31 May
早朝のケンネルワークは「日の出」から
早朝、お日様の出る頃がブリーダーの仕事の始まりです。
運動場の東側にはのどかな田園風景が広がります。殆どの田圃や畑は自家消費用の作物が作られています。
その為、農薬などの使用は最小限に抑えられているようです。田圃には小魚やザリガニが多く生息し、亀なども頻繁に見られます。
それらを主食とする、五位サギや白鷺、青サギなどの鷺類、またキジや合鴨などが飛び回っています。
朝日の当たるスピークイージーフィールドでは、「番犬スポット」が今日も出迎えてくれます。夏の花々が咲き出すと同時に雑草たちも勢いを増してグングンと育ちます、これからは芝刈りと雑草との戦いに明け暮れる毎日です。汗汗
朝の給餌の前に、ワン達は朝露にまみれて30分ほどリラックスして遊びます。
排便の具合などから各個体のコンディションを判断します。給仕の内容はそれぞれ微妙に変えられ、常に良いコンディションを保つ様な内容のものが与えられます。
朝一番の太陽の光を浴びて、ワン達の身体の細胞は活発になります。リラックスしたジャレ合いなどの適度な運動が更に身体の活性を促します。
遊びが一段落し、空腹を覚える頃ワン達は「早くご飯にして~~」と訴えかけて来ます。
トリプルスターのワン達の給餌内容は、
☆主食は「ドライフード」(アメリカ製)です、これはオーナーさん達の100名余りが使用しているものと同じドッグフードです。
国内で販売されている主要なフードを数年がかりでテストし、今のフードに決められました。(テストは現在も継続中です)
ブリーダーの使うフードは、良質なプレミアムフードで、且つコストパフォーマンスに優れたもの、製造ロットごとのバラつきの無いもの、、、、等など幾つかのチェックに叶ったもののみが使われます。
☆副食として、季節の変わり目などに、コンディションの維持・免疫力を高める効果等を得る為の「食物」が与えられます。
主体は「馬肉」などを幾つかの部位ごとに、オリジナルに加工したものが適量与えられます。
☆サプリメント:年齢やコンディションにより効果的に必要成分の組み合わされた、オリジナルのサプリメントが与えられます。
☆ワン達の飲む水は70%が天然泉水(カルシウムなどの含有率が極めて高く、多量のミネラルを含んだもの)です、残りの30%は浄水に天然のミネラルを混入させたものが与えられます。公営の水道水を飲むことは殆どありません。
給餌の済んだワン達は「食後の一休み」です。思いおもいのスタイルでリラックスしています。
給餌で大切な事は、食べさせる事よりも休ませることです。 食後の過激な運動は多分にリスクを伴う事があります。
朝のケンネルワークが済んで、ホット一息、犬舎の周囲に植えられた花や
小鳥達の鳴き声にホット癒されます。そして「育成日誌」に一頭ごとの記録をつけて、人間たちが美味しい朝ごはんにありつけるのは
朝露のキラキラ輝く6時半頃からでしょうか、、、、、。