錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

怪しげの花

2016年07月28日 | 昆虫・植物
人知れず闇に咲く、怪しげの白い花。
そう、これはカラスウリの花です。
大抵は一夜花として終わるのですが、何を間違えたのか中には夜が明けても咲いている花もあるので「あっ!この花には見覚えが・・・」なんて言う人もいらっしゃるかも・・・
そして、この花は秋に入る頃になるとスイカに良く似た模様の実がなり、それが晩秋の頃になると真っ赤に染まって人々のを引きます。
今年あたりは、以前にも、このブログにも登場したオオモモブドスカシバの幼虫が入った虫コブでも探してみようかなぁ?
あっ!それはそうと・・・
このカラスウリの種は一寸法師の昔話に登場する「打ち出の小槌」に似ていることから富を産む縁起物として財布に入れる人もいるらしいので、興味がある方は秋になったら探してみられては如何でしょうか。
ただし・・・
このカラスウリの実はミバエの幼虫が中身を食べちゃうので、その種を得るには、それなりの運ってやつも必要になりますけどね。

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タイミングが合ったので・・・

2016年07月28日 | 昆虫・植物
何時だったかなぁ・・・?
ナガサキアゲハの♀が羽化したのでモンキアゲハと掛け合わせようと企んでいたら、大雨洪水警報に土砂災害警報が発令されるような豪雨が、ずーっと続いて、結局はモンキアゲハの旦那さんを確保できずに放してあげました。
やっぱ、出会いにはタイミングっていうか縁ってものが大事なんですよねぇ・・・

そして昨日の日付が変わった頃にナミアゲハの♀が羽化してきました。
これまで♂ばかりの羽化だったので半ば諦めかけていたのですが、ちょっと、やる気が湧いてきた・・・
おまけに、今回はナミアゲハの♀ですからカラスやミヤマカラスの他、キアゲハと交尾対象の幅が広いのでワクワクしながら勇んで山へと、いざ出陣!
そして、山頂の公園で捕獲できたのはミヤマカラスの♂。
って事で・・・
くっ付けちゃいましたぁ。

ナミアゲハのお腹をミヤマカラスアゲハのバルバがガッツリと挟んだのを確認したら、双方が暴れないように、そーっと・・・、そーーっと・・・
吹き流しへと中へと入れて天部分に止まらせる。
そして、この状態で待つこと1時間と10分で交尾を終えました。

そうなると、このミヤマカラスの旦那さんは用済みです。
ですが・・・
ここはやはり相手に対して礼を尽くさねばなりません。
餌を十分に与えて、今日の夕方近くに捕獲した場所へ放してあげました。
でも、交尾を解いて直ぐと言うこともあって遠くへとは飛ばず、近くにあったコナラの梢で休憩してました。
今夜は、そこでお休みですか?
兎にも角にも、お疲れ様ぁ。
そして、ありがとう。

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営繭が終わったと思ったら・・・

2016年07月28日 | 昆虫・植物
先日、街灯パトロール中にオオミズアオの幼虫をサクラの枝で見つけてTakeout。
そのオオミズアオが営繭を済ませましたぁ!
なーんて記事を、このブログにUPしようと思ったら・・・・

ナント!それよりも前に、以前から飼育していたオオミズアオが羽化してましたぁ。
それも初物が♀の2頭ですよ。
何でぇ?
最初に♂が羽化してくれれば♀の羽化を待って交尾させちゃうのになぁ。
とは言え、そう上手くいかないのが、この世の中ってやつですね。
まぁ、これらが羽化してくれたことで繭は空になってくれましたから繭標本という目的は果たすことがができました。
だから今回は、これ以上の欲はかかないことに・・・

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早く出ておいでぇ

2016年07月28日 | 昆虫・植物
一昨日にオオムラサキの卵が昨日あたりには孵化するかなぁ?
なーんてUPしていたところ今日の朝方早くになって、ようやく卵に穴が開きましたぁ。
やっぱ、陽射しが直接注ぐクソ暑いお外からクーラーの冷気がガンガン効いた室内へと取り込んだものですから、その分、孵化のタイミングが遅れたようです。
そして・・・
最初の餌となる柔らかなクワノハエノキ(リュウキュウエノキ)の葉っぱも十分に用意できているので、みんな早く出ておいでぇ。

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