いつもの「鯨ワールド」と思って読み始めたら、違う。
なんというか「まじめ」なのである。
というか「本格派」というか。
前半はこのシリーズ(作家六波羅一輝の推理)の謎解き人である、六波羅一輝とその相棒の北村みなみの紹介もあり、事件の前段があり、なので、戸惑うというかよくわからない部分もあるが、読み進めば、ああそうなのか、と思う。
舞台は「岩手県遠野」
したがって、民話がちりばめられている。
トリックの一部と、犯人は途中から容易に推測できるが、肝心なキーとなる謎は、やっぱり最後にならないと解けない。
だから途中から読むのを急いでしまった。
これまで読んだ鯨統一郎のミステリーは「バカバカしさ」が、陰惨さみたいなものを救ってくれたし、どのようにバカバカしく謎解きをするのかというところも『読みどころ』だった。
しかし、今回(というかこのシリーズ)はそうではないらしい。
とはいいながら、探偵である六波羅一輝は、パソコンに向かっていると、意識が飛んで自動筆記状態になり、それが事件解決に結びつく、というのだから、ちょいとバカらしさがあるが、これまでとはキャラが弱い。
ならば、どのようなところに『読みどころ』があるのか、本格的に舞台次の「ニライカナイの語り部」(2010年1月刊行予定)に期待したい。
「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
なんというか「まじめ」なのである。
というか「本格派」というか。
前半はこのシリーズ(作家六波羅一輝の推理)の謎解き人である、六波羅一輝とその相棒の北村みなみの紹介もあり、事件の前段があり、なので、戸惑うというかよくわからない部分もあるが、読み進めば、ああそうなのか、と思う。
舞台は「岩手県遠野」
したがって、民話がちりばめられている。
トリックの一部と、犯人は途中から容易に推測できるが、肝心なキーとなる謎は、やっぱり最後にならないと解けない。
だから途中から読むのを急いでしまった。
これまで読んだ鯨統一郎のミステリーは「バカバカしさ」が、陰惨さみたいなものを救ってくれたし、どのようにバカバカしく謎解きをするのかというところも『読みどころ』だった。
しかし、今回(というかこのシリーズ)はそうではないらしい。
とはいいながら、探偵である六波羅一輝は、パソコンに向かっていると、意識が飛んで自動筆記状態になり、それが事件解決に結びつく、というのだから、ちょいとバカらしさがあるが、これまでとはキャラが弱い。
ならば、どのようなところに『読みどころ』があるのか、本格的に舞台次の「ニライカナイの語り部」(2010年1月刊行予定)に期待したい。
「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。