
桜(ソメイヨシノ)が咲く頃になると現れる大型春蛾の一つオオシモフリスズメ。
名に“オオ”と付くだけあって国内に生息するスズメガの中では最大種なのですが、こいつは簡単にお目にかかれる相手でないことから遠い地まで遠征される方も少なくはない。
けど・・・・
この蛾は桜(ソメイヨシノ)が咲く頃だけにしか見られないという時期限定の生き物だけに、そのタイミングを逃してしまうと翌年まで待たないといけない超レアな蛾なのです。
で・・・・

そんなオオシモフリスズメの蛹を桜の開花宣言が発表された今月の21日に吹き流しの中へ入れてみた。
すると・・・・
その翌々日となる昨日になつてオオシモフリスズメが羽化を始めました。
そこで、その中から良さそうな雌雄を選んで暖かい温室内でペアリングを試みたところ、今朝方になって交尾を確認。
おそらく、今夜あたりからライムグリーンの美しい卵を産卵してくれるかとは思いますが、このオオシモフリスズメの幼虫は先のイボタガと同様で大量の餌を消費するので孵化から蛹化するまでが正念場です。