ラブラブの勢いで二人で書いて、引出しにしまってあった婚姻届。
彼が
「婚姻届出しておいたから〜」の一言。
えぇっ
何それ
なんで勝手に出したの?と聞くと、
「役所の近所に用事があったからだよ〜」
その安易さを正すと、
「紙切れ一枚のことだろ…なに怒ってるんだよ」。
ありえない、
ありえない…
こんな大切なことを簡単に終わらせるなんて
友達に相談しても、
「だって結婚するって言ってたし、書いてあったものだから仕方ない」とか、
「嫌いじゃないならいいじゃない」とか言われて…
私が怒っている本当の意味を理解してくれない。
自分が今まで友達と思っていた人達が自分と違う意見を言うのを聞いて、自分って何なの?と思うようになりました、
と彼女は話していました。
確かに見た目は紙切れかもしれないけど、
あの紙を紙切れ、と言うほど軽いものではない。
同じ紙でも書いてある内容で重さが違うのです。
あの紙は愛が全てだけではないものだし、責任が発生するし、法的な問題も出てくるのだから。
そして…見えない世界での“繋がり”もできる。
相手の家系と繋がるということにです。
苗字が変わらなくても、
一緒に暮せば相手の持っているものの影響を受ける…
「勝手に提出…は何か人生観が違うわね」と話すと、
「そうなんです。それでこの事で一気に彼のことが嫌いになってしまって…それをまた友達に相談すると今は驚いてるからそうだけど落ち着いたら大丈夫だから、少し我慢したら?」と言われて…
もう…嫌なんです…と彼女。
「籍を入れるのを躊躇していたのは…何か引っかかりがあったのね?
」
「はい…」
○視…
「…あなたは…再婚…」
「はい、そうなんです…」
○視
「彼…お金目当てというよりは…居候かな…」
「…はい…」
○視…
「頼られすぎ状態ね…」
「はい、別れたいです」
「わかった…(○視、)それなら…こうした方がいいわ、やってみる?答える出ますよ」
その方法を実践。
そして一ヶ月を過ぎたぐらいに…彼から
「離婚してほしい。俺が思っていた生活と違ったから」とあっさり。
離婚用紙は彼女が提出。
名前を元に戻せました、と報告が来ました
良かった、良かった。
「結婚を焦ってしまった自分が悪かったのです。今度は慎重に動きます」と話されていました。
今回のお話は彼女の素早い行動が事態を早めに収集できた結果です。
急がなければならないことと、
もう少し我慢して…と言うこともあります
人は焦るとどうしても答えをさっさとやってしまいますが、それはそれ、絶対やってはならないとことがあるのです。
「ちなみに…男性よりも女性で…男っぽい女性が楽でしょ?」
「はい、実はそうなんです」
「性別云々ではなくて、う〜ん一緒に暮らすぐらいの女性がいいですよ」
「そうなんですか?」
「うん」
「わぁ…理想…」
「現実にしたらいいですよ。引き寄せる方法を教えます」
あれから…しばらく経ちました。
そして彼女はパートナーと暮らしています。
友達関係もすっかり変わり、
「今が一番自由に話し、自由に行動して…自分らしいです」そうです
また再会して良かったですね、前世の仲良しグループの皆さんと