朝4時すぎに起きて、身支度。
大切な相手だからこそいろいろなことを助けてあげたり、言葉をかけたり、人生が変わるので水面下で準備をするために周りの人達にお願いをして、
「わかった、私が役に立てることがあったら言ってね」とか
「それなら俺の友人にも聞いてみるよ」とか、自分の友達や知人の方達が言ってくださったところまでしたのに・・
相談してきた友人からは何の返答もない。
まして
「まだ悩んでいる」
「もう少し考えてみる・・」
「だって・・」と言われて出来ない理由をあれこれ言われたら
え?このお話、もう○ヶ月も、○年も前から話しをしているのに・・
私が一生懸命ここまでしたのに・・
え?いままで散々相談してきたことは何だったの?と思い知らされる。
そして心の期限が切れたとき、周りの人に状況を説明すると
「そんな人、別れた方がいいよ」とあっさり言ってくれる。
離婚ならいついつまで。
独り身なら会社のことや自分の家族、相手のことなどももちろん考慮してのタイミング、
子供さんがいるなら、夏休み、冬休み・・などタイミングがあります。
タイミングとは周りのバランスを考えてのことになります。
進学のことがあるなら子供の年齢に合わせてです。
本人の決定だけではどうにもならないのが結婚しているという現実のことですから。
友人関係、
会社を退社する、辞表を出す・・
それも準備が必要です。
期限が必要は場合もありますし、期限は相手の様子をみて決めることも多いです。
それで・・本人の人生ですから本人が決定するのが筋です。
ただ、周りに相談をして周りが準備をしていて、後は本人からの連絡を待っているのに・・いつになっても連絡が来ないのはルール違反。
せめて進むか止るかのお話は関わっている人に言わないと・・
一緒に話しを聞いていて、心を痛めたり、一緒に泣いたり、ご飯を食べたりしていたのに・・
勝手なお世話、という着地にされるのは正直悲しくなりますし
ある女性のご相談。
お友達のご夫婦はもともとあまり仲が良くなかったのですが、一戸建てを建て、引っ越し。
しばらくは仲が良かったそうです。
しかしローンの支払いが厳しくなりケンカが増え、不仲、そして家庭内別居。
子供も精神的に不安定になり、不登校の日があるようになりました。
子供は
「前の学校に戻りたい」と言うようになったそうです。
話の途中から泣くことも多く・・離婚を決意されました。
別居を決め、その引っ越しのお手伝いをすることにしました。
彼女が知り合いの不動産屋さんを探し、子供が希望する学校の近くのマンションを探していました。
それと離婚をすると友達は仕事をしなければならないのでその仕事も探していました。
「全部準備は整ったのです。すると友達から来るメールはご主人の○口だけでいつ引っ越すなどの具体的な行動計画を言わなくなったのです」ということでした。
困るのは彼女。
彼女の周りの人達に頭をさげて引っ越しや法的なことなど頼んでいたのに・・当の本人から何もなし。
「どうするの?」をこちらから数回聞いていると最終的には
「まだ決められない」。
「確かに決められないかもしれないけれど、もうこちらはすべて動いているのに・・みんなにを迷惑をかけていることなんてまったくわかってもらっていない、ということがわかったのでこれからどうしたらいいか教えてもらえますか?」というご質問でした。
「あなたと話すことで仮想で離婚の準備をしていたような感じなのでしょうね」というと
「そうですね、もうその相手も疲れ果てました。友人達になんて言ったらいいのか・・・それも心が痛いです」と言われたので
「お友達を視るとあなたのことを信用しているので人間関係が壊れることはないですし、あなたの情の深さはとっても理解されている方ばかりですから大丈夫です。
ただこのままではあまりにも周りの方に迷惑をかけますし不動産屋さんも引っ越しに関わる人達にもみなさんに迷惑をかけますので○月まであなたの心の期限を切ってください。それで変わらなければこのお友達とは離れるほうがいいと思います。もちろんこの後はその友達が決められることと思いますよ」
「期限ですね、わかりました」
「それと、そのお友達とあなたとの関係がこれからどうなるかわかるカタチで降りてくるようになると思います。あなたはそれだけ今まで徳を積んでおられますので」とお伝えしました
○月までの期限・・
あと少し・・と思っているときに友達とLINEをしていたそうです。
友達は
「子供に、いい加減働きに行けよ!と怒鳴られたのよ、ひどいと思わない?それでこんな仕事見つかったら働きに行くからと言ったのよ」と書いてきて、そのあとに
「でも暑いから仕事にいくのも疲れるし、人間関係も嫌だし、家にいる方がいいわ」とLINEがきました。
「その時、頭の中に何かがはじける音がしました。そして数秒後、ああ、この人、働きたく無いんだわとわかりました。ふるらんさん、これから私の友達に連絡していままでの話、全部無かったことにしてもらう電話をしてもいいですか?」と連絡がきたので
「それは・・びっくりする言葉ですね。そうですね・・(メッセージを聞いて)ええ、いいですよ。その頭の中に聞こえてきた音はきっと神様か仏様があなたの心の弦をはじいて奏でてくれた音だと思いますから」と答えました。
そのあと彼女はお世話になった人達に一人一人丁寧に電話やお会いして謝ったそうです。
みなさん、「そこまで丁寧じゃなくてもいいよ。ただ残念だったね」と言ってくださったそうです。
それからの対応策を彼女は実行。
「期限を切ることによって選択をきちんとしなければならない、と気持ちに気合いが入り、大切なもの、失ってはいけないものを再認識しました」と言われました。
今、8月です。
学校は夏休み中です。
子供さんがいるお母さん達に聞くと小さな子供さんが別ですが、中学、高校、大学などに関わっている子供のことはもうとっくの前に決定している時期だそうです。
「(未来のことで)夏休みまでに最終決定ができなければもう遅いわね」と聞いたときに、私は、お母さん達ってやっぱり決定する気持ちが家を支えるものなのね、と思いました。
大人の8月はお盆の事がありますのでもう決まっていることや、仕事の関係をみながら決定していくことが増えていきます。
そして御先祖に感謝をしていくことを家族でまとまってしていくことを話し合う時期でもあります。
決定出来ずに先送りするのであれば・・ストレスが溜まります。
なかなか決められないことが回りの環境にもよってありますので辛いとこですが。
ただ、自分の人生を決めるのは自分しかいません。
海外の人達がバケーションで長い期間休みをとり、旅行に行く風景やお話を聞く度に心を落ち着ける場所に行くことも大切な時期だと思うこともあります
海をみて遙かなる広さを感じながら未来を決める人もいれば、
山に登り、普段られない高い場所の風景から自分の達成感を感じ、自己の存在を養ったり、決定する心を養う方もおられます。
私の場合はやはり・・仏様の前で○○をしてから心を整え、決定をします。
言われる言葉は
「持っている徳が人生を決める」。