☆☆☆ 面会日、長い一日～土曜日・・・

　
昨日の雨は今朝まで残っていました。
今日は、お預かりしている犬達の飼主さんが面会に来られる日です。
起床を一時間早めて色々と準備にあたりました。
月の晦日、フィラリア予防薬投与の日です。間違いの無いよう、給餌と一緒に食べさせました。
　　　　　
◇四時半、全ての犬達の排泄、給餌が終わって飼育室内の清掃開始。時間が無いので掃除機をかけるのを割愛。
　　　　　
◇五時半、リハビリの為の制限運動等を開始。今日面会対象の犬達は、全て落ち着きがあり良い状態にありました。
　　　　　
◇七時半、朝のリハビリを終了。冷たいトマトジュースを飲んで一息ついてから着替え。汗を吸って重くなったポロシャツは脱ぎにくく、
変な格好をした為か、背中の筋肉を捩ってしまったようです、、、痛！
　　　　　
◇八時丁度、身支度が整い甘い豆乳バナナを飲んでいるとＴ君の飼主さんが到着。
丁度パピー達を遊ばせる時間と重なっていたので、車から降ろすのを手伝って戴きました。
子犬達をサークルに分散し終わってから、疲れて寝込んでいたＴ君を起こす、眠そうでした。
　　　　　
◇八時半、Ｊ君の飼主さんがルーカスを連れて到着。
ランの中ではＴ君と飼主さんの触れ合いが続いています。
アプローチのランにＪ君を出す。早朝から激しく遊んだ割には元気いっぱいのＪ君。さっそく仲良しのルーカスとジャレ合いが始まります。
穏やかなＪ君の表情と、徐々に身体が出来上がりつつある様子を見て、飼主さん夫妻の顔が明るくなりました。
　　　　　
◇九時頃、お茶の時間。
個々の犬の経過報告と、今後の推移についてのお話。
飼主さん達の希望や意見などをお聴きして、大事なことは何べんも繰り返し説明させていただきました。
犬達の経過は確実に良くなっていて、飼主さん達との話も明るく弾んだものになります。
飼育に関しての考え違いや間違っていた事などを忌憚なく話して戴き、今後のアドバイスの為に役に立てられそうです。
　　　　　
◇十時、面会の飼主さん達が名残り惜しそうに帰りの準備。肝心の犬達は、意外にサバサバとして空調の効いた待機車両へ、、、。
大事なひと時、楽しいひと時が終わってポンコツ達もホッと一息。後片付けが終わって、パピー達は帰宅です。
　　　　　
◇十時半、面会の間休んでいた犬達をグループごとに順番にランに解放。
三十分後、個々のケージに犬達を収納。２５０シーシーづつの給水、（各頭これまでに７００ｃｃを飲んだことになります）空調を高めに
設定し直し休止させました。
◇入浴後サッパリしてから朝食を兼ねた昼食。讃岐饂飩の細麺をざるうどんにして戴きました。
朝昼食を軽目にしたのは、夕食にカレーを食べる理由があったからでした。
◇午後二時、ノアやソーニャを連れてアキアカネの舞う運動場へ。
この時期は夕立が多く、早目早目に作業を進めておかないと痛い目に会うことがあります。
幸い今日は思っていたほど気温が上がらず、犬達は夕方までのんびりとしたひと時が楽しめた様です。
明日は日曜、朝七時から一組だけ子犬の面会があります。暑くならなければ好いのですが、、、、、。

お知らせ チョコレートカラーの子犬（５月２２日生れ・牡と牝各一頭）をお譲り致します。
ご希望の方いらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
お渡し時期は８月下旬（生後９０日目以降）。二回目のワクチン接種、マイクロチップの装着が済んでからとなります。

 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
※質問の内容によっては、「ご住所と電話番号」を明記願います。　内容によっては此方からお電話させていただく事もあることを
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☆☆☆ まるで梅雨のような怪しい～金曜日・・・

　　
昨日からの雨が朝もシトシトと降っています。
子犬達の運動場での遊びはお休み、作業ｊ開始時間を３０分ほど遅らせました。（４時半スタート）
小雨は降っていても気温の上がらない午前中に集中して、犬達の運動、リハビリ等に精を出しました。
ついつい熱が入ってしまい、またしても朝食抜き。
血が濃くなって倒れるのが嫌なので、飲み物を積極的に摂るようにしています。
その所為か、ついつい空腹感が無いために朝ご飯を割愛してしまうことが多くなってしまいます。
ズボンが緩くなったのは喜ばしいことなのですが、スタミナも無くなって来ているような気がします。
　　　　　
◇下肢神経障害の為リハビリ中のＪ君、ここにきて著しい進捗が見られます。
継続投与中のビタミンＢ群が効果を表しているのでしょうか？何はともあれ喜ばしいことです。
　　　　　
◇毎日遊んでいた相棒のＬ君がいなくなって寂しくなったＪ君の遊び相手は、以来毎日コロコロと変わります。
今日はレモン（♀）がお相手する日になっていました。
どちらかと言うと牡より牝の方が気分の盛り上がるタイプのＪ君、最初は嬉しそうでしたが、、、、、、。
　　　　　
◇寡黙ではあっても、かなり活発なエネルギーの持ち主のレモンの遊び方には、ついて行くのが大変そうでした。
絡んでくる相手を持ちこたえる為に、四肢のバランスを取る時にかなり無理な動きを強いられています。
どうもそう言うこと（多少の無理を重ねること）が、今のＪ君にとって良い方向に作用しているようですね。
今の状態が続くようであれば、リハビリの内容は仕上げの段階に入れるのですが、、、暫く様子を見守りたいところです。
　　　　　
◇明日の土曜日は、リハビリ中の犬達の飼主さん達が面会に来る日です。
面会時間はギリギリ遅くしても８時から８時半。それ以上遅くすると気温も上がり、犬達にとっては迷惑なことにもなり兼ねません。
此処では、面会者に幾つかの「制限」が設けられています。
運動場内に入っても「犬達を見ない事」、「名前を呼ぶこと」も厳禁です。
当然、「触ること」は、面会の最後の最後まで禁止されている行為です。
飼主さん達の愛犬を見る目は、「人目線」であって決して「犬目線」にはなっていません。（とても高いところから犬を見ています）
障害に悩む犬を見て、言葉や態度で幾ら「可哀そうに」と思っていても、実はその事が、犬達に大いに負担をかけているということを理解
できていません。
　　　　　
◇此処に連れられてきて、リハビリに励む犬達は何故自分が今此処にいるかを理解しています。
来て初めてはなかなか事情が呑み込めず、精神的に不安定になる犬が殆どなのですが、時と共に、自然と置かれている立場を認識？
するようです。（躾の程度で早い遅いに差が出ます。躾けられていない犬は、なかなか自分の立場を理解しようとしません。理解力が
鍛えられていないせいでしょうか、ハンドリングに苦労するだけでなく、本題のリハビリに入る時期が遅れてしまいます。）
　　　　　
◇毎日犬達に話しかけることは（無言です）、「必ず元通り良くなるからね」と言うことです。
リハビリに励むどの犬にもそれを言い続けています。（無言の行なので、見ている人には判りませんが。）
犬達は犬達なりに懸命になって、自らの身体の（あるいは心の）障害の回復に努めているようです。
リハビリにあたる側としては、出来るだけそれ（犬の希望に沿った）に「相応しい環境」を提供してあげるだけなのです。
あらゆる障害は、人の手だけで治すものでも治るものでもありません。犬が本来持っている「自己回復力」を発揮して治すことを、後押し
するだけで良いのだと思っています。ですので、声をかけて（障害犬の）負担になることは行わない事が鉄則なのです。
　　　　　
◇話変わって唐突ですが、アイコンタクトの本来の意味は、犬が人を見ることです。人が犬（の目を）を見ることではありません。
人が犬を見るのではなく、犬が人を見るように（子犬の頃から）育てていくことがとても大事なことであるように思います。
人は自己満足の為に結果として犬に迎合する傾向がありますが、犬達はそれが正しい愛情表現ではない事にいち早く気付いてしまいます。
犬は常に、自分に対峙する人間が自分の事をどう思っているかを理解しようとしています。そしてその判断は、常に正しくなされています。
人間にも当て嵌まることですが、それ（相手を見抜く）が生物としての唯一生きる道だからに他なりません。
犬と目をあわせる時は、瞬時に自分の意思を素直に伝えるように努力しましょう。
言葉が先に立つと、犬の方ではその意味を正しく理解する事が難しくなってしまいます。
アイコンタクト、むやみに行うものではありませんが、コンタクトを取る時には必ず「犬の目線」になっていなければその意味も失われます。

お知らせ チョコレートカラーの子犬（５月２２日生れ・牡と牝各一頭）をお譲り致します。
ご希望の方いらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
お渡し時期は８月下旬（生後９０日目以降）。二回目のワクチン接種、マイクロチップの装着が済んでからとなります。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
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それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
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愛犬のお薬は、ジェネリックのお薬がお買い得ですね。

本日お勧めの本

	動物はすべてを知っている (SB文庫)
	J.アレン・ブーン
	ソフトバンククリエイティブ

本日お勧めのDVD 暑さを忘れて楽しんで下さい。

	ホワイトファング [DVD]
	クリエーター情報なし
	ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

☆☆☆ 暑中見舞いの葉書が来たのは～木曜日・・・

猛暑日も疲れが見えてきたとみえて、お日様も隠れがちな一日でした。
３０度あっても、変に涼しく感じられるから可笑しなものです。
運動場には大量のアキアカネが飛来して、群遊していました。
飛んでいるのが蜂やアブなら、見ていて緊張感が走るものですが、身体にぶつかるほど多く飛んでいても、赤トンボなら気にならない
のは不思議なものです。
終日、秋の気配の匂う涼しい一日でした。
◇ポチポチと暑中見舞いのメールが届きます。
　　　　　
◇↑上の写真のサーファーは、「湘南の波乗り娘」ジャミン嬢です。
相変わらず元気元気。子犬の頃から、夏と言わず冬と言わず、湘南の波に揺られて育ちましたから、、、、、。
↓下の写真は、都内に住むバロンとノビタの仲良し。
都会っ子らしく、外での遊びは早々に、エアコンの効いた部屋に一目散に戻って来る日々を送っているそうですよ。
暑いですから仕方無いですよね～。
　　　　　
◇此方は、夏バテ気味のＴ君。
早朝に行われるリハビリの運動までは元気元気なのですが、、、、、。
　　　　　
◇午後に入って行われる、問題行動（分離不安～引っ張り癖～要求吠え）解消の為のリハビリには大いに不満気な顔付なのです。
　　　　　
◇去勢手術後の変化と言えば、僅かに聞きわけが良くなったとも思えるのですが、、、、子犬の頃の様子がさっぱり判らない状態では
判断にも苦しみます。
過剰に活動的な（エネルギーのあり余った）子犬を飼育する場合、余程確かな主従関係を結ぶように努力しないと、長じて問題行動は
焼きあがるパンのように膨らんで行ってしまいます。
大人しい子犬を希望する飼主さんにとって、活発な子犬を選んでしまった場合、時間と共に持て余し気味になるものです。
良かれと思って委託訓練などに出す事が、かえって飼主との主従関係を希薄にして、成長盛りの愛情に飢えた月齢の犬にとっては、大
いなストレスを感じてしまう結果ともなります。
飼育に大変な時期は、犬にとっても飼主にとっても一番大事な時期なのですから此処で手を抜いてしまうのは得策ではありません。
長い目で見てあげて、長期戦覚悟の躾けに専念すべき時なのです。
そう言う犬に理解のあるトレナーを探して、ハンドリングのノウハウを教わりながら手塩にかけて育てあげて戴きたいところでもあります。
　　　　　
◇と云う事で、Ｔ君の（身体と行動）リハビリは長期戦の構えです。お互いにせいぜい夏バテしない様に頑張らなければなりません。
何と言っても共倒れは最悪の事態ですから、、、、。乗りかかった船は、そのまま行くのも、潮時を観て降りるのも、難しいものです。
　　　　　
◇ハグとバーバラの仲良しぶり。
一歳以上年齢差のあるハグとバーバラ、初対面の時から気が合っていたようです。
　　　　　
◇ボーディングと云う事で里帰りしたハグちゃんを大歓迎して迎えたバーバラ。
以来二頭の関係は、じゃじゃ馬のお転婆娘（妹のバーバラ）と、物分かりの良い落ち着いた姉（ハグ）と云う関係で成り立っています。
二頭とも無類の甘えん坊で、ランで遊んでいてもポンコツの傍を離れようとしません。
ベンチに腰掛けて骨休めをしている足もとで、二頭のじゃれ合いは延々と続きます。蝉の声同様に、暑苦しい限りです、、、、、。
　　　　　
◇と言うわけで、今まで運動不足でナヨナヨしていたハグは、バーバラと言うペースメーカーによって良い運動を強制的に行っています。
一か月経って帰る頃には、随分と身体が出来上がる事でしょう。本来、骨格はバーバラ以上に大きいのですから。
午後から雨脚が本格的になって来ました。気温が５度ほど下がって犬達も皆気怠そうにしています。明日は、休養日でしょうか？
夜になって、絶食日の為のスープ作りを行っています。取っ手の弛んでいた圧力鍋（ティファール）は新しものに交換して貰いました。
今夜の素材は、良質なコラーゲンたっぷりの特殊な部位、「バック」と呼ばれる豚の首の付け根部分にある固い肉です。
およそ１５０グラムを４リットルの水で３０分ほど煮込みます。出来上がったスープは、冷やしてから白く固まって浮いた脂肪を丁寧に取り
除き（野菜炒めなどに重宝）、１．５倍に薄めて犬達に与えます。柔らかくなった肉は、ペースト状に細かくして、明後日のフードにまぶして
与えます。（豚や牛の特殊な肉や、あばら骨等の部位は、肉卸商で扱われています。お肉屋さん経由か、直接交渉で購入できます。）
肉卸商は、地域の電話帳でも調べられますよ。

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☆☆☆ 子犬達の朝～水曜日・・・

　　
朝の匂いが、昨日までとは微妙に異なるように感じられました。
天候が変わる小さな兆候かもしれません。
日が昇るまでは涼しそうでしたので、子犬達を遊ばせました。
近くの藪でウグイスが、、遠くの森でホトトギスが啼いています。
そろそろ蝉たちも、煩いくらいに鳴きだす頃でしょうか。
この時間は未だ、ににいぜみしか鳴いていません。午前８時、涼しい風が感じられます。
　　　　　
◇屋外で遊ぶようになると、子犬達の体つきは見違えるように変わって行きます。
　　　　　
◇太陽の光を浴びて、身体の中で色々な変化が起こっているのでしょう。
日増しに「質量感」が増して行くのが感じられます。
　　　　　
◇五月に生まれた子犬達にとって、離乳後から二か月目にかけての天候はひどい有様でした。
梅雨の長雨が、梅雨明け後の猛暑が、子犬達の外遊びを制限してしまったからです、、。
　　　　　
◇「梅雨明け十日」と言う言葉通り、そろそろ太平洋高気圧もへばる頃、明日からは天候が崩れそうです。
猛暑の続く中で、そんな頃合いが「半日陰」の適している子犬達にとっては、外で遊ぶまたとないチャンスです。
　　　　　
◇生後２～３ヶ月の頃に子犬達を遊ばせるには、動きの緩慢になった老犬と遊ばせるのが良い方法としてとられます。
老犬は爺犬でも婆犬でも、過ぎること無く、子犬達の面倒を良くみてくれます。
　　　　　
◇残念ながら我が家の老体は、ちょうど暑さに参っている時期です、一緒に遊ばせてあげることが出来ません。
一雨降って気温の下がると思われる今週末頃がチャンスでしょうか？　うまく行くことを（子犬達も）願っています。
　　　　　
◇一時間ほど遊んだでしょうか。穴掘りを始めた頃を見計らって、冷たくした水（コントレックス）を飲ませました。
遊び始めてから時間が経って、子犬が日蔭になった冷たい地面の砂を掘るのは、ヒートアップした身体を冷やそうとするためです。
喉の渇きを癒そうとして、深く掘った砂や土を口に入れるのは本能なのかも知れません。
これらの兆候が出た時が、遊びを終える丁度良い頃合いを示唆しています。
　　　　　
◇いわゆる「夏子・ナツゴ」の育成は難しいものがあります。
子犬が殆どの時間を過ごす飼育室の温度管理、湿度管理は、成長に直接の影響がありますから慎重にならざるを得ません。
エアコンで冷やし過ぎれば風邪を引かせることになりますし、適温を僅かに超えただけでもむずかって、大事な熟睡を妨げます。
何べんも書いている事なのですが、飼育環境の湿度管理はかなり重要な要素だと考えています。
温度の管理は皆さん（飼主さん達）注意しますが、湿度の管理はそれ程に感じていないようですね。
温度の管理以上に湿度の管理は大事です。夏も冬も低湿度で飼育を続けている限り、犬達の健康度は非常に安定しています。
多分、「免疫力」も相当に上がっているのでしょう。
子犬を健康のまま成長させようと気遣うのは意味のあることです。
それはひとえに、成犬になってからの病気知らずの健康な身体を作り上げるためなのです。
◇飼育室に戻った子犬達は、あっという間に白河夜船。手足を動かしたり、クチャクチャと口を動かしているのは可愛いものです。
きっと楽しい夢でも見ているのでしょうね、、、、、。

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	(お徳用ボックス) コントレックス 「正規輸入品」
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☆☆☆ りぼんちゃん帰る～火曜日・・・

  
今朝の運動場は、強烈な朝日が眩しかったです。
昨夕にあった雷雨の影響で、芝にはびっしりと朝露がついていました。
五時五十分、第一弾としてアンジェラ、バーバラ、ハグの牝三頭と、ビクター♂がランを占有していました。
以下、七時頃までの約一時間余りの三頭の様子です。　　スタート時の気温２６．５度、湿度７５％でした。
　　　　　
◇いつもの様に朝の給餌をペロリと平らげた三頭。
ランに解放されると、先ず駆けっこです。
ウグイスや夏鳥のさえずりが、耳に煩いくらいに聞こえてきて今朝ものどかです。
三頭の牝達は、じゃれ合いながらもよおして来た順に小さいのやら大きいのやらを排泄します。
　　　　　
◇今朝の給餌メニューは、
ドライフード（ロイヤルカナンＬ/Ｒ成犬用）＠１８０～＠１５０グラム（２００ＣＣの加水）。
完食後２００ＣＣのミルク（生菌製剤+カスピ海ヨーグルト+Contrex）を。
☆個体の疲労度等を観ながら、ビタミンＢ系やビタミンＥ系のサプリメントをプラスすることもあります。
　　　　　
◇排泄の管理は、その日の健康度をうかがう大事な役目があります。
尿の色や量、そして頻度。匂いが有るか否か。便の色や硬さ、表面の付着物の有無、そして匂い。
ランで遊ぶ一時間の内に、排尿は３～５回ほど。便は１回するだけ。　　　　　
　　　　　
◇硬くてポロポロの便は要注意、一日に飲んでいる水の量が少ないか、就寝時の環境の温度が高過ぎる傾向が考えられます。
最初の尿には多少色がついているのが普通です。一回目の排泄量は多くて、二回目以降（マーキングを除き）は少なくなります。
頻尿傾向や出し渋り傾向は要注意、膀胱炎や体調低下の傾向を疑います。また、就寝時の環境温度の低過ぎが考えられます。
大便の臭いは、気にならない臭いが僅かするだけが良好な便の証拠です。
尿の臭いは気にならないのが普通で、臭う尿は良くなく、その後の排尿状態を観察する要があります。
　　　　　
◇挙動の観察も大事です。
いわゆる普通とは違う、おかしな行動（若しくは身体の動かし方）が有るか無いかを注意して観察します。
一二頭の場合は判りづらいものですが、三頭以上で群れを形成するようになると不審な挙動は判り易くなります。
他の犬とは異なった特異な動きは、何処かバランスの崩れていることを示しています。原因がハッキリするまでは要注意でしょうか、、。
　　　　　
◇さて三頭の牝達は、年かさのアンジェラが起点となって早朝のランでの遊びをじゅうぶんに堪能しました。
駆けっこをしたり、玩具の枝を捕り合ったり、たっぷりと露を含んだ芝生の上を転げまわったり、、、。
夏の被毛は露に濡れてビッショリです。
　　　　　
◇遊び始めて４０分ほど経ったでしょうか。日も高くなってきて、三頭はクールダウンに入ったようです。
三っつの育成用のサークルに其々を入れて大型扇風機の風をビュンビュンと当ててあげます。
乾いたバスタオルを使って、濡れた被毛を良く拭います。
あらかた拭い終って、耳の中をチェックします。ハグとバーバラは問題ありませんでしたが、アンジェラの外耳は赤くなり始めていました。
いつものように、ヒビテン希釈液を浸したカット綿で耳を拭い、そうこうしている内に被毛も乾きましたので、息の整ったのを見計らって
個々のケージに収納です。七時を回って気温は３０度に近くまで上がって来ました、今日も３５度を超えて暑くなりそうです。
　　　　　　　　　
◇今日は、９日からお泊まりしていたりぼんちゃんが帰宅の日です。
午後４時のお迎えに合わせて、二時からシャンプーをしました。
痩せる予定だったりぼんちゃん、脂肪が燃えた以上に筋肉がついてしまい、体重は変わりないものの見た目はひと回り大きくなっちゃい
ました！どうしましょう、ですぅ～。
　　　　　
◇目隠しをして延びた爪を切りました。
後ろ脚の三本の爪から血が出てしまいました。
止血剤を使って血を止めた後、身体の彼方此方を触っておかしなところは無いか入念にチェックを行いました。
お迎え予定の２０分前に運動場について、日陰で遊びながら待ちました。
※泊りに来てから一週間は梅雨の真っただ中、残りの二週間弱は猛暑の日々でした。
コンディションの整え方は楽ではありませんでしたが、ほぼ計画通り健康な状態での帰宅が叶いました。
何はともあれ、りぼんちゃんご苦労様でした。

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	人イヌにあう (至誠堂選書 1)
	コンラート・ローレンツ
	至誠堂