ナント、すごーく久しぶりの連載である。
「食い意地クン」という本に著者の思いが書かれていることに追従して、私も、その食べ物について書いてみようと、連載をして2回でストップしていたのである。
なんという、無責任、そして持続性に欠けるのだろう!
さて、第3回は「とんかつ」である。
若い頃、とんかつは大きなハレの食べ物であった。
食堂に行って、とんかつ定食なんて頼めなかった。ましてや「ひれかつ」なんていうものは高嶺の花であった。
ステーキなんてものは、行く食堂にはメニューにはなかったし、見たこともなかったので、同じ高嶺の花であっても、最初からあきらめがついた。しかし「ひれかつ定食」はメニューにあり、食べている人もいたので、同じ高嶺の花でも、手が届きそうだったので、なお一層のことであった。
ということから、つい最近のことであったが、東京で時間ができたので、若い頃に行っていた食堂(約30年ぶりだったのに存在していた)に行き、ひれかつ定食を生ビールとともに注文し、うっぷんを晴らしたのであった。
さて、著者は
「とんかつは脂身だ。」
という。
そうなのだ、値段が高いゆえにヒレカツをありがたがるが、実際食べてうまいのはロースだ。
(とはいいつう、近頃はちょっともたれるのであるが・・・)
そしてとんかつは、
「とんかつソースを、どぼーっとかけて、カラシをちょういとつけて、ガブリ。」
が著者の食べ方である。
この「カラシ」というのを見たときは本当に驚いた。
「東京はスゴイ!」
と思ったものであった。
私は、ソースをかけて食べるのも好きであるが、ご飯と一緒の時は醤油がいい。
著者はこうも言う。
「キャベツをケチるとんかつ屋は地獄へ堕ちろ。」
どうして、とんかつ屋のキャベツは美味しいのだろう?
ワタシ、若い頃はとんかつとキャベツを別々に食べていました。肉は肉で食べたかったのあります。
近頃は大人になったので、カツとキャベツを一緒に食べておりまする。
「ウマイ。もりもり食う。とんかつとご飯って、ほんとに『もりもり食べる』という言葉がピッタリ。途中のお新香がウマイ。大切に食べる。」
確かに、とんかつ屋では『もりもり食べる』のである。誰かと話をしたり、テレビを見ながらだったり、ましてや漫画本など読みながら食べてはいけない。
「結局出されたものをものの五、六分でたいらげ、一回り大きくなって店を出たのだった。
よし、俺は、勝つ!何かに。」
そうなんだよなあ、とんかつを食べると、なんだか攻撃的な気分になってしまうのである。
それにしても、近頃はとんかつは二切れぐらいで良くなった、寂しい。
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「食い意地クン」という本に著者の思いが書かれていることに追従して、私も、その食べ物について書いてみようと、連載をして2回でストップしていたのである。
なんという、無責任、そして持続性に欠けるのだろう!
さて、第3回は「とんかつ」である。
若い頃、とんかつは大きなハレの食べ物であった。
食堂に行って、とんかつ定食なんて頼めなかった。ましてや「ひれかつ」なんていうものは高嶺の花であった。
ステーキなんてものは、行く食堂にはメニューにはなかったし、見たこともなかったので、同じ高嶺の花であっても、最初からあきらめがついた。しかし「ひれかつ定食」はメニューにあり、食べている人もいたので、同じ高嶺の花でも、手が届きそうだったので、なお一層のことであった。
ということから、つい最近のことであったが、東京で時間ができたので、若い頃に行っていた食堂(約30年ぶりだったのに存在していた)に行き、ひれかつ定食を生ビールとともに注文し、うっぷんを晴らしたのであった。
さて、著者は
「とんかつは脂身だ。」
という。
そうなのだ、値段が高いゆえにヒレカツをありがたがるが、実際食べてうまいのはロースだ。
(とはいいつう、近頃はちょっともたれるのであるが・・・)
そしてとんかつは、
「とんかつソースを、どぼーっとかけて、カラシをちょういとつけて、ガブリ。」
が著者の食べ方である。
この「カラシ」というのを見たときは本当に驚いた。
「東京はスゴイ!」
と思ったものであった。
私は、ソースをかけて食べるのも好きであるが、ご飯と一緒の時は醤油がいい。
著者はこうも言う。
「キャベツをケチるとんかつ屋は地獄へ堕ちろ。」
どうして、とんかつ屋のキャベツは美味しいのだろう?
ワタシ、若い頃はとんかつとキャベツを別々に食べていました。肉は肉で食べたかったのあります。
近頃は大人になったので、カツとキャベツを一緒に食べておりまする。
「ウマイ。もりもり食う。とんかつとご飯って、ほんとに『もりもり食べる』という言葉がピッタリ。途中のお新香がウマイ。大切に食べる。」
確かに、とんかつ屋では『もりもり食べる』のである。誰かと話をしたり、テレビを見ながらだったり、ましてや漫画本など読みながら食べてはいけない。
「結局出されたものをものの五、六分でたいらげ、一回り大きくなって店を出たのだった。
よし、俺は、勝つ!何かに。」
そうなんだよなあ、とんかつを食べると、なんだか攻撃的な気分になってしまうのである。
それにしても、近頃はとんかつは二切れぐらいで良くなった、寂しい。
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