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このたびの大規模災害により被災されました皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。
一日も早く復興が成されますよう、、、心からお祈り申し上げます。頑張りましょう応援します!
花粉症の人には辛い日、温かな春の一日でした。
弥生さんがつも今日でサヨナラですね。
年度末と言いますが、四分の一年が過ぎてホッと一息ついています。
リハビリする犬の全くいない状態になって、なんだか気の抜けたような一日でした。
問題を抱えた子が入ってくるまで暫くのあいだは、やっと家の子達に目がかけられます、、、。
リハビリしてきた犬達。
犬のリハビリと一口に言っても、本当にいろいろな犬を手掛けてきたものです。
心を病んだ犬、身体を壊してしまった犬、病後の回復の手助け、怪我の回復の後押し、老犬特有の症状の改善などなど、、、、
「リハビリ」を実際にやった経験のある人なら良くお判りだと思うのですが、かなり辛い時がありますよね。
キリキリと胃が痛む重苦しい毎日の連続、、、空は晴れていても心は曇ったまま、、萎えそうになる心を叱咤激励し、明日を
信じて立ち向かわなければなりません。(決して、大袈裟ではなく)
実際にはリハビリを施されている犬よりも行っている人間の方が身心ともに辛いのですが、治ってくれた時の喜びは何にも
替え難く、やってあげて良かったという思いが込み上げてきた瞬間(達成感に)それまでの辛さは一気に解消されます。
いつも楽なリハビリはあり得ない事だと思って立ち向かうのですが、引き受けなければ良かったと思うのは毎度のことです。
重い肩の荷がすっかり降りて、らく~な気分。
今日は、お気に入りマリアとふざけ合って楽しい半日を過ごしました。
「子犬の甘噛み」
サークルの中でのレスリング。
歯の生え替わらない口で、噛み噛み攻撃を仕掛けてくるマリア。
乳歯の先は細く尖って、皮膚を強く噛んだり擦ったりすれば傷つきます。
一生懸命になって健気にも身体ごとぶつかってくるマリア、二の腕を思う存分に噛ませてあげました。
着衣の上から噛ませてあげれば傷つくことも無く、思う存分噛むことのできた子犬は満足感で目が潤む程です。
子犬の甘噛みは人間の赤ちゃんの抱っこと一緒、なのではないかと思っています。
赤ちゃんがお母さんに力一杯抱きつく行為が、子犬の甘噛みととても良く似ているように思います。
人間のように手を使って抱きつく事のできない子犬は、口を使って確認する方法をとるのではないでしょうか?
安心出来るもの、味方、優しくしてくれるもの、遊んでくれるもの、そんな頼りがいあるものの存在を確認する唯一の手段として、
口を使っている(噛む)ように思えます。
10年以上使っている革製のガンドッグリード。噛み跡や傷ついているところはありません。
噛み跡がつかないように噛ませてあげているからなのですが、聞きわけの良くない犬には噛ませないことも。
一頭一頭噛み方が異なるのも、面白い発見でした。
◇子犬を育てるようになって、初めは識者の書いている色々な本(飼育書)に表されているように、「甘噛み」を止めさせようと考えた
時期もありました。
ラブラドールやフラットコートのようなレトリバー種を育てて数年経ってみて、それ(甘噛みを止めさせようとすること)は間違いなのでは
ないかと気づきました。
噛んでも良い幾つかのものを噛ませてあげて、噛んではいけないものを一つ一つ教えてあげると、賢い子犬は良く理解するものです。
そうした方が、穏やかで落ち着きのある聞きわけの良い犬に仕上がるのではないかと思うようになりました。
今、110日目を過ぎた三頭の子犬達はそれぞれ私と遊ぶのが大好きです。細くはない腕を、思う存分に噛ませてくれるからでしょうか?
ロジャー・マリア・ルーシーの三頭が私の手を噛むことはありません。
恒例になっている取っ組み合いの中でも、激しくエスjカレートしたところで噛んで相手を傷つけることはありません。
甘噛みについての考え方には色々な意見がありますが、私はラブラドールに限って言えば、余り目くじらを立てて止めさせるものでも無
いとおもっています。
子犬に何かを指導する前に、
子犬に信頼される飼主(甘噛みしたくなるような飼い主)になっておくことが大事ですし、、、とても効率的で利口なやり方です。
Google 震災情報特設サイト
被災地ボランティアを考えている方へ「助け合いジャパン」
今すぐ必要な「義援金」の送り先は「日本赤十字社」
ボランティア・NPO 活動支援の為の募金は「中央共同募金会」
SMC原発(放射能)関係情報サイト
動物救援活動・義援金・ボランティア
被ばく・放射線医学総合研究所
被災地・被災地における感染症への注意
◆私達には、このたびの大災害で被災した犬達をお預かりする用意(収納準備)があります。
○被災された方で、避難所生活や仮住まいの為愛犬と一緒にいられなくて困っている方がいらっしゃいましたら、無期限でお預かり
させて頂きます。
○飼い主家族とはぐれてしまい、保護されている犬達を無期限でお預かりする用意があります。
※皆さまからの情報を広く求めておりますので、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
里親さんを探しています
対象犬1:推定二歳(ラブラドール種♂保護犬)=約一カ年ほどのリハビリが済んでいます。過激な運動を連日続けることは避けて頂きた
いのですが、普通の遊びは問題ありません。気質は温和で、やや臆病です。過去にPTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後
ストレス障害)がありました。室内飼育を希望します。
対象犬2:推定三歳(ラブラドール種♂保護犬)=約18カ月ほどのリハビリが済んでいます。走ったりは出来ますが、短時間に限ります。
大型の体躯ですが、関節を保護する為に体質改善を施してあります。気質は温厚で、臆病なところはありません。
1と同じように、過去に比較的重度のPTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)がありました。
室内飼育を希望します。
※二頭ともに去勢済みです。室内での排泄の躾は行ってあります。むやみに哭いたり、散歩の時にリードを引っ張ることはありません。
※受け入れて頂いた一年間は、ワクチン接種・フィラリア予防薬(六ヶ月分)・ロイヤルカナン成犬用ドッグフード(6袋)を援助させて戴き
ます。
また飼育相談などに関しては、生涯において随時フォローをさせて戴きます。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp