★★★ 二月が過ぎて行きます・・・

天気予報とは裏腹に、どんよりと曇った一日でした。
満開の梅にメジロの一群がやって来て、花の蜜を吸っています。
その賑やかなこと、、、。
数分間の事でしたがその場を動けず、ぽかんと口を開けてメジロ達の戯れる姿に見とれて
いました。

◇まもなく２０日目を迎えるヒマワリの子供達。

◇子供達は良く育っています。ヒマワリの授乳は一日に５回行われます。この頃の母犬への給餌は、授乳の前に行います。
お腹を満たしたヒマワリは産箱内に出勤すると、先ず子供達の便を舐めとったりして掃除をしたあと、子供達のお腹を舐めて
排泄を促します。
便や尿を残らずきれいに舐めとるので、産箱の敷物などが汚れる事は滅多にありません。我々（人間）が一番楽な時です。

◇手際良く作業が進められて全ての子供の面倒が終わると、産箱の隅におもむろに身体を横たえて仔犬達が乳房に殺到する
のを上手にさばきます。

◇無事に全ての子供達が乳房に吸い付き、強い力で吸い始めると少しして母乳は一気に出る時を迎えます。
子犬の中にはむせ返ってしまう子もいるくらい、母乳の出方の凄い時があります。

◇丁度その頃、母犬には睡魔が襲いかかります。
少し前（子犬の小さい頃）は完全に体を横たえ、少し上向き加減になって反対側の乳房にも吸いつける様にして寝る体勢を取り
ました。仔犬達が静かに飲んでいる間睡眠をとることもありましたが、今（子犬が大きくなって）はそれが出来ません。

◇全ての仔犬が完全に乳房を獲得すると、母犬（ひまわり）は上体を起こして座る格好になります。
こうしないと大きくなった仔犬達が上手く乳を飲む事が出来ないからです。

◇座っていても睡魔は遠慮なく襲いかかります。時々ガクンと身体のちからがぬけて、思わず体勢を崩す時があります。
この頃の母犬の授乳行為は大変な労働作業なのです。
仔犬達が満足して母犬から離れその辺にゴロンと横たわってしまうと、母犬は自分の身体を舐めたりして綺麗に身支度を整え
ます。授乳が終わった母犬は喉がカラカラに乾いています。薄めた牛乳や薄めたヨーグルトを３５０シシー程与えると、ヒマワリ
は美味しそうに喉を鳴らしてそれを飲みます。
仔犬達がテンデンバラバラに眠った頃を見計らって、母犬（ヒマワリ）を産箱から出してケージで休ませます。
数日経つと、子供達には少しずつ離乳食が与えられ始めます。母犬が一息付ける頃、世話をする人間達はとても忙しくなります。
何はともあれ、母子ともに健康。ヒマワリの子育ては、ジュンチョーに進んでいます。

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◆犬は不思議と飼い主に似て、飼い主は不思議と飼い犬の様に変わるもの。ん？性格の事ですよ、、、、、。
禁煙にお構い無し、何本もプカプカ吸う！
本場の犬達、特に大型犬は驚くほど骨太でデカイ。こう云った犬種達を飼う人達は、間違いなく大きくてそして重そうです。
Substantial　ラブラドールにも大変重要とされるところですが、これらの犬種には絶対感じられなくてはいけない要素です。

働く場所（山や丘）で見かけるこの手の犬種は、大きくて力強くて温かでした。生後５～６か月の仔犬達ですら、日本で見かける
成犬以上の実質感があります。
一番驚くのはその運動能力です。彼ら達をハンドリングするにふさわしい？大きな身体のハンドラー達は、想像もつかないスピ
ードで大きな犬達と共にリンクを駆けます。
ポンコツのジャポネは、ただただ、ポカンと口を開けて、、、、、、、見入るばかりなりけり、、、、、。
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皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます～。

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出来る限りお答えさせて頂ければと思っています。

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★★★ 雨・予定変更・・・

午前中早くに、冷たい雨が降り始めました。
時にミゾレまじりなって、どんよりと重く垂れこめた
雲間からシトシトと降る冷雨。
空を見上げると、吸い込まれそうな感覚に陥ります。今日は停滞の日でした、、、。

　　　　　　　　
◇午前中に動物病院に行く予定でした。リハビリの進んだＨａｒｕ君の状態と、昨日から左腕を痛がっているデュークを診て貰う
予定でしたが、急きょ院長の予定が変わって取り止めです。
デュークには痛み止めを与えてから終日ケージで休ませました。
俺ねむ～い、DUKE
◇デュークのお隣さんはウランちゃんです。ウランはどこも悪い所は無いのですが、最近少しお行儀が悪くなって来ました。
そう、よく言う「要求吠え」をする様になったのです。目が合うと、生意気そうな仕草で「ここから出せ」と訴えます（吠えます）。
暫くはなにもせずに静観していましたが、頃合いを見計らって無言でマズルをギュッと掴んであげました。
それだけで何をされたか、ウランには理解出来た様です。利口なのか？気が弱いのか？それともその両方なのか？？
おい、出してくで～URAN
◇室内飼育の良い処は、常に身近に犬を観察できるところです。「此方（飼い主）の生活ぶりを良く観察させる」とともに、「犬と
しての立場を理解させる事」。それには、第三者的立場に立った（愛情のこもった）冷静な「飼い主としての目」が必要ですね。
特に育ち盛りの大事な時期の子犬の育て方には、子犬の身体の部分と心の部分両方を正しく見てあげる「観察眼」が必
要とされます。どんな子犬も初めはみんな「良い子犬」なのですから、素直に「良い犬」に育てあげたいものです。
　　よぉ～～～っく判りました、へへ～～～
◇午後のお茶のひと時、ヒマワリに隠れて産箱から一頭づつ仔犬を出して来て、テーブルに載せて観察します。
子犬を（ヒマワリの仔犬）を初めて見るレモンがさっそく煩く啼きます。
ケージの扉越しにイケナイと強く諫め、静かになったのを見計らい手を舐めさせて褒めてあげます。
他の犬達は、それを見て啼くのを躊躇しているようです。
ウィンディー？なのか？？？？
◇今回のヒマワリの子供達は、みんな物凄い被毛をしています。特にこの緑君（♂）は、まるで羊の子のような毛をしていてとても
愛くるしいパピーと言えます。
今はとりあえず、ヒツジチャンと呼んでます。
◇数日前から歩き始めるとともに、目もポチンと点を打ったように明きました。
日に日に子犬の目は大きく明いて、動くものから
見える様になっていきます、、、、、。
◇歩き始めの子犬の爪は尖っていて一寸心地良い痛さを感じます。本来は切ってあげた方が良いのですが、我が家の産箱は
床が敷物になっている関係上、上手く歩けるようになるまで暫くは切ることをしません。
授乳時に母犬ヒマワリが余り痛がるようであれば、切る頃合いになったと見るべきなのですが、、、、、、。
イギリスの犬舎Sandylands
◆イギリスの良さは沢山ありますが、雑草の少なさとゴミの少なさは素朴な驚きです。確かに文化程度と言ったものを感じます。
ブリーダーの犬の育て方には、人の役に立つ生きものを作り上げて育て上げて行く熟成された緻密さが濃く漂っています。
貢献した犬と、受け継いだ若犬。
◆一流の犬舎は何処の犬舎も、犬達が清潔に保たれています。
動物が暮らしていくのに正しい環境が作られ、そこから正しく健全な犬達が生まれて育てられて行くのですね、、。

◇明日は土曜日、晴れて良い天気になるそうです。
運動場は、除草剤を散布する時期になりました。
たっぷりと水分を含んだ椎茸の榾木は、丁寧に半透明のビニールシートで覆います。
来週末には大量のドンコの収穫が期待されます。
本格的な春が近づくに連れて、ポンコツの仕事は山と増えます。
マダマダ倒れられませんね～～。

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★★★ ヘッドライトテールライト・・・

終日曇り空の一日でした。
全てが沈んだ様に静かな雰囲気に包まれて、小鳥達の声が
際立って聞こえる落ち着いた一日もたまには好いものです。 
気ぜわしい毎日に、朝のひと時がほんの一瞬のタイムスリップのようです。

◇午後から崩れると言う天気予報でした。午前中に集中して犬達の世話をして、午後はＰＣの前に固くうずくまって過ごしました。

◇Ｈａｒｕ君のリハビリは順調に進んでいます。気候がこんな具合ですので無理は絶対に出来ません。少しずつですが、焦ること
なく前進しています。ただ、困った事に。この処Ｈａｒｕ君が我儘な傾向を見せています、、。身体が元に回復し、気持の上でも安心
出来ているのでしょう。しかし喜んでよいのか、はたまた、、、、、。どうしてどうして、中々作業は楽になりません。



◇↓来月からショーに出してみようと思っていたデューク君。七か月を過ぎて、ジコシュチョーが強くなって来ました。
しかし他の犬達に比べたらてんで可愛いものです。こいつの「気働き」には早いうちから気が付いていましたが、不思議な犬で
す。
家に帰って、ケージから出るときなどに前足を庇う仕草をしています。午後からの運動中、目を離した隙に何処か痛めたので
しょうか？
庇う仕草からは、肘から下を痛めた様に思えます。３０キロを超えた体重を支えて、一番危なっかしい時期（月齢）です。稀に、
「汎骨炎」と言う事も考えられます。とりあえず痛み止めのサプリメントを投与し、明日詳しく様子を見てみる事にしました。

◇順調に育っているひまわりの子供達。６頭全てが歩き始めました。目も小さく明いて、毎回の体重測定時には嫌がって手を焼
かせてくれます。
ここにきて、ひまわりの我儘振りがどんどんエスカレートしてきています。三週間目を過ぎた頃、キョーレツなお灸を据えてあげよ
うと、今は思っています。
しかし、子犬は可愛いものです。


村のパブ美味い食べ物と美味い酒。
◆尻に火がついたと言うか？この処休憩もそこそこに仕事をしなければ一日が終わらない毎日です。
ＰＣに向かっての作業が重なり、夕飯のメニューも気にならなくなってしまいました
体力も少しばかり落ちてしまった様で、何故か花粉症の症状も出て来てしまいました。
こんな時は、うんまいキドニーパイでも食べて気合を入れ直したいものなんですが～～。
時間が無い～～～～～～～～
ヘッドライトテールライト

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★★★ 三寒四温サンカンシオンか・・・

ここにきて不順な天候が続いています。
春の三寒四温とでも言うのでしょうか、、？
ポンコツはそれなりに、体調維持にも気を使っています。
体調は食からと考えていますので、食べ物を噛む歯を大事にしたいものです。

◇歯医者さんに行く日でした。テレビショッピングならぬラジオショッピング（TBS）で購入した、音波振動歯ブラシを使って歯を
念入りに綺麗にして出掛けました。

◇歯医者さんまでは車で小一時間の道のりです。運転をしながら、眠気覚ましに二本のペットボトルを飲みほしたもんですから、
治療中にトイレに行きたくなって困りました。

◇治療はイチオウ今日でお終いでした。
次回は八月に入ってからとのインチョーの話でした。
が、何で八月なのかは、聞き洩らしました。
そう言えば、借りっぱなしの本、確か「人間の品格」を返すのを忘れていました。困ったもんです～。

◆生後１５日を過ぎて、仔犬達がよちよちと歩き始めました。目も小さく点を打った様に明いて来ました。

◇こうなると早いものです、四五日すると産箱の中を駆け回る様になるでしょう。
早目に「離乳食」を与えられるようになるかもしれません。

◇離乳食と言えば、イギリスのブリーダー達からは色々と教えて貰ってはいるのですが、なかなか完全実行には至っていません。
今回の仔犬達には「教えて貰った事」を参考にして頑張ってみようと思っています。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇ウェブサイト（リニューアル予定）に使う写真を整理しています。メモや未整理の写真などが沢山でて来てサッパリはかどりません。
FLATCOATED RETRIEVER
★MIDLAND COUNTIES CANAINE SOCIETY CHAMPIONSHIP DOG-SHOW★
LABRADOR RETRIEVER
CRUFTSにて、LabradorRetriever
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◇一概に「三寒四温」と言ってよいのかわかりませんが、暖かかったり寒かったり（冷え込んだり）気候がめまぐるしく変化してい
ます。健康な大人でも、ついて行くのになかなか難儀なものです。
と言う事で、コンディションを崩してしまったＷａｎからの相談をよく受けます。
こんな時期の体調管理は、「室温の調節」と「食（給餌）」に注意を払うと良いと思います。
「室温」⇒暖房器具を上手に使う事～夜になると暖房を切る家庭が多いのですが、犬達は寝ている時に温度が下がると、概して
体温調節が間に合わず軟便（下痢になる犬もいます）になったりします。
暖房は終日つけっ放しにして、家屋全体を暖めておくようにするとＷａｎ達には快適な環境と言えます。（床上６０センチで、２０度
～２５度位）
活動している時は、零下の屋外で平気で過ごせるラブラドールですが、就寝中は無防備です。温度が下がると体力を使い、痩せ
たり免疫力などが著しく低下し、ひいてはコンディションを崩します。
「食」⇒春を前に、朝晩の給餌にはやや暖かなもの（ぬるま湯でも構いません）をかけて与えたりして、通常の八分目程のボリュー
ムながら、満足感（満腹感ではない）を与える様に心掛けます。内臓（消化器官）の働きを活発化し、健康度を高めましょう。
換毛期前に「肥満」を解消させておきたいものです。健康度が高まると免疫力も向上しますし、アレルギーなどの回避にもなります。
そんなこんな、愛犬への小さな心掛けが夏を前にしたＤｏｇ管理の注意点でしょうか。

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★★★ 「健康診断」と言うか・・・

どんよりと曇って寒～い一日。
「バロン」を、都内に住む新しいオーナーさんが迎えに
来ました。
今日も出入りの多い一日となりそうです、犬舎の暖房を
強め（２２～２４度）に設定しておきました。
午後になって、チャミちゃんの「健康診断」の為、動物病院へ行きました。

◇数日前にひょんな事から都内の動物病院に行ったチャミちゃん（チャミチャン→ちょっと言いにくい⇒以降チャミ）。
いきなり心配な診断を下されてしまいました。落ち込んじゃう～～。
デハ、セカンドオピニオンへと言う事でポンコツが預かって、此方の病院へ来たと言うわけです。
と言いますか、飼主さんとしては最初の病院が余り信用出来なかったので何処か他の専門病院で診て欲しいとの依頼でした。
なので此方の病院へは、初めに診た都内の病院での事は詳しくは話していません。

◆最近多くなって来た傾向なのですが、軽い気持ちで病院に行って、いきなり獣医さんから、これは「悪性の腫瘍（癌）です、肘
または肩から切断しないと転移して命を失います。」どうしますか？今日中に判断して手術の予約を入れて下さい。とか、、、
未だ５か月齢位の子犬に、「股関節形成不全です」少ししてから手術しないといけないかも知れません。とか～、、、
生後３か月齢の子犬の瞼に出来たモノモライを、「遺伝性の眼の疾患ですからすぐに手術しましょう、」その場合全身麻酔となり
ますから覚悟しておいて下さい。等など、、、気の小さい飼い主さんならずともビックリしてしまう内容の診断なのですが、、、。
ヒジョーニ困ったことだと思います～です。

◇実は今日病院へやって来たチャミも似たようなケースなので、専門病院の新しい確かな機械を使って調べて貰う事にしたの
です。
「検査」は慎重に行われ、時間もかかります。多くの場合、病院の診療時間外に特別な時間をとって戴き検査することとなります。

◇午後一時半、閑散として明るい待合室は他に人も動物もいませんでしたので、チャミは落ち着いていました。
丁度出くわしたケコゲに遊んでもらったり、白い歯を見せてのガチガチゴッコで笑わせたり、、、超リラックスのチャミでした。

◇若い獣医さんから名前を呼ばれた時は、流石に心配そうに緊張していたチャミでしたが、、、、、、。
一時間ほどで検査は終わりました。担当獣医師からレントゲン写真を見ながらの説明を聞いて、心配する程の事では無いとの
結論に、ヤッパリと変な納得をしたポンコツなのでした。ヤレヤレ、、、

◇ジャスミンの肢に出来た腫瘍も、良性なもので全く心配ない事が判ってホッとしているケコゲとマナゲと別れて、チャミは一旦
運動場へ帰りました。
冷たい空気の中でデュークと隣り合わせのサークルに入って遊び、犬舎のみんなと美味しい夕ご飯を食べてから家に帰りました。

◇チャミのお部屋（ケージ）は産室にあります。興味深そうに産箱をのぞくチャミ。少し経つとこの子たちと遊べるようになるんだ
よ～。
今日もお腹がパンパンで、下を向くことが出来ない子供達が、膨れたお腹を上にして楽しそうな夢を見ていました。

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