
先ず薬を使って遊泳体の原生虫を叩き、次に温度を上げることで魚体から速やかに離れさせてシスト化を促す。
この時にシスト化したものは高水温のために分裂することなく休眠態となるのですが、その後に温度を適温域に戻すと休眠していたシストは覚醒し水槽内で爆発的な発生を始める。
これでは何の意味もない!と思われるかもしれませんが、実は、この時を待っていたのです。
適温域に戻すことで休眠したシストを覚醒させ、浮遊しながら魚体に着床しようとしているところで薬浴という方法を用いて駆逐すればOK… 理屈ではね。
まぁ、これが正しいのかどうかは分かりませんが、その後の発生は見られないようなので、この方法で良いんじゃないのかなぁ?

飛沫や網などの備品によるものなのか?の別の水槽で時間差的に発生する事があります。
そして、今回もオオウナギから始まり、向かい側のオオクチユゴイから、その上の段のオーストラリアンバムンディへと感染したようです。
いやぁ…
こりゃ、またまた面倒だけどオーストラリアンバムンディを助けるためには一からの仕切り直しですね。
たかが白点病… されどナメてかかれないのが白点病。