12年前の五月は寒かった
犬舎の片隅に段ボールに入れられて
二匹の猫の赤ちゃんが捨てられていました。
その時点で、毛の生えた肉の塊、可愛そうに離乳前の赤ちゃんでした。
人も猫も、ある種の感情が湧かないうちに捨てられるのでしょうか?
朝早く暗いうちに泣き声で気がつき、保護したので助かりましたが、この
辺りには狸や狐、アライグマ等の肉食動物が徘徊していて、先に見つけて
良かったのです。
ウンチまみれの毛の塊は、殆ど私が育てたのですが、あるときからは同じ
境遇で育ったピッピや、サリーというイギリスから渡ってきた犬たちが、
二匹の子猫の世話をしました。
広い運動場で遊ばせるだけ遊ばせた後は、Kko-さんの許しを得て、我が家に
と、連れ帰りました。
家飼いの猫は、基本的に屋外には開放できません。猫エイズという病気があ
るからなのですが、必然的に飼い方は難しくなります。
なにはともあれ、育ての親のサリーちゃんはとうの昔に天国に旅経ちましたが、
その後の猫たちは、まるで犬のように健康で元気に暮らし、今に至りました。
水分を加えたご飯は、常に完食。一般の猫のように、残すことは殆どありません。
また幾つかのルールを覚えて、ハウスと一言言えば猫専用の大きな金属ケージに
入ってくれます。
なによりこの子達の功績は、リハビリを受ける犬たちの癒やしになってくれると
言うことです。
ケージの隙間から手を差し出して、落ち込んでいる犬に匂いを嗅がせ、舐めさせて
気を引くのです。
どんなに重症で、人に心を開かない犬であっても、猫たちのこの種の作戦には、手
もなく籠絡されてしまうのですから... 猫は怖い動物です。
まあ、我が家で猫の上に君臨するのは、ジェイクぐらいのもんでしょうか?
この猫たちも、健康の維持と言うことにはとても気を遣っています。
野原で獲れる、蛇や蛙、ネズミなどの代わりになる様な、豊富なタンパク質を与え、
特にグルタミンというアミノ酸を与えていますが、結果はすこぶる良好です。
※ハッキリ言って、遺棄されたこの猫たちは余り健康とは言えない状態でした。
と言うより、長じて幾つもの病気に冒されても仕方の無いような身体の持ち主
でしたが、やはり生き物は育て方しだいなのですね~。勉強させて貰いました。
コロナ騒ぎで、世界的な品薄状態のビタミンC
再来月分(人間用)が漸く届きました。
高用量ビタミンCによる治療
オーソモレキュラー(栄養療法)よりの抜粋
藤川徳美(精神科医)ブログより
アデノウイルス、インフルエンザウイルスはDNAウイルスである。
高用量ビタミンCは、ウイルスのRNA、DNAを切断し、ウイルスの増殖
を防ぐ。
ウイルス性肺炎で、高熱、意識障害を起こした人に、72時間で140gの
C点滴を行ったところ3日で完治した。
乳幼児突然死症候群(SIDS)は、インフルエンザなどのウイルス感染後、
脳症を起こし急死する疾患。
この患者には当然高用量ビタミンCの点滴が効果がある。
重篤なウイルス性疾患
C1gは5ccの溶液に溶ける。
体重1kgあたり350~700mgのC点滴を行う。
高用量のC点滴を行う際には、グルコン酸カルシウム1gを入れる。
歯科疾患、歯茎の疾患にも10gのC投与が有効である。
火傷
火傷を起こすと血中のC濃度は急激に低下する。
火傷部位に3%Cを噴霧し、A軟膏、D軟膏を塗布する。
体重1kgあたり500mgのC点滴を行う。
妊娠、出産
妊娠期間中には高用量のCが必要。
最初の3ヶ月は4g、次の3ヶ月は6g、最後の3ヶ月は10gが必要。
20%の妊婦は、最後の3ヶ月には15gが必要。
新生児には50mgのC投与で開始。
手術
手術直後、C濃度は通常のほぼ1/4に低下する。
術後12時間後には、C濃度は通常の1/2になる。
術後24時間後には、C濃度は通常の3/4になる。
術後には、高用量のC投与が必要であり、全員10g服用すべき。
癌
癌は、トリプトファン代謝の異常がある。
Cは抗癌ビタミンである。
骨髄性白血病には、25~30gのC点滴を毎日行う。
全ての癌に対して、100~300gのC点滴を毎日、2~3ヶ月行う。
因みに初期治療のミスがもとで重症化した我が家のKko-さんの場合。
咬傷からの骨髄炎
ある時点から一時間おきに1,000~2,000ミリグラムのビタミンCを摂取
することを勧め、実行して貰いました。(+二時間おきにNAC1,000mg)
現在の状況は、セカンドオピニオンによる治療の効果もあって、著し
い回復を見せています。
※現在治療にあたっている手指専門の整形外科医は、診療の度に首を傾
げるような仕草を見せるというが...。
このことからもビタミンCの効果は想像以上であることが理解できます。
※犬や猫などほとんどの哺乳類は、ブドウ糖を元にして体内でビタミンCを
作ることができるので、特別にビタミンCの摂取に気を付ける必要がない
と言う考え方があるが、根拠に乏しい。
私は特にある年齢に達した犬たちには、E,B,等の他に日常的に500mgのCを
与えていますが、非常に良い結果を得られています。
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