車のルーフにはテント、寝袋、コンロや食器などキャンプ道具一式を積んで9千マイルという長旅をしたが、なんと...キャンプをしたのは...たった...一晩...だけ。(汗)
当初の計画はあちこちの国立公園でテントを張る予定でいたのだが、夏休みのシーズンは何処も一杯でスペースが無かったり、キャンプ場が閉鎖されていたりの連続で機会に恵まれる事が無かったのである。
今回の旅での最初で最後のキャンプ、グランドキャ二オン国立公園内のデザートビューにて。
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では、散歩に行きますか!
車で。
氷河が削ったこの光景を見ると人の一生がいかに短く儚い星の瞬きであるかを教えてくれる。
落ちたら終わりです。歩道の横にはフェンスは無い、下は切り立った崖で谷底へ続いています、全て自己責任です。
実は高所恐怖症です、スピード恐怖症もですが...。
昔はロッククライマーでした、一度崖から落ちてザイル(ロープ)にぶら下がってあちらの世界を垣間見てからはもう...ダメ。
大渓谷を覗く、谷底にはものすごく深い太古の静けさを感じます。
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実はこの後天候が急に崩れます。
山(・?・)の天気は
...わからん?
突然、突風と大雨が襲いかかります、避難だ!
...
テントはそんな天候の変化は全く予期していなかったので...ペグをしっかりと打ってはいませんでした。
結果、フライシートは飛ばされ、中には水溜りが...
あーーーー、いい思い出が出来たわい。
ー でも、でも、でも -
その嵐の後に、空には(WoW)
ダブルレインボーが!
空は澄みきって再びまぶしい太陽が...
ようこそ、いらっしゃいました、と。
う~ん、この計らいは歓迎の挨拶だったのか?
おかげで
最高の夕日を眺める事が出来た。
いい事の前には試練があるという事を忘れるな!と教えていただきました。
翌朝は昇る朝日を観に行こう!という事で夜明け前にベースキャンプを出ます。
初日の出を待つ気分でしょうか。
昨晩は皆興奮気味で良くねむ...。
さーてと、アウトドアでの朝に極上のコーヒーをいれますか?
あっ、豆がグラインド出来ん!(電気などない)
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これだけが唯一の悔いであった。