数か月前から知り合った60代の奥さん。
私の仕事を知っていますが、
「霊感などは特に使わなくていいので、とにかく話を聞いて欲しい」というご依頼でした。
まだ購入して数年のマンションで、ご夫婦と30代後半の娘さんの三人暮らし。
娘さんは一流の会社に勤め、
「結婚する気はない」と言われていました。
昇進を機に東京本社へ栄転。
そこで男性と出会い、結婚をすることになりました。
ご主人の転勤がちょうど大阪に決まったので、娘さんも大阪支社に戻り、
両親は娘さんのためにマンションを譲り、二人で近所の公団に入居となりました。
そこまでは順風満帆。
それから2年過ぎ、娘さんが妊娠、出産。
体調があまりすぐれないので会社を退職。
孫が〇か月になったころ、娘の夫が
「自分は大阪の水が合わないし、お前とも合わないから、東京に戻る」といい、会社に願いを出し、戻ってしまいました。
そして夫は子供の親権を主張してきたそうです。
「勝手に離婚をいい、勝手に裁判をして、こっちの生活をめちゃめちゃにして」と奥さんはとても怒っていました。
実はこういうお話、多いのです。
子供より、家族より
自分。
奥さんは
「そうなんですか、私たちのところだけかと思ったら、身勝手な人が多いのですね」と言われました。
裁判ではこちら側が勝ち、子供との面会も拒否できるようになりました。
大阪に来てから娘の夫はイライラするようになったそうです。
住所を簡単に聞いてみると、
そうなるわ・・という場所。
でも愛があれば突破できるのに、残念です。
今回は霊感なしの会話だけなのでその部分はお話はしませんでしたが、
大阪に代々住んでおられる方で、私に危険な場所を教えて下さった人が話していたところでした。
歴史上、その場所は“あること”の時に使っていた場所です。
ある意味、ご主人は身の危険も感じていたのかもしれませんが・・
でも物事、筋道があると思います。
奥さんが1時間ばかり話して、
「やはり話を聞いてもらうと気持ちが楽になるわ」と少し笑顔が戻って来ました。
もう心に思うことを外に出すしかないですものね
その奥さんにあるお客様のお話をしてみました。
東京にお嫁に行った娘さんが子供を連れて、突然〇〇県の実家に帰って来ました。
理由はご主人と離婚したい、ということで。
そして離婚をして、
子供が大きくなり・・
離婚の理由を小学〇年生になった子供に聞かれたそうです。
正直に話しました。
「お母さんやあなたに対して愛がないと思ったの」と。
すると子供は
「好きでもない人と一緒にいるのは嫌だよね。ママやおじいちゃん、おばあちゃんは僕をいっぱい愛してくれているから家族なんだよね」と。
子供にしては冷静な言葉なので
「わかってくれてありがとう」と答えると、
「ううん、クラスの友達も離婚しているし、その子の気持ちもわかるし、その子が僕の気持ちもわかってくれるし、もちろん僕はママの気持ちを一番わかってるつもりだよ」と。
奥さんが
「孫の心配をしていましたが、安心しました。思いやりのある孫に育てたいと思います」と言われました。
何があっても大切なのは
愛ですよね。
愛があれば話し合いもできるし、
互いの気持ちを尊重しあってよい答えが出せる。
100%自分の意志を通したいは身勝手ですもの。
守護〇さんが勧めてくる本が数冊ありますが、
そのあらすじの本質がみんな同じなのです。
これからそのご相談が増えるのかしら、と思うと、時代はそちらに進んでいくのでしょうね