ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

HJ75

2011年01月16日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

オーストラリアから入ってきたランドクルーザーピックアップHJ75 1986年式

 米国で登録するために直接オーストラリアから持ってくることが出来なくてカナダ経由と言う事だがその辺の事情は良くわからない。アメリカにおいては非常に珍しいトラックだが世界の道では大活躍しているディーゼル実用車。こんなシンプルなトラックが個人的には大好きだ。もしアメリカでこれに乗ったらランクル以上に目立つだろうなー、右ハンドルだしね。



 ランドクルーザー40系から70系に移行した時に70系は米国には入って来なかった、世界の多くの地域では40、70、プラドという流れを見る事が出来るがアメリカにおいてはFJ40―>FJクルーザーという展開? 

 これは当時からのトヨタの戦略だったのだろうか、もしそうならばトヨタはかなり長い長期的展望を持っている企業だといえるが...。





 


 企業も時代の流れと需要に合った製品を提供する努力を続ける、車は人間以上に早く進化し流行を牽引するのかも知れない? ヨンマルの生産が終わってアメリカでは1/4世紀後にFJクルーザーが出現、街を走る自動車のカタチの変化が時代の変化を認識する要になるのだと感じる。

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プロジェクト45

2011年01月15日 | 北米ランクルビジネス

 オーナーのダッグ氏がDIYで建てた部品倉庫とファクトリー

 現在この中で進んでいるプロジェクトが2台のランドクルーザー45ピックアップの製作だ。彼は今、45の製作に夢中になっており私にその計画とプロジェクトの一部を紹介してくれた。また彼ははっきりとしたポリシーを持っており、100%トヨタの部品のみで新しい自動車を製作したい。シボタなどはとんでもない。そして現在の交通事情に十分対応出来る、即ち形こそは45系だが性能はモダンなトラック構想である。





 最初の一台はサンドブラストしたオリジナルフレームを補強し、オリジナル再生部品を使用。そして心臓部にはオーストラリアから持ってきた100系のディーゼルエンジンを搭載するスパルタンなBJ。






 二台目は、ランクル105のシャーシーとミッション、そしてセコイアのV8を搭載する。パワフルで乗り心地の良いFJ45。



 両車共にロッツオブワークス、ロッツオブタイムズ(時間と金)。いつ出来るかは正確には解らないが、きっと面白い車が出来るから期待してくれ、と言う事だ。計画や構想は誰でも描けてもそれを実行する事は簡単ではないだろう。でも意欲を持って車を製作する気概を持っているのがアメリカ人。欲しい車が市場に無ければ作ってしまえ!

このプロジェクトに注目したい。

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FJ55

2011年01月14日 | 北米ランクルビジネス

 古いランドクルーザーとかけてクジラととく、

そのこころは?

...捨てるところがない。 



 ランクル50系はその存在自体が希少となりつつある。固体を維持する為には部品の確保が必要だ。ここに運ばれてきたこの古いアイロンピッグはまず洗車されそして丁寧に解体される。各パーツは保存され次の出番を待つ。車という固体の数は減る事になるが同じ他の車を活かす為に部品を残してその使命を終える。そしてその各部品は生存する他のランドクルーザーを活かすという循環サークルを描き続ける。




 
 アウターパネルの錆は確認できるがインナーパネルの錆は目に付かない。この固体はインナーパネルの錆が浸透してアウターパネルを外してしまった様相。




 本来二色のランクル55が三色です。





 良く見ておいてくれたまえ、これがランクルの最後だ!

 朽ちてちぎれた40系のフレームのフロント足回りから使用可能なデフ、リジッドなどの部品が全て取り外される。これがクジラと形容した所以だ。今の僕のロクマルも朽ちたロクマルが部品を放出してくれたから存在している。こうしてみると旧車の世界は朽ちる車があるから活きる車が存在出来る。

 朽ちる車に感謝したい...、よく考えてみるとランクルは死なない、その部品は巡回する。この世界にランドクルーザーに惚れている人々がいるかぎりね。
 

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Toyota Hilux

2011年01月13日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 英国のBBCが製作したトップギアと言うシリーズ番組で、トヨタハイラックスがどれ程凄いかを証明するトヨタピップアップ殺しの番組があるのをご存知でしょうか?

 TOYOTA HILUX TOP GEAR" のキーワードで検索して観て欲しい。これを観るとトヨタのピックアップの耐久性が分かる。過剰過ぎるイジメに耐えて賛美される姿はメイドインジャパンへの賞賛でもあると理解できる。

...ジャパンパッシングか?(笑)





 泥、塩、錆で固まった80年代後期のトヨタピックアップトラックSR5。これを見ると僕のランクルの錆なんてたいしたことはないと思ってしまう。でもキヨーレツな錆ってコワイ、僕のランクルには感染して欲しくないなあ。





 ナンバー付きの実用車、表現は悪いが世界のテロ、ゲリラ部隊がこの車を愛用する理由が解る。ここまで酷使されてもまだ走るのか。クルマの耐久性も凄いが、これをまだ諦めないで使い続ける人がいるということは、トヨタのトラックはタフで壊れないと言う信仰が存在している証だと思う。

 いや、結果(実績)が信仰になったのかな。

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森のFJ45

2011年01月12日 | LANDCRUISER

 196?年のFJ45

 60年代から今日まで半世紀近く人に仕え道具として使用されているトラックである。以前にTLCのFJ45を紹介したが、北カリフォルニアの湿気の少ない地中海性気候で使用されたトラックは、薄い錆を付けながらも完全な原型を保っていた。

 このバーモントの森で使用されて来たFJ45は半世紀の間四季の変化の中で生き延びた未再生車である。





 トラック一台が半世紀使用出来るとなると、

一生一台の車だけでいいという事になるが...。





 
 内装はそれなりに綺麗であった。3速のコラムシフトにベンチシート。西海岸の古い車は埃っぽいものが多いが、東海岸のものはそうではない。

テールゲートの T O Y O T A の文字が芸術的?






 荷台の中は完全に腐り落ち、荷台を維持する為に木材が使用されている。





 ラダーフレームをラフに修正した形跡が見られる

 この修理の仕方から推測するとオーナーは決してマニアックな人ではなかっただろう。ただ実用車、道具として使い続け、壊れたら直して乗る姿勢だったと考えられる。僕がロクマルをここまでして使用する気概があるかと訊かれると困ってしまう。そう考えるとこの45のオーナーは表彰される資格を持っている。


 走行可能なナンバー付、これからも元気で働いて欲しい、

森にはこんな古いトラックが一番似合う。

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Cruiser Parts LLC

2011年01月11日 | 北米ランクルビジネス

 西のカリフォルニアにスペクターがあれば、東のニューイングランド地方にクルーザーパーツがある。ランドクルーザードライブに展開するランクルビジネスを紹介したい。



 www.cruiserparts.net




 アメリカでの自動車ビジネスは分散、田舎がキーワードになっている事が多い。地方の安い土地で固定費を抑えてインターネットを媒介として世界中にランドクルーザーの部品を販売している。オーナーのダッグ氏はこのビジネスを始めたきっかけを語ってくれた。





 オーナーのダック氏

 気さくでフレンドリーなおやじ。彼の息子が15歳の時にぼろぼろのヨンマルを見つけて来て学校の勉強を放り出し、自分でレストレーションを始めた。その内に父と息子共同プロジェクトと展開し真っ赤なヨンマルを完成させた。と、同時にランドクルーザーの魅力にハマッテしまい、息子と一緒にビジネスを始める事になり今日に至る結果となる。





 これがランクルをビジネスにするきっかけとなった親子プロジェクトのFJ40

彼らのシンボル 赤いFJ40



 以前紹介したメトロクルーザーのホセ君も同じきっかけでランクルビジネスを始めた。シンプルなヨンマルを自分でレストレーションする体験を持つと、この境地にハマリ抜け出す事が不可となってしまうということだ。もしもクルマ好きな人がいれは是非ヨンマルのレストレーションを体験させてあげてください、おそらく人生が変わるとおもう。


 そういった意味でヒジョーに危険な車なんだな、ランクルっうのはね!(笑)

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Land Cruiser Dr.

2011年01月10日 | ランクル ドライブ

ランドクルーザー ドライブ

 アメリカでこの名称を持つ通りの名前はここだけ、世界にはあるかな? 場所はニューハンプシャーの森の中にあるSullivanという所。車で5分程走るとそこにはスキー場もある静かな田舎。約300メートルほどの未舗装の質素な道。


 坂道になっており小高い丘の上方に向かって伸びる、冬は道の泥が凍りつきその表面は硬く凍っていた。

* 写真にある標識のサインは今は誰かが外して持って行ってしまったようだ。(残念)

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バーモント州

2011年01月09日 | ランクル ドライブ

なだらかな山々には針葉樹が多い。



 バーモント州、別名グリーンマウンテンステイト

日本の鳥取県と交流があると聞く





 写真は観光案内所


 木造の大きな案内所の中には歴史やイベント、アウトドアースポーツなどのインフォメーションが豊富にある。この季節にはスキーの情報も多数あり、係りの婦人達がインフォメーションを求めてやってくる人々に笑顔で対応してくれる。館内を半分ほど見学している途中に足を止めてしばらく魅入ってしまったモノがあった。柱だ、しばらく眺めていると係員が傍にやってきた。展示物ではなく建物の一本の柱だけを長い間じーっと見つめ、触ったりため息をついている客は珍しかったのかのかもしれないが、声をかけてくれた。





 横幅30センチはある表面あら削りを施したのみのパイン(松)の柱。

木の持っているぬくもりや存在感が目と手から伝わってくる。

とってもいい感じ、係り員が上も見てくれと言って指をさした。




 1800年代からのこの地方の施行法。

ログを加工して釘を全く使用しない当時の伝統の質の良さを見た。




 今の時代のリビングルームはその中心が大きな液晶テレビだったりする。わずか100年ちょっとの昔この辺りの森で暮らす人々は質素な生活を余儀なくし必死に生き抜いた。長い冬に火を焚きその炎を見つめながら語り会い春を待つ。いつの時代からだろうか先進国の人々は炎を見る事がなくなった、火には形がないが強力なエネルギーを秘めている。食物を料理し、暖をとる、同時に使い方を間違えると人の命さえ奪ってしまう。

 火をコントロールする機会をほとんど必要としないのが現代人だが、便利さと同時に寂しい気がするのは僕だけだろうか?

 

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冬のニューイングランド

2011年01月08日 | ランクル ドライブ

 ニューヨークの北方。ボストンをはさんだカナダまでの広大な土地ニューイングランド地方。夏は緑と水が眩しい優雅な環境、冬は寒く長い。今回は冬の寒さを無視してその景観を味わった。外は氷点下、川も湖も氷付いている。クリスマスホリデーが終わって冬の楽しさも半減したのか訪れた街は静かでただ春の訪れを待っているようだ。長い冬の忍耐の時間があるから春の嬉しさや夏の輝きが増す。僕の人生は今はどの季節かな?





 空の色が激しく変わる、途中には雪もほのかにちらつく。

北に行くに連れて針葉樹が増える





 ナビゲーターに従って行くと途中で行き止まり、おいおい…W





 ニューハンプシャーではフリーウェイの休憩所にデカイ酒屋があったりするのだが…

なぜだ?

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オーストラリア

2011年01月07日 | ロクマル日記

 4WD ACTION、オーストラリアの四駆の雑誌。300ページのオールカラーで構成され1センチの厚さはある。アウトバックを舞台にしたアウトドアーがメインとなっており荒野、泥、キャンプ、修理、他のランドローバー雑誌などように英国的な臭いもする。表紙の80系の写真に誘われてレジに運んだ。




 オーストラリアには広大な荒野が広がっている。その荒野を自動車で旅をするのに絶対的な信頼を持てる車が日本製の四駆であった。その中でもランドクルーザーが人気なのは人々の信頼を半世紀かけて獲得した結果だと思う。ジェネラルな四駆の雑誌の中でランドクルーザーが首位を走っている。

 オーストラリアには多くの資源が眠っている。そして大自然と荒野。もし日本の地方自治が地元の経済復興を計画をするとしたら地元の自然や景観そして歴史を最大限に活用しようとするだろう、同じ事だ、オーストラリアの国策として広大なアウトバックを活かそうとする時に四駆は絶対に必要な要素となる。つまり〝アウトバックと四駆は生命を共にする文化" がオーストラリアの土地で開花したしたのかもしれない。自国には四駆を作る会社はない、しかし4X4で荒野の旅を楽しむ事、そしてそれに纏わる商品開発は負けないという意気込みが300ページの雑誌を編集した目に見えない要素だと感じた。

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アイロンピッグ

2011年01月06日 | LANDCRUISER

 バーンズ&ノーブルというアメリカでは大きな本屋のチェーン店がある。スタバのカフェが本屋の中にありお客は商品の雑誌や本を読みながらコーヒーやケーキをパクつく。中には学校の宿題をやり遂げるたに一日中居座る若者もいたりする。本は読み放題、ネットもオッケーなオープンな環境、図書館ではお話はダメだがここでは問題ない。あくまで私の基準だがアメリカで住む場所を探す時に、近くにバーンズ&ノーブルがあるか?というのが一つの選択の要素になっている。ふらっとコーヒーを買いに別の街のB&Nを覗いてみた。

 いくつか雑誌を購入して店を出た。4X4 GAREAGEという雑誌が TOYOTA EDITION(トヨタ特集)を組んでいた。63ページ程の一般的な雑誌の厚さだが最初から最後のページまでトヨタ4X4一色。

 タイトルは、Unstoppable Toyota Tech、トヨタと言う名詞が入っているのでトヨタの会社の技術力を賛美しているのかというと全くそうではない。存在するトヨタのトラックを使ってどのようにしてオフロードを楽しむかという視点にこだわって構成されている。意外にもランドクルーザー100、200の記事は全くない、セコイアもない、タンドラ、4ラナーはある。最新のランドクルーザーは良すぎてカスタムしにくいという事なのかな? 最近のトヨタのオフロードの感心はFJクルーザー、タコマが主役、ランドクルーザーの名が薄くなるのが少し寂しい気がする。





 〝60 and 62 though not the most powerful truck...can run 300.000 miles proper maintenance″
 ランドクルーザー60と62は決してパワフルなトラックではないが非常に実用的、普通の整備だけで30万マイル(50万キロ)は問題ないよ。…ちゃんと書いてあるじゃん(嬉)




 
 ランドクルーザーFJ55、日本ではアメリカ人はムース(ヘラジカ)と呼んでいると云われているようだ、現在はその存在自体が40系以上に少なく呼び名を確かめようがない、同時にこのFJ55は現在、〝IRON PIG(鉄の豚)″と呼ばれる愛称を持つ。

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光の中の世界

2011年01月05日 | ランクル ドライブ

 午後4時20分、マサチューセッ州のターンパイク(有料高速道路)でまばゆいオレンジと白の夕陽に一瞬完全に包まれ、視界ゼロの瞬間に遭遇する。

 反射的にアクセルから足が離れる、スピードは25マイル(40k)に落ちた、サングラスは日光の直射にはまったく役にたたん! 極度に緊張した一瞬に別次元の世界を垣間見た、でもやっぱりコワカッタヨー。(汗)

 日帰りの仕事を兼ねた遠出でした。本日の走行514マイル(約820キロ)冬のニューイングランド地方を一回り。もちろん得意のミチクサは思い切りやり遂げました。(笑)

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OK 4WD

2011年01月04日 | 北米ランクルビジネス

 お店に足を踏み入れると、なんかこう、つぶれそうにオモーイ雰囲気が漂う。それは店の中に展示してある多数の鉄バンパーや、ハイリフトジャッキの束、極太なタイヤなどかが視界にはいってへービーデューティー一色のデスプレイだからだと感じた。アメリカの四駆専門店らしく、ジープやピックアップトラックのカスタムアイテムは豊富にある。店の中には整備工場を備えており数台のジープが足回りのドレスアップのために順番を待っていた。田舎にしては工賃は決して安くなく専門店のプライドを感じる。季節性もありトラックの前に取り付ける雪除けのショベルの展示も多い。




 アメリカ東海岸では本格的な四駆専門ショップというのは少ない。この四駆ショップは都心からクルマで高速を一時間半飛ばしてたどり着くニュージャージー州のど、ど、ど田舎にある。回りの景色は畑と山だ。一般的なクルマの部品アクセサリーのお店の一角にある四駆コーナー程度なら何処にでもあるのだが、わざわざここに来たのは時間があったのでドライブをかねての好奇心だった。


 
 買い求めたのは、エミューのステアリング サスペンション。白い物はテキサスのクールクルーザーで買い求めた物だがエミューの方がさらに太い。(中身は黄色)

 僕のようにクルマ好きな者は好奇心があるもののためなら時間と手間を惜しまない。こんなおやじがアメリカにも多くいるから?チョーど田舎にある店でも活気があるのかも知れない。

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クルマの魅力

2011年01月03日 | ロクマル日記


 メトロ ランドクルーザーに持ち込まれた白いFJ60

 オーナーは約3万ドル(250万円)を賭けてレストアしたい意向があると聞く、現状渡しの価格にしておそらく最高$1000.~1500.(10万円) 位の値段の不動車なのだ。




 こちらは僕の再生前のFJ60ですか? 
 
 いや、そうではありません、

同じ車ですが、実は修理待ちの実働車です。





 現在のハイテックな新車がこれから20年後に各部が錆びで腐り落ちても、金を賭けてまだ直し使い続けたいと思わせる魅力のあるクルマは何処のどのクルマだろうか?

 世の中にはこれほどクルマが溢れているのに、使い古してぼろぼろになっても直して乗り続けたいと思わせるクルマってやはり魅力のある良い車だと僕は思う。鉄が腐ってボディに穴が開いても、それはそれでいいやって割り切って乗り続けても渋くカッコイイ、あるいはレストレーションしてピカピカに仕上げてオフロードを走る姿もカッコイイ、つまりボロでも綺麗でも観ても乗っても愉しいのがランドクルーザーの魅力だろう。

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Metro Landcruisers

2011年01月02日 | 北米ランクルビジネス

 アメリカの東海岸にもランドクルーザーの専門店がある事を日本人はあまり知らないと思う、ニューヨークと言う世界的な大都市の規模に比較するとその専門店は話しに成らない程に小規模だ、ここニューヨーク周辺はヨーロッパ車の影響も大、私の町にもメルセデスやサーブの専門整備工場がある、そういった中で実はマニアしか知らないのがニューヨークから車で30分程のニュージャージー州にある メトロ ランドクルーザー。

 


 オーナーのホセ君は昔医療関係の事務職をやっていたが、仕事に対する達成感が欲しくて数年前に趣味であったランドクルーザーの道を選んだ、仕事はキツイが9時5時の事務仕事と異なってやりがいがあるとの事。




 
 左側がオーナーのホセ、右側の青年はイーサンといって働いているわけでもないのになぜかいつも店にいて自分のランクルをDIYでいじっている、と同時に手伝っている。彼らの人柄は大変いい、正直すぎるから儲からないのじゃない?と思う程。板金工場も兼ねておりそちらの方の収益で店は廻っている。

 





 夏に訪れた時の写真、イーサンのLX450





 敷地内の風景



 自分のやりたい事を仕事にすると言う事は実は誰でも出来る事なのだが…。 彼は脱サラしてまず他人の修理屋の一部をサブリースしてそこから出発した、長く儲からない時間があったが好きで選んだ道なのでやめる事は出来なかったのだ。

 ランドクルーザーにヒストリーがあるようにそれにかかわる人、仕事にもヒストリーがある、僕はこういった物語が好きなので彼を応援している一人だ。

 

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