☆冬休み

24 Sat 12

『私の好きな言葉』

「生き方以上に美しくはなれない」　ある人の言った言葉ですが、まさに実感であります。

いまスポーツの世界を覗いて見ると、私は特に個人スポーツに力強い「輝き」や「美しさ」と言うものを感じます。
（高校野球や高校サッカー等の高校スポーツは又別物ですが）

特に女性の活躍には感激が大であり目を見張るものがあります、反対に男どもの不甲斐なさにはガッカリする事が多くまことに「残念！」です。

昨日、「全日本レスリング選手権大会」最終日が代々木体育館で行われました。
試合の結果で胸を打ったのは、72キロ級の「浜口京子」選手の大会10連覇の達成でした。

この試合、浜口京子は決勝戦で相手の村島に1ポイントも与えず快勝しましたが、この辺が重要なところです。エライの一語に尽きますね。

誰が見ても嫌味なく「可愛い」彼女は、10年間もの長きにわたりこの世界の頂点を極めています。

此れまでの努力たるや、凡人には想像も付かない事では無いかと思います。
オリンピックの中継放送で多くの人達が見たであろう、あの超弩級・蛸坊主頭の怖そうな（実際怖い）親父の下で続けた努力には、只ただ頭が下がってしまうのであります。

下がった頭の視点から彼女「浜口京子」を見つめると、誠に美しい女性である事を実感するのであります。

どんな競技においても、10年もの経験を積んでくるとある種「強かな」一面が目立って来るものですが、彼女の表情には其の影さえ微塵も感じられません、誠に涼やかな顔と言ってよいでしょう。

恐らく彼女は、超弩級の素直さを持っているのではないでしょうか。そして実の親である蛸坊主頭の「アニマル浜口」を信頼し親子二人三脚で此れまでやって来た結果が前人未到の10連覇となったのだと思います。

親父も訊く所によるととんでもない「苦労人」だったとか、親の心が子に受け継がれ、そして其の子が親以上に苦労を重ねて成長して行く。

そんな生き方が、美しさを表現するのですね～～。

父親、蛸坊主頭のアニマル浜口でさえ、見方に依れば実に味の有る（蛸ですから）美しい顔つきに思えるものなのです、、、、、、。



思いつきの雑文にて大変失礼致しました。