☆☆☆ タマちゃん病院へ～火曜日・・・

　　　
涼しい朝でした。
Ｗａｎ達は、ルーシーを除いて食欲旺盛でした！
換毛の始まった子から、給餌量の微調整に入っています。
飼育管理表への記入（給餌量＝重さ）を忘れない様にしなければなりません。
Ｗａｎ達のお世話を終えて外出着に着替え。
９時半、タマちゃんを載せて動物病院へ急ぎました、、、。
途中凄い睡魔に襲われて、、、我慢して運転していましたら吐きそうになって、緑の穂の出てきた麦畑の脇で休んでしまいました。
週の初めから過労気味では、先が思いやられます、、、、、。
　　　　　　
　　　　　　１０時半病院着。
　　　　　　電話をしておいたのにも拘らず、４０分待ち～。
　　　　　　待つにも診察にも時間がけっこう掛かるのが、この病院の以前からの特徴ですかね～。
　　　　　　色々改善していると言う事なのですがサッパリ効果が現れていない様に思います、、、。
　　　　　　ギョ！　初診料が大幅に値上がりしていました３０００円也。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　持っててよかったぁ～
　　　　　　
　　　　　　予約制を採用しているせいか、待合の患者さんは空いているように見えました。曜日（火曜）のせいかしら、、、、？
　　　　　　
　　　　　　タマちゃんにはどんな先生が良いかな～と思って、ボサボサ頭に好感のもてるＹ先生に診察をお願いしました。
　　　　　　テキパキと診てくれるので助かります。
　　　　　　診断結果も適切なものでした、、、。
　　　　　　思っていた通り、「肛門嚢炎」との診断でした。
　　　　　　検便の結果は陰性でした。
　　　　　　１０日分の抗生物質（アモキシシリン錠・ジェネリック薬）を処方して頂きました。
　　　　　　
　　　　　　ロイヤルカナンを食べていて、この症状になったＷａｎを見るのは比較的珍しいですね。
　　　　　　タマちゃんの場合、預かった初日に固い便を出す事が多く心配してはいました。
　　　　　　軟便や下痢症から肛門嚢炎になるＷａｎが多いと聞きますが、固い便が続くＷａｎも括約筋が疲れてしまって肛門腺を絞る
　　　　　　力が弱ってしまい、肛門嚢炎に至るケースが時々見うけられます。
　　　　　　そもそも水を飲む量の少ない子は、牛乳などを足して嗜好性を高めてあげて、適度な給水を怠らない様にするといいですね。
　　　　　　タマちゃん、余り水を飲まないんですよぉ～
　　　　　　

　　　　　　病院から～運動場へ直行のタマちゃん。
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　
　　　　　　かしまし娘、レモン⇒アンジェラ⇒サリー⇒それと、お尻がタマちゃんです～
　　　　　　
　　　　　　ロビン７歳、元気です～（６月８日が誕生日）





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させて頂きます。
○飼い主家族とはぐれてしまい、保護されている犬達を無期限でお預かりする用意があります。
※全ての被災犬が対象です、犬種は問いません。現地までお引き取りに伺います。
※皆さまからの情報を広く求めておりますので、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
怪我からの回復・手術後の回復・PTSD（Post‐Traumatic Stress Disorder＝心的外傷後ストレス障害）等のリハビリテー
ションを必要とする犬（出来ればラブラドール種）を受け入れさせて頂きます。
対象犬の状態により、回復の見込み、回復までの期間を断言することは出来ませんが、常態に戻してから飼主さん又は里親さんに
お渡しする作業（リハビリテーション）を行います。
愛犬の怪我や種々の不具合でお悩みの方、一度ご相談下さい。相談日時、場所などはご要望にお応えいたします。
※保護犬などのご相談にも、別途お受けいたします。

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今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者（ブリ
ーダー）の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。

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☆☆☆ 台風が去って、一日の出来事～月曜日・・・

　　　
未明の天気は雨が降ったり止んだり、、、ハッキリしません。
哭きだす前に口封じをとハルちゃんにご飯を食べさせたのは３時半、小雨でした。
ハルちゃんのウンチを片付けながらベスを挟んで向こう側のケージをふと見ると、ルシーがお尻を落としています。
Ｐｕ～が出ちゃったんですね～。チョット緩くて黒い色をしたＰｕでした。変なもの食べたみたいです～
何も言わずにさっさと片付けて、電気を消して二階に上がりました。雨用の服に着替えです、、、、。
　　　　　　 Yahoo 天気予報より
　　　　　　そう言えば、昨日から「タマちゃん」が来ていました。
　　　　　　みんなの給餌を終えてから、タマちゃんのお母さんサリーとタマちゃん、レモン・アンジェラ・タイニーを連れて運動場へ、、、。
　　　　　　 何処でウンチしようかな？
　　　　　　家を出る時は降っていなかった雨、運動場に着いたら結構な降り方でした
　　　　　　タマちゃんと母犬サリーは大の仲良しです。
　　　　　　他の兄弟犬たちは団体に入っていたりして殆ど里帰りすることがないので、サリーが会えるのはタマちゃんだけなんですね。
　　　　　　タマちゃんって母親想いで優しいんです。控え目でおとなしくって、チョット茶目っ気の有るキュートなお嬢さんなんです
　　　　　　 お母さんといっしょ、、幸せ
　　　　　　そんなタマちゃん、なんだか様子が変ですね～。
　　　　　　盛んにお尻を地面にくっ付けています。そして、ズリズリと擦っています、、、。お尻がムズ痒いのでしょうか、、、、、。
　　　　　　念の為肛門周囲や肛門腺などを診てみましたが、原因を特定することは出来ませんでした。
　　　　　　午後になって手が空いてから、行きつけのクリニックに電話を入れて明日の予約（診察）をとりました。
　　　　　　梅雨の時期は色んな事が犬の身体に起きますが、飼主さんは忙しくって見過ごしていたのかもしれません。
　　　　　　肛門周囲の様子から、結構長く症状が続いていた様に見えましたから、、、、。
　　　　　　 お尻ズリズリ、、、、
　　　　　　昼過ぎ、黒くて緩いウンチをしたルーシー嬢とソーニャのコンビが運動場へ行きました。
　　　　　　
　　　　　　念の為抗菌剤を飲ませたルーシー、井戸の水を汲んでお腹一杯飲ませてみました。
　　　　　　 ぅんんめぇ～～
　　　　　　３リットルくらいは飲んでしまったでしょうか、、、、、？
　　　　　　 まんぷくぅ～～
　　　　　　徐々にお腹が膨らんで、重そうに見えます、、、、。
　　　　　　バケツの水に執着するルーシー、座り込んでしまって離れようとしません。
　　　　　　挙句の果てに、、、、ウゲッっと戻し（吐く）そうです、、、、
　　　　　　飲み過ぎですね～
　　　　　　 おえっ
　　　　　　お姉さんのソーニャがやってきて、「もう止めなさいと」言っているようでした、が、、、、、、。
　　　　　　 あんた、もうやめなはれ、、、
　　　　　　「いいから、あっち行ってよ、、」と、反抗期の娘らしい態度のルーシー、、、、、。
　　　　　　目が三角になっていました、、、。
　　　　　　 おおきな、おせわだＷａｎ！
　　　　　　「お馬鹿な子は相手に出来ないわ、、、」　　黙って（心の中で、ほんならいいわ、、、）立ち去るソーニャ。
　　　　　　 おゆるしください、、、、、
　　　　　　暫くして、雨宿りしているソーニャの元に、シャーリーがやって来ました。
　　　　　　「ゴメンねおばちゃん」と言ったかどうかは判りませんが、温厚なソーニャは反抗期のルーシーを許してあげているように
　　　　　　見えました。
　　　　　　 ゆるされて、やっぱりホッとして、、、
いつも気遣ってくれるお姉さん犬のソーニャが居て、はっちゃきルーシーはだんだんと落ち着いた良い子になって来ました。
それにしても大きなお腹。
お腹を壊していたらすぐに下痢をするくらい多量の水を飲んだルーシー、帰りの車に乗る頃までＰｕ～をすることはありませんでした。
オシッコだけは飲んだ分だけ出したようです。　黒いネバネバのウンチの原因は、汚い泥を食べたせいかと思います。
先週末、何時間も上段のランに一頭だけで出されていましたから、、、穴を掘ったりして、湿り気の有る土を食べたからなのでしょう。
いち早く飲ませてしまった抗菌剤が効いて、お腹の調子は収まって来ているように見えます。　相談した先生は、明日の朝もう一回だけ
お薬（ミミズの粉）を飲ませるようにアドバイスしてくれました、、、、。


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☆☆☆ 雨に濡れても～日曜日・・・

　　　
今日も雨降りです。
小止みなく降り続く雨、鬱陶しくもありますが何もかも流し去ってくれる雨。
豪雨は全てがリセットされるようで、良くもあり悪くもあり、、、でしょうか？
この時期の雨は、米作り農家にとってまさに恵みの雨ですね。
暗いうちからトラクターの音が、遠く近く響いていました。
雨の降る日を嫌うわけではないのですが、どうもこの頃（原発の事が有ってからは）濡れる事が心配になります。
今日は日曜日とあって、午前午後と見学の予定が入っています。
濡れずに犬達を見て貰う為には、、、どんな工夫をしようかなと、雨音を聞きながら考えていました。
　　　　　　 雨に咲く花
　　　　　　午前中に鎌倉から来られたご家族。
　　　　　　女の子二人いらっしゃる、若々しい四人家族でした。
　　　　　　 ハンガーストライキ中～ルーシー
　　　　　　レインウェアーを着て貰って、傘をさして貰って、、普段はＷａｎ達が入るべきサークルの中に入っていただきました。
　　　　　　それなら、ランに開放したＷａｎ達を衣服を汚されずに見れるという算段です。
　　　　　　この案は、大正解でした。
　　　　　　 来月新しい家庭に～シャーリー
　　　　　　午後から来られた見学者は、お子さん三人の五人家族。
　　　　　　雨脚が余りにも強くて、お話を先にうかがってからと言うことに、、、、。
　　　　　　一時間ばかりお話しした後、雨脚が弱った一時を見計らってＷａｎ達を見て頂きました。
　　　　　　 ミミズが好物～ハリー
　　　　　　どちらのご家族とも、犬を飼うのは全くの始めてです。
　　　　　　そして、お母さんにはマダマダ手のかかる小さなお子さんがいらっしゃいます。
　　　　　　なお且つ午後からのご家族は共働きと言う事で、家に誰もいなくなってしまう時間が９～１０時間ほど出来てしまいます。
　　　　　　 おしるこ遊び～飲んじゃいます～
　　　　　　二家族共に可愛い子犬がご希望でしたが、、、、残念ですが計画（子犬から飼う）を変更して頂く事にしました。
　　　　　　今迄の経験上、子犬から飼うのにはかなりの無理があるかもしれません。
　　　　　　色々な代替え案をお出しして、時間をかけて説明させて戴きました。
　　　　　　結果として、両家族共に判って戴けたようです。
　　　　　　ポンコツとしては、子犬に替わる素晴らしいパートナーを用意してあげなくてはなりませんが、幸い我が家には良いＷａｎ達が
　　　　　　揃っています。
　　　　　　一度帰ってから相談をし直す事をお勧めして、
　　　　　　後日改めてお子さんたちの気に入る素晴らしいＷａｎを見せてあげる事をお約束しました。
　　　　　　 さすがにギブアップ１８時
見学の方が帰って、ワン達のお世話。
良い被毛の持ち主たちも、連日にわたる水遊びに身体の乾きが遅くなっているようです。
身体を冷やさない様にする為に除湿機をフル稼働させて、ストーブを点け、更にエアコンにも働いて貰いました。
こうすると比較的短時間で被毛の乾燥が促されます。身体も冷えることなく、免疫力を失う事もありません。
※屋外主体で飼育中のＷａｎ達は、良い被毛を保つ為に濡れた身体をタオルで拭いたりすることは滅多にありません。
濡れた身体（泥や水）のままケージに収納し、前述の機器類を稼働させた飼育環境で休ませるだけです。一夜明けた翌朝には
素晴らしい被毛は更に良くなって、すっかり復活しています。（湿度設定５０％・温度設定２５度・サーキュレーター併用）



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☆☆☆ 梅雨（湿気）対策～土曜日・・・

　　　
雨です。
未明にメールが入りました。
知り合いからの深刻な相談で、決心がつかないので意見を聞きたいとの事でした。
１０歳になったばかりのラブラドール♂、足先に悪性腫瘍が出来ていて早急に断脚するようにと言われてしまったとのこと、、、、。
急きょ上京し、直接会って話すことにしました。
相談者もそれを望んでいるようですし。場合によっては、一緒に病院に行くことになるかも知れません。
慌ただしくワン達のお世話を終えてから、予定していたドッグショーの会場に行き事情が有って出られない旨を（スチュワードの方に）
伝えました。
普通ならば電話で話して区切りをつけるのですが、過去に一度同じ様なことで苦い思いをしていましたので、今回のことはどうしても
直接会って相談を聞かなければ悔いが残ると判断しました。

１４時帰宅。
結果として、今回断脚はせずに他の治療方法（セカンドオピニオンではなく、同病院で）を試してみる事にしたのですが、アドバイスの
結果で飼い主がそう決断したのかどうかは、不明です。
良い方向に進んでくれれば良いのですが、こればかりは、、、何とも難しい問題です。
※こう云う場合のアドバイスはとても難しいものです。方向性を示唆する様なアドバイスは出来ませんから、確固たる意見と相談者との
間に確かな信頼関係がなければ迂闊に相談には乗れないケースと言えますね。

関東地方も梅雨に入って、はやくも台風までが日本上陸を狙っている状況です。
今日は梅雨時の健康管理と飼育環境の湿気対策の事を書こうと思っていました。
取り急ぎ時間がないので、用意していた写真だけをアップさせて戴き、記事は後追いと言う事にして頂こうと思っています。
　　　　　　 除湿機（コンプレッサータイプ）
　　　　　　 排水、日に二回程
　　　　　　 エアコン稼働中
　　　　　　 空気清浄機と扇風機
　　　　　　 子犬専用の空気清浄機
　　　　　　 産箱の様子
　　　　　　 ピンクちゃん
　　　　　　 怖々～
　　　　　　 マリア
　　　　　　 マリア
　　　　　　 ロジャー君


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☆☆☆ 恋は焦らず～～金曜日・・・

　　　
You Can't Hurry Love　
ついに今日、関東地方も梅雨に入ったそうです。
昼の間は降らないとの予報を信じて、Ｗａｎ達の世話に滅法忙しい一日を送りました。
どう言うわけか、作業の合い間に何回かフィルコリンズの「恋は焦らず」と言う曲（唄）を聞いていました。
意識的にだったか無意識にだったかは判然としませんが、今日はこの歌を聞くと心が晴れるような気がしたからなのですが、、、、。
　　　　　　
　　　　　　１時半起床
　　　　　　暫くの間産箱の中で子犬達を抱きながらボ～ッとした時を過ごしました。
　　　　　　そうしながら、あれやこれやと色んな事を考えるんですね、、、もう癖です、。
　　　　　　考える事の殆どが目の前に迫っている「心配事」ばかりなのですが。
　　　　　　
　　　　　　今日は金曜日
　　　　　　ハル君を連れて動物病院へ行く日です。
　　　　　　利口なハル君は良く判っていて、「早くしろよ」としきりに爺婆を急かします、、、、、、。
　　　　　　９時半出発、今日も車は快調、目覚まし代わりのガムを噛みながら慎重に高速道路を走り抜けました。
　　　　　　
　　　　　　足の麻痺したハル君は、後ろの荷室で特別誂えのクッション（ベッド）に埋まっています。
　　　　　　普通ならばバリケンなどのクレートが使えるのですが、今のハル君をそれに入れるのは無理なのです。
　　　　　　チョットしたブレーキ操作で簡単に動いてしまう不安定な状態のハル君を運ぶのは、気を使わなければなりません。
　　　　　　ヨーロッパなら、違反運転で捕まってしまう運び方ですから、慎重のうえにも慎重に、、。
　　　　　　
　　　　　　１０時半病院到着
　　　　　　すぐに診察をして頂く事が出来てラッキー！でした。
　　　　　　シリンジが壊れてしまい済ませて来ることが出来なかった導尿は院長先生にやって頂きました。
　　　　　　尿検査や何やらが終わって、反応試験とリハビリ（歩行訓練ほか）の成果を診る為の検査等が手早くテキパキと進みます。
　　　　　　
　　　　　　手術後、今日で２７日目
　　　　　　ハル君の脚が麻痺してからは今日で４２日目になります。
　　　　　　依然腰から下の状態はブラブラのままで、自分から力を入れることは出来ない状態です。
　　　　　　
　　　　　　私達にとってこの種（半身麻痺）のリハビリは、犬では初めての経験になります。
　　　　　　手術時の状態は、最悪に近いグレードファイブVの状態でした。
　　　　　　通常この状態からの手術では（一般的には）回復（歩けるようになる）は、５０％（三年内）と言われています。
　　　　　　しかし何が何でも、足を動かす事が出来るようにしてあげたいものです。
　　　　　　夏前には結果を出したいと老骨に鞭打ち頑張っていますが、、果たして、、。
　　　　　　そのリハビリにじっと耐えているハル君も気丈ですが、、決して焦らず、、いつの日か恋の成就の様な気分を味あわせて
　　　　　　あげたいいたいものです。
　　　　　　今ハル君は「歩くこと」だけに希望を持って、頑張って、耐えている状態なのだと思っています。
　　　　　　この頃になって（吹っ切れたように）ハル君の顔付きが明るくなってきました。
　　　　　　先生もそれを指摘されて、「見込みあるかな～」と言うような表情をされていましたが、、、、、、。
　　　　　　診察・治療が終わって１０時５０分、新しい注射器（５０ｃｃ）を二本貰って帰路に、、、、。
　　　　　　
　　　　　　今までは帰り道に寄り道することはありませんでしたが、今日は無性にお腹が空いて、家まで２０分のところにある菖蒲町
　　　　　　「栄ラーメン」に寄って行くことにしました。
　　　　　　午後からの仕事も押していて、昼食を作る時間も勿体なかったからなのですが、、。
　　　　　　 醤油ラーメン（大盛り）
　　　　　　 餃子
　　　　　　 麺は独特の「青竹打ち」の手打ち麺です

　　　　　　夜は、親しい獣医さんと久し振りに会食しました。
　　　　　　真面目で誠実、勉強家の若い先生の話を聞くのは、爺婆にとって心地良いものです。
　　　　　　良い気分転換になりました。
　　　　　　 ダンデライオン
昔なら、「お百度」を踏んだり、「水垢離」をとったりするのでしょうが、、、、
科学の時代ではそれも少し躊躇われます、、、、。
会食した先生の話からヒントを掴んで、低周波治療器の改造に取り掛かりました。
明日はドッグショーがあると言うのに、、、、それの準備もままならず、、困りました。
ハル君が歩けるようになるのが、先ず、先決のことなのですからリハビリ優先は仕方ないですね、、、、、、。



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