寝る間もなく忙しいここ数日です~
雨の降る日は作業に手間取り(慎重を要し)疲労度も増します。
疲れ切った夕方、動物病院へ。
別の病院で「前十字靱帯部分断裂」「悪性腫瘍」と診断された8歳のWan(牡)を、専門医に診てもらうためでした。
二階で飼育されているWanで8歳ともなると、注意しなければいけないことは多々有るのですが、、言うは易しで、、。
飼主さんに、よくよく話を聞いてみると昨年の12月頃に跛行などの予兆が認められたとの事。
その頃に相談を受けていれば、状況は天と地ほどに変わっていたかもしれません。
整形外科専門医である院長先生に、念入りに診察をして頂きました。
触診~レントゲン撮影~画像(読影)診断~結果は、間違いなく前十字靱帯の損傷(完全断裂に近い状態)であるとの事。
片方の足に出来た小さな腫瘍の細胞針~検査。
院内検査の結果は、「肥満細胞腫」(悪性)ステージ4グレード1との診断。
犬の飼育~大型犬の場合の飼育観察~6歳を過ぎて免疫力などが滞り始めてからの日常観察は特に大事なことですね。
しかし、わかってはいても、、、、と言う事例が非常に多く、、、悔いる飼主さんが沢山いらっしゃいます、、、、。
今日も病院に来た沢山のWan達を見ましたが、みんな良くなってくれることを祈るばかりです。
病気や怪我を予防したり、良くなるのを促したりする上で一番大事なのは、「飼育環境・飼育方法」の改善なのですが、その
部分に関して獣医さんから指示が出される事は殆ど有りません。
13歳Wコーギー、下半身が麻痺しています。障害の進行度、年齢などから、手術を断念し保存治療を行なって生活して
います。チョットした工夫の事をお話しさせていただきました。(主治医の先生からの指示の邪魔にならない範囲で、、、)
最近特に多くなったと言われる犬の膝の故障。特徴的なのは靱帯組織の「変性」によって断裂に至っている点です。
歩くのを嫌がったり、跛行などを繰り返すWanは、その時点で早急に「経験豊富な専門医」の診断を仰ぐ事が大切です。
一見治ったように見えても、実はそうではないことが多いものです。(犬種によって、痛みを表に出さない個体がいます)
飼主さんに競技スポーツの経験が有ると、気の遣い様が随分と違うのですが、変性に至る殆どの要因は「見落とし・見逃し」
であると断言できます。
イングランド×フランス戦
関節の故障は、早いうちであれば手術をせずに「保存治療」が充分に可能な場合が多くあります。
治らないと言われる靱帯断裂であっても、断裂の程度や度合いによって、また患犬の「体質」によっては、完全回復が可能
な場合があります。(ショーやオビディエンス・アジリティー等の競技に復帰)
おや変だな?と感じたら、すぐに専門家に相談する事が愛犬の将来を左右します。
飼主さんの判断は、犬の生涯を左右する位に大事なことなんですね~。
臨月(出産予定日30日)のレモン。このところ落ち着いて寝てばかりいます、、、、。
今夜あたり、怪しいのですが、、、。
目を離せない時が、カチリカチリと過ぎて行きます、、。
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◆今年も「各種リハビリ」に関してのご相談を毎日お受けいたします。
電話やメールでのご相談は全て無料です。
飼主さん自身がリハビリする場合の適切なアドバイスも行っています。
是非正しい方法でのリハビリに挑戦してみて下さい。
※Wanちゃんの御求め先(ショップやブリーダー)との調整(リハビリを行う事への同意を得てから)を済ませてから
ご相談頂く方法が、スムースに進行します。
ご愛犬をお預かりしてリハビリする場合(有料)は、リハビリ期間によって費用が異なります。
リハビリの内容に関して、詳細をご相談下さい。
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