お盆ですね。
なんとなく街中の暑い風の中にも少し冷えているものが通ったりしているのを感じます。
秋の風かしら?と思ってもちょっと違う雰囲気の匂い。
時には少し黒い薄い帯の様にス~~~~ッと通ったりしています。
今風に吹かれて流れていったのか風を利用して流れたのか・・
まるで風の影を見たような気持ちになります。
場所によってとっても違うので
「ここも昔は・・」と遙か前の時代の時間をうっすらと感じる気持ちになります。
ちなみに・・・今年もこれだけ暑いので、あまり○感に簡単にスイッチが入りません。
じっとりとしたときにはさすがに警戒警報ですが、これだけ日差しがきつく、肌に深く刺さってくるような強い光線が矢のように落ちてくるので、あちらの世界の方達もきっと夜にならないと厳しいかと思う事もあるのです。
日陰から日向の出るときに一瞬目が眩むぐらいになる時があります。
そしてずっと日向を歩いていると時々見ている世界が真っ白くなりそうになります。
○感のスイッチでもなんでもないのですが、影や闇のようなものさえ消えてしまいそうな気温です。
普通は光が強いと、影も濃い、として感じるのですが、
影さえも消える光の強さです。
正確には光ではなくて熱量の圧力さ、といったほうが身体にわかりやすいかもしれませんね。
・・にしても・・これだけ暑いと・・
あの世の方達もきっと喉が渇いておられると思います。
水や飲み物をお仏壇へ供えされることをお勧めします。
もちろん基本の仏花とお線香、
沢山の食べ物。
食べ物はあの世でお腹が空いた方達に捧げるものです。
そして一番大切なのは光。
この世へ戻ってくるときに目印に光が必要です。
ですから迎え火を家の前で焚く地方もあります。
お盆の提灯をお仏壇の前において綺麗な世界を作り、お迎えしたりします。
あるお客様のお話です。
時々夢の中で暗闇の中を歩くそうです。
自分がまだどこかでさまよっているかもしれない、と思い、これからのことを考えて相談に来られました。
視ていると・・
「どんな感じの暗闇ですか?」と聞いて見ました。すると
「ただ、真っ暗なだけの感じですが」と言われたので、
「真っ暗でも・・いろんな闇があるのですよ」と答えました。
暗闇は一種類しかないわけではない。
(いろんな暗闇があるけれどここで書くと長いのでまた機会があれば)
「ただ暗いだけと思ったのですが」と言われたので
「私は帰宅して家が暗いと目を閉じて家の明かりのスイッチを探すのです。
目で探すと見えませんが目で見ないで探すと見つかりますよ」と答えました。
座禅や瞑想を訓練している人はわかりますが、消そうとすると雑念がはいるので、単純にスイッチに集中する。
「明かりはどこ?」では探せないことを知っています。
答えは明かり探しではないのです。
彼女に夢の中の暗闇を歩く方法を教えてその後の報告を聞くことにしました。
無事闇から抜けたそうです。
そして爽やかに目が覚めるようになったそうです。
もちろん、お仏壇のこともちゃんとするようになったのでとっても周りとの関係も良くなったとお話をしてくださいました。
数年前の夢です。
大きな川があって、橋が架かっていました。
向こう岸が見えませんでした。
それを渡るしかないと思い、歩いて行くと人々が橋に寄りかかり、ぐったりしていました。
前を見ると男性がみんなを先導して
「この橋を渡ろう」というのを見ていて、すぐ
「これは違う」と思いました。
橋を渡ってはいけない。
川を越える努力をしないと、と思ったのです。
でもその男性を信じた人はその人に付いていきました。
数人は引き返す姿もありました。
私は橋が途中から無くなっているのに気がつきました。
橋が途中からないのに・・
「橋をみんなで渡ろう、橋はある」と説明していることが不思議でそして不安で・・
引き返しました。
闇の中で自分を信じたのです。
戻ってくると
「信じるものを間違えない人はまたもどってこれる」と他の人に言われました。
目が覚めて、もう一度目を閉じると心の奥に自信のような温かいものが生まれていること感じることが出来ました。
(川を渡りかけたり、凄い絵図の風景や花畑など数回、見る夢でしたが、ここ最近はあまり見なくなりました)
まもなくお坊さんの説法で
「命が消えて、魂になって、三途の川まで歩く時、徳積みが少ない人は光が無かったり、見えないので真っ暗です。
その時、いろんな誘惑や声をかけられるのでそっちに行くと大変なことになりますよ」というお話を聞くことができました。
ちなみに・・徳を積んで、積んで・・・ものすごく積むと沢山の観音様や仏様達がお迎えに来られるそうです。
そうなるととっても明るくて嬉しくて・・泣けるぐらい幸せでしょうね。
(沢山の宗派がありますので、ご理解をお願いいたします)
コツコツがんばります。