
さぁ、アカハライモリに気を良くしたおバカさんは自分の体の事など考えもせずに次のお山へと出かけたのであった…
車を安全な場所に寄せて止め、再び愛用のLED懐中電灯(GENTOS Super FireX3 SF-553X3)を片手に山の中へと足を踏み込む。

真っ暗な谷でカサッ!カサッ!と落ち葉を踏みしめて歩いていると、フクロウが近くの木でホホッホ・ホッホー(ゴロスケホーホーとは聞こえない)と鳴いている。
そして、イタチか狸だろか?歩いている道脇でガサガサと音を立てて逃げて行くような音が…
正体を確かめようと音の方向へライトを向けるが、時既に遅く、そこには何も存在しない。
そんな騒がしい山道(笑

)を昇り、沢にできた水溜りへと出ると、そこが目的の場所。
足元に用心して水溜りをのぞき込むと…… 居ない。
その代わりに、ドクロを巻いたようなウンコちゃんみたいなヤツ…
そう、カスミサンショウウオの卵が二つ産み落とされていた。
この感じたと、昨夜の早い時間に生んだんでしょうね。
でも、そこには親の姿はいない… 何で?
普通だと産後、疲れたメスやメスの争奪戦で疲れ果てたオスが少なからず残っているはずなのに…
まぁ、このところ雨らしい雨も降ってないので一匹のメスに1~2匹ほどの少数のオスで産卵したのかもしれません。
個人的な見解だけど、次に降る雨(まとまった雨量)の日に産卵のピークを迎えるのかも…