何かと気ぜわしい年の瀬
粗方の仕事が片付き、
ホッとしたいタイミングで
良い天気に恵まれました...。
今日も、
コンディショニング中のワンコ達を連れて
日がな一日、運動場で過しました。
天気が良いと、ワンコ達の気持ちが
弾んでいるように感じて、嬉しくなりますね。
ワンコもシニア期に入ると
日常生活全般に気を遣わなければ
ならなくなります。
給餌方法や運動の仕方などが上手くいかないと、
太りすぎてしまったり、
骨格を狂わせてしまったり、
関節を痛めてしまったり、
身体のある部分に、脂肪の大きな塊
などが出来やすくなってしまいます。
色々な種類の加齢性の疾患を防ぐために、
まず心掛けなければいけないこととして、
適度な運動を欠かさないように務めること、
日々ポジティブ(意欲的)な精神状態を保つ工夫をする、
シニア犬の健康状態に見合った栄養を与えること...
等などがあげられます。
疾患を抱えているか否かの判断は、
熟練した目を必要としますので、
タイミングを逃さずに、
そういう部分のエキスパートに愛犬を
見て貰うことが大事なこととなります。
※いきなり動物病院に行くのは、
幾つかの点で、
あまりお勧めではありません。
飼い主さんの責任として、
愛犬の今の状態が、
太り過ぎていないかどうかの判断は、
とても大事な点検項目の一つです。
痩せすぎていても良くありませんが、
太りすぎが長く続くと、致命的な問題を
発生させる要因を作ることにもなりかねません。
シニア犬のコンディショニングは、
ある種のリハビリテーションと考えて良いでしょう。
障害を抱えたシニア犬に対しては、無理なことは一切出来ませんから、
改善すべき点を明らかにして、のんびり構えて行なうことが大事です。
そして良い結果を得るには、対象犬にかけられる豊富な時間と、
なににも圧迫されない広いリハビリ環境を必要とします。
※天気が良いと、改善の進行度においても、予想以上の結果が得られます。
シニア犬を見る場合(ラブラドール種に限って)、
首の様子や、背線(はいせん/背中の水平度/直線度合い)や、
保持された尾の様子(非常に大事)、
歩き方(バランスの狂い/座り込むまでの時間)、
等を子細に見て、どこに問題が有るか等を判断します。
座った時の様子(首の後ろから背中にかけての屈曲度/尾の様子)も、
抱えた疾患を見抜くための、大きな要素と考えられます。
今日も より一層のリハビリ効果を得るために、
クリッカーなどを使って、ワンコ達の意欲を高めました。
これを使ったおかげで、今日だけを捉えても、ずいぶんと
改善された部分があります。
今更ながら、凄いアイテムなんだなと感心しますね。
姿勢を整える作業
姿勢は犬の健全性を見るバロメーター
健全な犬は姿勢が良く、姿勢を整えてあげることにより
犬の抱えた多くの疾患が、改善の方向に向かいます。
シニア犬は、特に食べ物に意欲的です。
食べ物=ご褒美を用いたトレーニングが
無理なく行えて、達成感も深く得られます。
悪い姿勢や、骨格の狂いなどが、
比較的短時間(数週間)で治せますので、お勧めの手法です。
※シニア犬のコンディショニング(リハビリテーション)に用いられる薬剤や食材など。
加齢による、末梢動脈疾患などにともなう諸症状に有効な薬として、
リマプロスト アルファデクス(プロレナールやオパルモン等)が効果的です。
また、ビタミンE(ユベラ等の合成型のEは不可=効果無し)等も多く用います。
補食剤としては、無糖プロティン、グルタミン、クレアチン、EAA 等が用いられます。
※フードを療法食などに変えることは、あまり勧められません。また、手作りの給餌も
栄養不足が甚だしく、犬に苦痛を与える結果を招きかねません。
タイミング良く、ミルク(タンパク質/アミノ酸)を飲む
吠える(只今警戒中...)⇒アドレナリンの分泌
お知らせ
来年/令和二年の新年会は
一月19日(日曜日)に行ないます。
みなさま奮ってご参加下さい。。。(^_^)
カレンダー
Triplestar Labradors Calendar
トリプルスターの予定表です。
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