錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

64日目にキタ――(゚∀゚)――!!

2023年08月25日 | 両生・爬虫類
6月22日に産卵されたニホンイシガメの卵。
そして、その産卵から60日を前にした今月の18日に確認すると、僅かに床が窪んていたことから既に孵化していることは容易に想像できた。
が!
ここからが次なる試練が待っている。
お腹の卵嚢を地中での静養時に吸収し、自力で地上へと這い出なければならない。
しかーし!
3日待っても4日待っても出てこない。
そしてとうとう産卵から64日目を迎え、ここで子ガメが脱出していなければ床掘りすることを決意した。
すると!


脱出した子ガメを1匹発見!
おでめとう🎉
そして全ての卵が孵化をしていれば数日中には10匹の子ガメがワラワラと這い出てくるはず…
カモ~ン
早く元気な顔を、このジジイに見せておくれ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろ幕が下りる… かな?

2023年08月25日 | 昆虫・植物

今朝の福岡県南部の天気は… 雨
そして現在採卵中のアイノミドリシジミも今日で20日が過ぎました。
だから…
このところの産卵数も落ちて一昨日が2卵で昨日も2卵。
そろそろ幕が下りるのかな?


と、言うことで…
昨日までの産卵数はトータルで94卵。
そんなことから腹部も細り、膨れ具合からして10卵も残っていれば良い方じゃないのかなぁ?
ちなみに…



今回使用した産卵枝は頂芽が付いたミズナラ(約10cm)で、直射日光の当たらない風通しの良い場所に朝の9時から出し夕方の4時に取り込んだ。


そして、その後の管理はSHIMANOの大型クーラー(スペーザ ライト 35L NS-435U)にタオルで巻いたハード保冷剤の4個を入れた中で翌日の朝9時まで休ませる。
※一日の日照時間は7時間に設定


庫内の温度は一旦18℃まで下がるものの、後に20℃近くまで上がるので問題はない。


また採卵時は8月の高温期だけに猛暑が予想された日の日中はガーデン用のミストシワー(株タカギG701ガーデンクーラースターターキット)で対応し日中温度30~33℃をキープ。
※但し採卵容器にミストが直接かからないような位置に設置しないと水で“びしょびしょ”になる。

そんなこんなでアイノミドリシジミの強制採卵は終わりを迎えようとしていますが、夏の時期にトライすると日照時間の関係でフィールドへのお出かけは難しくなる。
けどぉ…
僅かばかりの卵を求めて厳冬の山へ登ることを考えれば、この時期の強制採卵が得策だと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする