癌に罹ってしまった、
寝たきりになってしまった、
切羽詰まって相談されることがある。
相談者の殆どは、お話を聞いている内に
涙をながして、電話では聞き取れない声になってしまう。
生き物である限り
命には限りがある。
とくに殆どの動物(犬)は、人間のようには長く生きられない。
たとえ無病息災で過ごさせることが出来た犬であっても、寿命を伸ばすことは出来ない。
犬も老いると 子供帰りすることがある。
犬に愛情を注ぎ、本当に可愛がるのは、愛犬が老いて いかにも弱々しくなってからであると思う。
余計なことをしないで 『楽しく暮らそうね....』が、老いた犬と人との約束事であるかもしれない。
愛情込めた呼び方(決して命令調にならない)が出来るようになれば、老犬の気持ちはいつも穏やかだ。
プライドを尊重し、優しく(普通に)接してあげる。 決して急がせたりしない。
食べなくなったら 無理に食べさせない。
食いしん坊のラブラドールが、食べなくなるという意味を考えなくてはならない。
飼い主の義務として、最後は必ず家で見送ると言うことだ。
決して病院などに入れて、点滴の管を付けさせてはならない。
※ラブラドールは、どうあがいても 14~5年しか生きられない。
飼ったその時から亡くなるときのことを考えておくべきだし、少なくとも見送りの仕方くらいは学んでおきたい。
人間同様に犬も癌になる。
原因は様々だが......
若し 癌になったら どんなふうに接してあげたらいいのか?
という事も、学んでおいて悔いはない。
よくある相談は、
すぐに「断脚しなければ」、すぐに「抗がん剤治療をはじめなければ」、余命は○○です「入院して治療
を行えば」長く生きられます、、、、等と言ったいかにも切羽詰ったものばかりで、切なくなる。
然し、『すぐに○○しなければ助からないですよ』という様な言い方は、酷い言葉だと思う。
そんな「馬鹿な言葉」を平気で言う人間が、折角の犬の命を縮めてしまうことが良くあると聞く。
我々が、切羽詰まっての色々な相談を受けて、いつも言う言葉(アドバイス)は10年前と変わらない。
癌になって、セカンドオピニオンを探して、任意に治療法を選択して、寿命前に亡くなった犬は僅かだ。
読んでみて......
犬を飼う人にお勧めの本の中の一冊です。
人生最期のケアについて考えるとき、患者さん本人の意思を尊重することが大切だという考えは、多くの人が
共感することだと思います。
近年、なるべく自然に穏やかな最期を迎えたい、と望む人が増えているように思います。
そして、そのような希望を家族とオープンに話をする人も増えてきているので、今後本人が望まない延命治療
を行うケースは少しずつ減るでしょう。
しかし、それでもなお、「見送り」をする家族には大きな不安が残るのではないでしょうか。それは、「もし延命治
療をしないのであれば、私はいったい何をしてあげられるのか」、という不安。
言い換えれば、「死に逝く人は何を求めているのか?」という本質的な疑問です。
大切な人のニーズを知るためには、どうすればいいのでしょう。まず、私たちは彼らの想いにしっかりと耳を傾け
る必要があります。
青森のホスピス病棟で出会った万里子さんという50代の女性です。
末期の乳がんを患っていた万里子さんは、抗がん剤治療を試してみたものの、期待した効果は見られませんで
した。 彼女がホスピスへの入院を希望したとき、旦那さんは強く反対しました。
「旦那は抗がん剤をやめるっていうことは、死を認めるっていうことだと思っていてね。『あきらめないでくれ』って
泣きつかれたわ」
親戚や友人には、「家族のためにも治療を続けなきゃだめよ!」と言われ、他のがん患者からは、「あなた勇気あ
るわねえ。 ホスピスに行くっていうことは、死ぬっていうことと同じよ」とも言われたそうです。
誰も自分の気持ちを理解してくれない......。万里子さんは、どんどん「孤独」を感じるようになっていたのです。
彼女は、涙ながらにこう語りました。
「私はあきらめたわけじゃないの。これだけはわかってほしい。
最期まで人間らしく生きたいだけなの。死ぬのは怖くないけど、自分らしく生きたいのよ」
彼女のように、心境をわかってもらえないと嘆く患者さんは本当に多いです。
出典記事:佐藤由美子 (米国認定音楽療法士)/ハフィントンポスト日本版 12/31
先週もご紹介しましたが、
今週のキャンサーカフェ、「石飛幸三先生」のお話には 深く考えさせられるものが有りました。
もしガンや介護のことを、もっと知りたいと思う方は、是非聴いてみてください。
《PLAY》ボタンを押すと番組を聞くことが出来ます。
お勧めの一冊です
佐藤 由美子 | |
ポプラ社 |
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今月の言葉...
限界が見えてからが勝負!
技術的能力の限界を知る、その先がプロの戦いだから...
by 野村克也=ワタシの履歴書
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お知らせ ①
2017年一回目のワークショップ(勉強会)は、2月12日(日曜日)に行います。
※そろそろシニアの仲間入りをする愛犬を飼育中のメンバーさん。
シニア犬の給餌法や、リハビリやトレーニングの事などを学んでみましょう。
於 町民会館「フレサ」会議室にて。
お知らせ ②
成犬(Y牡) 若犬(Y牝) 譲渡いたします。 ※BVA検査済み
体型/性格ともに優秀な若犬です。 ご希望の方は、詳細をお問い合わせください。
お願い...
不要になったランニングマシーン・トレッドミルをお譲り下さい。
ご使用になっていない不用品としてのマシーンが有れば、(関東甲信越圏内)お引き取りに伺います。
※走行ベルト=実効長130センチ以上のマシンを探しています。
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カレンダー Triplestar Labradors Calendar
トリプルスターの予定表です。
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