錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

漂流軽石

2022年05月12日 | 石ころ

昨年、小笠原諸島の福徳岡ノ場新島が海底噴火を起こし、そこから放出されたパミス(軽石)が海流により運ばれて沖縄から鹿児島南部の島々へと漂着したことは記憶に新しいかと思います。
そして、この漂着したパミス(軽石)は今も貴重なものかのようにネット上で売買されている。
が!
島民の方々にとっては迷惑なもの。
この漂着したパミスは次々と漂着し、今もなお島の方々へ大きな影を落としているのも事実。


それが👆これです。
ここに並んだフレコンバックの中身は全てパミス(軽石)。
海岸に漂着したゴミを分別清掃し、そこにの残ったパミスだけをフレコンバックに詰めていく・・・
で、その結果は御覧のとおりで処分先が決まらないまま大量のフレコンバックが並ぶだけ。
正に、それは“イタチごっこ”で限がない。
ただ1924年(大正13年)10月31日に西表海底火山(正しくは西表島北北東海底火山)が噴火した時と同様に、何れは波に揉まれ砕かれて形を無くしたり、また一部は水を吸って海底に沈むのでしょうけど景観をウリにする観光地では何時までも待ってなんていられない。
報道では沖縄本島や奄美の漂着軽石が大きく取り上げられましたが、ここ先島諸島の島々でも事の大小は別にして同様のことが起きてます。
どこも大変なんだろうけど、この島の人たちは騒がないだけ・・・・

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