このたびの大規模災害により被災されました皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。
一日も早く復興が成されますよう、、、心からお祈り申し上げます。頑張りましょう!
穏やかなお天気です。少し春が戻って来たでしょうか?小鳥達が忙しそうに鳴きかっています、、、。
午前中に二頭のリハビリのその後を拝見しました。
一頭は元気な牡犬(去勢済み)、二歳になったでしょうか、、いたずら盛りわる盛り、一番手に余る時期の男の子です。
もう一頭は、膝の手術をして半年目を迎える牝犬(不妊済み)、六歳になったでしょうか、この先4~5年間が女盛りの時期ですね。
忙しくって、ついつい自分のところの犬達は育児やら散歩やらトレーニングやら、疎かになりがちです。
一日ほんの数回の、それもほんの数分の触れ合いが、自分の犬達との意味を持った貴重な時に感じられます。
子犬は生後110日目を迎えます。
いろいろな所に連れ出してあげても良い時期にさしかかっています。
桜の花の咲く頃には、「お利口さんね~」って褒められたいですからねぇ~。
飼主さんが時々異常を感じたと言う牡犬は、簡単に言う処の「欲求不満」と、「運動不足」の塊りでした、、、。
怪我が治った足や、身体の他の部分に異常はありませんでしたが、運動機能のバランスが崩れていました。
概ね30~40分程度の矯正運動で身体のバランスを取り戻した僕は、普通に歩けるようになりましたが我儘な部分迄が治
るわけではありません。そこのところは飼主さんの責任の範囲内なのですね。
今以上に、中身の濃い触れ合いを心掛けてあげなければ、元気を持てあました僕は益々可哀そうかなぁ~。
簡単に「去勢」イコール「問題行動」の解決と言うわけには、すぐに結び付けられないものです。
去勢のタイミングを逸したことだけは確かな事なのですから、正直な事実(ハイパーな犬を飼っている)と向きあわなければ
犬は可哀そうですね。
手術後の歩き方が気になっていた六歳の牝は、飼主さんの申告とは異なり、随分と改善されていて安心しました。
もともと或る程度のトレーニングに耐えて来た身体は簡単な事ではバランスを崩す筈がないのですが、膝の手術と言う事態
は手術の成功不成功に係わらずこの犬にとって大変な事態だったわけですね。
リハビリの取り組み方と「制限運動」のやり方などは、数回にわたってレクチャーされていますが、実行効果は50点つけられ
るか否かと言ったところです、、、。(もっと真剣にリハビリに取り組んでも良いかも知れません、治してやると言う意気込みが、
いかにも希薄です)
しかし普通の家庭の飼主さんで、ましてや主婦の立場ともなれば「由」と考えてあげなければ可哀そうかもしれませんね。
救われているのは(前述の牡と違うところは)、子犬から若犬の時期にかけてのトレーニングが活かされているという事実です。
飼主さんは、正しい躾を自分でやっておいて良かったなと、つくづく思う今日この頃なのではないでしょうか、、、。
マリア
と名付けられた女の子。
じい様のお気に入りです。
意地悪そうなところが、素直でとても可愛く感じます。
こう云う子は他の犬のトレーニングを見ているだけで、やってもいない訓練の成果を見せて驚かされることがあります。
ぼやっとした飼主さんには全く向かない子ですから、子犬のうちに誰かに譲られる事はありません。
ジジイはいま、深夜の見回りの時、マリアにだけはご褒美をあげてご機嫌をとっています、、、、、、。
Google 震災情報特設サイト
被災地ボランティアを考えている方へ「助け合いジャパン」
今すぐ必要な「義援金」の送り先は「日本赤十字社」
ボランティア・NPO 活動支援の為の募金は「中央共同募金会」
SMC原発(放射能)関係情報サイト
動物救援活動・義援金・ボランティア
被ばく・放射線医学総合研究所
被災地・被災地における感染症への注意
◆私達には、このたびの大災害で被災した犬達をお預かりする用意(収納準備)があります。
○被災された方で、避難所生活や仮住まいの為愛犬と一緒にいられなくて困っている方がいらっしゃいましたら、無期限でお預かり
させて頂きます。
○飼い主家族とはぐれてしまい、保護されている犬達を無期限でお預かりする用意があります。
※皆さまからの情報を広く求めておりますので、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
里親さんを探しています
対象犬1:推定二歳(ラブラドール種♂保護犬)=約一カ年ほどのリハビリが済んでいます。過激な運動を連日続けることは避けて頂きた
いのですが、普通の遊びは問題ありません。気質は温和で、やや臆病です。過去にPTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後
ストレス障害)がありました。室内飼育を希望します。
対象犬2:推定三歳(ラブラドール種♂保護犬)=約18カ月ほどのリハビリが済んでいます。走ったりは出来ますが、短時間に限ります。
大型の体躯ですが、関節を保護する為に体質改善を施してあります。気質は温厚で、臆病なところはありません。
1と同じように、過去に比較的重度のPTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)がありました。
室内飼育を希望します。
※二頭ともに去勢済みです。室内での排泄の躾は行ってあります。むやみに哭いたり、散歩の時にリードを引っ張ることはありません。
※受け入れて頂いた一年間は、ワクチン接種・フィラリア予防薬(六ヶ月分)・ロイヤルカナン成犬用ドッグフード(6袋)を援助させて戴き
ます。
また飼育相談などに関しては、生涯において随時フォローをさせて戴きます。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
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