日本で生まれたランドクルーザーは世界中で愛され続けている、アメリカ人が熱心にランドクルーザーを愛する姿にはもはや国籍も人種も関係ない、古いランドクルーザーは愛する情熱を最も注ぐ人々の元へ巡る旅をしているようだ、日本人以上にランクルを愛する人がアメリカに居るならばランクルは彼らの物だ、ランドクルーザーは人間と同じように愛する対象を探している、つまり車が人を選ぶという事かも知れない。
テッド氏、クルーザーソリューションズのオーナー。
2年前の夏、僕のシルバーロクマルのエンジンとフロントデフのオーバーホールを依頼した時に全塗装の見積もりを出してもらった、その時の会話を覚えている。『僕らはただ色を重ねて見た目を良くするだけの塗装作業はやらないよ、塗装をするなら全てばらして一つ一つ確実にやる、工賃は高くなるが結局長い目で見ればそちらの方が安いんだよ。』彼らのポリシーだ、〝YES WE CAN D0" の姿勢を持ってあらゆるカスタマーの希望をランクルに反映させてきた。ホームページにおいてビデオでレストア記録を紹介し続けている。
ハンク氏、
『ぼくはクルマのお医者さんなんだ、トラックが好きだから仕事は苦にならないよ。』カナダにルーツを持つ彼は純粋なレストアラーである。 (注:アメリカではランクルやSUVの事をトラックという)
彼らのBJ45オーストラリアントルーピー、写真は2008年の夏。現在この青いBJ45はカナダへ嫁入りしてしまった。
ランドクルーザーを愛するアメリカ人達を応援したい。