錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

今宵、開花!

2023年08月06日 | 昆虫・植物

台風6号が刻々と接近しつつある九州北部。
そんな中で夏の夜に咲くサガリバナが多くの花穂を下げて、これから一週間ほどをかけて咲き続けると思われる。
そんなことから今回の台風接近は、ちょいとばかりヤバいのですが…
その場所は温室の中ときたものだから台風の強風なんてノープロブレム。
と、言うことで…
今宵からは夜ごと甘い香りに包まれる。
夜に花を咲かせましょう!
花咲かジジイが咲かせましょう!
でもぉ、その頃のジシイは夢の中。
ダメじゃん!

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これにて今期の産卵は終わったか?

2023年08月06日 | 両生・爬虫類
いやぁ…
全国的に終わりの見えない猛暑が続いていますが、みなさんは如何お過ごしですか?
こんにちは錯乱坊の爺さんです。
そして、ここ福岡県南部も例にもれることなく猛暑日が継続中。
しかし、ここは海に接している土地柄だけに福岡県内としては涼しい方…


そんな中、今月の2日は満月でした。
そこで手始めにキボシイシガメの産卵床を掘ってみると… 白いもは一つも出なかった。
ならば!
ニホンイシガメはどうよ?と掘ってみたのですが、これもまた何も得られることなく終わった。
7月も終わって直ぐの2日目の満月だったと言うのに、この暑さからか産卵意欲も削がれてしまったんでしょうね。
しかーし!


最後にセマルハコガメが残ってる。
で、少しでも暑くなる前にとお昼までの短い時間に急いで掘ってみると… 
あったぁ!
おーーー、やっぱ南方に生息するカメだけに、この暑さに負けることなく産卵してくれてましたよ。


その数、4個。
これでニホンイシガメが今期に産卵した17個を抜いてセマルハコガメの卵が20個となりました。
しかし、既に暦は8月…
そして何と言っても危険なほど暑い!
だから望みは捨ててないけど、これを最後に今年の産卵は終わったかもしれない。

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キュウシュウエゾゼミとヒゴタイ

2023年08月06日 | 昆虫・植物
今朝、台風6号の進路を確認すると、これまでのコースが右へと変わり鹿児島へ上陸した後に熊本・福岡を横断するとか…
そうなると台風6号は我が家へ家庭訪問ですか?
こんにちは、今頃になって疲れに襲われている錯乱坊の爺さんです。
さて、今日最初のお話は…


はい👆このキュウシュウエゾゼミなんだけど、九州では1.000m以上の高き山の一部にしか生息しない珍ゼミ。
で、その発生は年によって増減を繰り返し、今年の個体数は“減”に転じた裏年のようでした。
多い年は朝の5時過ぎにアイノを狙っていると、時々ミズナラの梢から落ちてきてた。
が!
最近はオスを狙っての採集はしないので、もっぱら鳴き声を頼りにルッキングでの観察になっています。


そして、そんなキュウシュウエゾゼミでが梢に飛び移った時は上向きに止まる時もありますが、後に頭を下にし枝や幹を鳴きながら降りてくる。
それも個体数の多い年だと人の目の高さである地上1.5mほどの位置まで大胆に…
で、その鳴き声はエゾゼミと同様にギーーーーィっていうかジーーーーィともとれる声なのですが、エゾゼミと比べると一回りほど小さく何処かしら上品なセミ。
そんなキュウシュウエゾゼミの声に耳を傾けながら気温26~7℃の中を散策し、そこへ風でも吹こうものなら涼感MAX。
だから今週の半ばからホテルを予約してたんだけど、あろうことか台風直撃ですよ。


そんでもって話しの最後に青くて丸い花を咲かせたキク科 ヒゴタイ属の多年生植物、ヒゴタイ(Echinops setifer)
そんなヒゴタイの花が阿蘇くじゅうの原野で吹く優しい風に揺らされてました。
そして爺から一言…
台風なんかに負けんなよ!

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