特別捜査を進めるという、いわばシークレット部隊、なのだそうだ。
しかし、その実体は・・・
さて、今回の物語は7つである。
つまり7つの事件なのである。
この7つの事件を、波田煌子は解決していくのである。
鮮やかにそしてトンチンカンに解決していく、というところがこのシリーズの面白いところである。
重要な証拠と思われていたところ、事件のカギと思われていたところが、実は的外れ。
ということになるのだが、的外れはやっぱり波田煌子のほうだと思うのである。
その的外れぶり、トンチンカンぶりと結果的に解決してしまう鮮やかさがいい。
あと2作あるらしいが、はやく文庫化されないかと思う。
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