錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ブル・コンテナ ジャンボ角400に着手

2022年05月24日 | 魚(海・淡水)
今日の福岡県南部は暑かったぁ・・・
それが証拠にお隣の久留米市では全国トップの33℃を記録。
ならば、ここ筑後南部はどうなのよ?
( ..)φ ほーほー、( ..)φ なるほど・・・
30℃を超えなくても最高気温は29.5℃。
暑いはずですよ。
しかし、やることだけはやらねばならない。


そこで、先日にもUPしたブル・コンテナ ジャンボ角400に手をつけた。
先ずは脱走防止の蓋を取り付けるのですが、ポリカーボネートの板を木枠で挟んで固定する。
ただ、この時にポリカボネートの下に防水ゴムを入れてボルトとナットを使ってコンテナに固定し、内部で跳ねた水が外へ漏れ出ることを防ぐ加工を施しました。
そして・・・
前半分は木枠にステンレスのネットを張り込み丁番で固定するのですが、材料の手配が間に合わず今日はこれにて終了。
が!


出来ることは他にもある。
それは配管です。
ゴムのバッキンを挟んで塩化ビニール製のパイプの取り付ける。
そして、この配管の取り付けも終えたところで、そこから先の外部濾過槽の取り付けも無事に終えることができました。
上手くすれば明日には稼働できるまでになるかなぁ?
もし、そこまで終えることができれば、次はカメの大型飼育容器に着手できるんだけど・・・・
兎にも角にも一つ終われば、また一つと爺ちゃんの仕事は増える事はあっても減ることはない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルリモンジャノメの交配について・・・

2022年05月24日 | 昆虫・植物
このブログへお越し頂いているいる皆さんへ。
何時もクリックボタンをポチっていただき本当にありがとうございます。
そして・・・
これからも錯乱坊(爺ちゃん)のブログを宜しくお願い致します。

さて、ここからが本題です。


昨年から西表島で発生を繰り返している台湾亜種のルリモンジャノメ(Elymnias hypermnestra hainana)ですが、母蝶からの採卵はなされているものの交配から採卵までのプロセスに関する記事はと言うと・・・・ 
はい、ほとんど見かけませんね。
そこで、今年の3月上旬に野外個体から得た卵を飼育し、それらから得られた個体を交配させて有精卵を得ることができたことで何となくですが交配のコツをつかむことができました。
そして、その方法が確実であるかと言うと、そうとも言いきれませんが何かしらの形で累代にトライされる皆さんのヒントになればと記し置くことにしました。


数日経過した♂の中に羽化した♀を吹き流しに入れ交配を試みるも、♂は積極的に♀にアタックするものの全く交尾を受け入れないまま日数だけが過ぎていく。
これって♂が入った吹き流しに♀の蛹を入れて羽化してきたところで交尾をさせるというウラゴの方法での交尾なのか?と疑ったが、投入したルリモンの♀が余りにも不活発なところに着目した。
そう、ジャノメの類はチョン・チョンとコミカルに動きながら前へと進む。
これを自身ではジャノメスキップと言っているのだが・・・
そのジャノメスキップの行動が羽化後数日が経過したルリモンの♀には見られない。
ところが!
野外で得たルリモンは普通にジャノメスキップをする。
そうなると・・・
ルリモンの♂は成熟が早いものの、♀の方は交尾を受け入れるまでの期間が極端に長いのではないかと予想してみた。
すると羽化から1週間から10日が経過したところでルリモンの♀がジャノメスキップを始めたので、ここに少し遅れて羽化した♂を投入すると午後の遅い時間になって交尾を受け入れた。
また、ここで少し加執すると雌雄を入れたまま成熟するのを待つと無用なアタックで♂は弱り、♀が成熟して交尾の受け入れが可能になった時には使い物にならない。
そこで♀の交尾受け入れが整うまでは雌雄ともに大型の吹き流しで隔離管理が良いと思う。
ちなみに待機と交配に使用した吹き流しは38㎝φでH60㎝の一般的な大型の吹き流しを使用した。
そして交尾の時間は思うほど長くはない。
で、交尾の後は採卵となるのですが・・・
ここ九州本土であってもクバ(ビロウ)やクロツグヤシの入手は難しい。
そこで園芸店で取り扱いがあるアレカヤシがあるが、このアレカヤシは余り好まないようで産卵はするものの本土で入手できるワジュロなどに比べると産みが悪いように感じられた。


そんなこんなで、👆ここに写るものが累代できた幼虫ですが、これを極めることでド完品のルリモンジャノメで箱いっぱいなんてことも決して夢ではない。

それでは皆さん、ごきげんよう!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

滞りなく進行中

2022年05月24日 | 昆虫・植物
梅雨だ!雨だ!仕切り直しだ!と嘆いていても、島に滞在中は強制採卵など取り敢えずやれることだけはやっていた。
が!
その中でシロオビヒカゲだけは1卵も産卵しない。


まぁ、外は陽射しもなく気温も低かったので、そも一つの要因かもしれないが羽化したばかりメスだったので未交尾の可能性もある。
そこで良さそうなオスを採ってきて吹き流しで同居させ数日間様子見し、自宅へ帰ってからは温室内で暫く放し飼い。
その甲斐あってかシロオビのオスがアタックするとジャノメスキップを始めたことから、これはイケるんじゃないの?と、その数日後から鉢植えのネザサを入れて採卵を試みた。


すると・・・
日中は殆ど飛ばない成虫が陽が西へと傾き、照度が落ちていくと共にネザサの周囲を活発に飛び回り産卵を始めるようになりました。
それも複数のメスがネザサの周囲を飛び交い、人が横で見ていてもお構いなしに産卵を繰り返しています。


そして、その卵は今のところ萎んていないし、母チョウの産卵ぺースにムラが見られないことから有精卵の可能性は高いと思いますが・・・
孵化した幼虫の姿を確認できてないだけに諸手を挙げては喜べない。
ただ、今回は4頭のメスを用いているし、採集時に全てのメスが未交尾だったとしても後に投入したオスと1頭くらいは交尾してくれている・・・ かもしれない。
と言うか・・・
そうであってくれたらありがたい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする