モレからスミュールへ

2012-07-14 17:23:43 | 2012フランススケッチツアー
27日 モレからスミュールという村へ移動。ここでもスケッチ。時間は4時間ほど。なかなかポイントを見つけられず。添乗員さんが見つけてくれた場所にひとまず落ち着き、軽く鉛筆スケッチ。ここスミュールは家と家をつないで天然の防御壁をつくったという歴史があるそうです。

正式には スミュール・アン・オーソワという名前の町で フランス政府観光局発行の「フランスの美しい道」という冊子に載っているそうです。

石の橋はピナール橋 塔はプリゾン塔(監獄塔, la tour de la Prison )。ちょっとびくっとします。歴史は苦手ですが、こうやって調べると少しわかってきます。


ここでも鴨が人に近寄る。近くの住人が餌付けをしている感じ。




その後、別の場所に移動して、描いていると、家族連れ3人が近づいてきて、やたら絵をほめてくれる。そのうち、先生もやってきてフランス語で意思疎通されていたのにはビックリ!この家族連れは バカンスで近くの町からやってきて、しばらく滞在するとのことらしい。絵を描いていると、親しげに話しかけてくるのは日本以上のような気がします。

塔、石積みの家、咲き誇る花はフランスの代名詞です。





聞いたところにやると、はじめに描いていたポイントで、絵のモチーフになっていた家の持ち主(8歳くらいの女の子)が、家の中から出てきて 絵を売ってくれと 熱心に交渉したらしい。数人の絵の中から気に入った人の絵を選んでいたとのこと。そのうち父親までやってきたとのことでした。根負けして、絵はただであげたそうです。アメリカ人だったそうです。


ここ スミュールは最も暑かったでしょうか。

絵を描いているとき 何のために絵を描いているのかなあと思います。でもこういうように描いているときに起こる出来事が 新発見の連続でおもしろみがあると感じます。自然を描いていて 自然の神秘的な生命力と美しさに気づくことも多いですし。


今回のツアーではスケッチをする習慣が少しつきました。






街角散歩

2012-07-12 10:56:32 | 2012フランススケッチツアー
ツアーのはじめの土地の画像がまだまだ続きます。旅の気分を味わって頂ければと思います。ラペ版街角散歩です。

モレはパリから1時間ほどで行けるにもかかわらず、中世を思わせる村です。印象派画家 シスレーが暮らした町でもあります。城壁に囲まれた町で、フォンテーヌブロー宮殿に王室があった頃には、シャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方の境に位置する要塞として、重要な役割を果たしてきた
そうです。


今の時期が一番花が綺麗なのでしょうか。


扉やアイアン装飾は脱帽物です。




2階のベランダの手すり。



猫はじっとしています



ホテルのバーコーナー。


一押しフランスのスケッチ  モレの柳

2012-07-11 09:53:18 | 2012フランススケッチツアー


スケッチ一日目。あいにくの小雨。橋の下で製作。鳥の糞が至る所にありましたが、青木美和さんのデモンストレーションを拝見し、気持ちがうわずりながらの製作にもかかわらず、焦りながら 完成しました。水面や 柳の木を描くのは初めて。また塔の屋根を 実物を見ながら描くのも…。シスレーの気持ちを少しテレパシーで感じながら。それでも何とかなったので自分でもビックリ!

よく雨が降るから緑が多いかと思いました。


佇む鴨。よく見ると、ボートはしっかり陸とつながれていて、鍵までかかっています。


紫陽花が見頃です。


アムールという表札。人の名前でしょうか?

モレ(フランス)

2012-07-09 10:13:21 | 2012フランススケッチツアー
今となれば懐かしい初日。想像以上に、モレは花が多く、川面に映る緑も親しみやすく、満足感がありました。いかにも 印象派の絵の中の モチーフのような荘厳さだけでなくよかったです。鴨が多かったので 柔らかさも感じます。鴨は逃げません。人は敵ではないようです。ヨーロッパの絵には鴨が多く描いてあることは、日常の光景だと感じます。鴨が身近にいつもいると思いました。

散歩の途中で


シスレーが描いた景色


シスレーが描いた景色


工事中の街角 赤いコーンは万国共通


気温は低く ウインドブレーカーを着ていました。お風呂にはヒーターがつけてありました。