霊感のある無し・・は、なかなか見分けられないでしょうね。
それとその前に、肝心の「霊感とはなにか」が一番大切。
見えるから・・それは霊感かもしれないけれど、見えるのか‘見せられている’のか、はたまた‘見えていると思っている’のか・・・の違いもありますし、それと・・・もっと大切な“あること”を知らない限り、霊感のある人と付き合うのは気を付けるように・・というのがふるらんの見解です。

○月のお話しです。
月の命日の為にご先祖様がお世話になっているお寺に行きました。
お寺に入り、すれ違うお坊さんたちに頭を下げて・・(これが礼儀ですよ。本当は合唱するのがもっと礼儀です)
そして廊下で職員さんがあるお坊さんの名前の会話をしていました。
ふるらんは 「あ・・あのお坊さんが今日はいらしているのね」と思いました。
そして、ちゃんと仏様が 「今日はこの人が来ているからね」とお知らせしてくださっているのだと思いました。
そしてもちろん、何かあるな・・と。
本堂に入ろうとして、畳の間に上がろうとするとほかのふっと首が右を向きました。
「え?なんだろう」と思ったら・・あ~さっきの・・・
はい、あのお坊さんがこっちに向かって歩いていました。
軽く会釈をすると、そのお坊さんもこちらを向いて頭をお下げになりました。
前から思っていたことですが・・・ このお坊さんは○○才ぐらいの方ですが、体を霊視していると・・かなり修行が進んでおられるらしく、ある特徴が出ているお方だと思いました。
ふるらんは本堂で仏様にご挨拶をして、それからしばらくお話しをさせていただきました。
今年のこと、そしてもうすぐやってくる来年のこと・・・
このお寺のことなども。現在の状況やそして人の動き・・・
ふるらんにはどうしょうもありませんが、お話しを聞かせていただけるだけできっと仏様の心の内を少しでも感じさせていただこうと思いました。
このお寺をどうすることもできません。 身内でも親戚でもなく、お坊さんでもないので。
そしてお話しが終わり、お数珠をバッグに入れて後ろを振り返ったら・・・さっきのお坊さんが座っていてにっこりこちらをみていました。
そして・・お坊さんがふるらんの隣に来ました。
「今日は仏様(のおかげん)はいかがでしたか?」と聞かれたので
「このような私でもこうやって仏前に座らせていただけただけありがたいと思っておりますし、心穏やかなお時間をいただけたのでとてもありがたいものをいただけたと思います」とお話しをすると、
「後ろから見させていただきましたが、修行のお勉強をされておられないようですが、されておられたのでしょうね」とにっこり笑っていました。
・・・さすが・・・見えるんでしょうね、前世。
そして 「実は・・・あの方をどう思いますか?」とある男性を指を指されるのでその先を見ると・・・
本堂の仏様の前で正座され、修行のあることをされて、法のお勉強をされておられる男性が座っていました。
年のころなら・・40代後半・・・ サラリーマンにしては・・ちょっとおかしいかな?
スラックスにポロシャツ、でも・・・サラリーマンでもないバッグ。
「私が答えらえるだけの仏教のお勉強はしていないので・・」とやんわりことわろうとすると、
「あなたならわかるでしょう。それに今日はそれを教えてもらおうと思って、あなたが来ないかな?と前の日から思っていました」と笑っていました。
そしてお坊さんは続けて 「実は・・あの方は○○○回、~~~を受けておられるのですが、少しもよくならないのです」とお坊さんが言われました。
え~! ○○○回!!(←仏様に誓いますが話を盛ってはいません、お坊さんが言っていたのです)
噂では一回の~~のお金が~~万円。
○○○回って・・・え~~~そんなお金どこにあるの!!!
「あの方はお家がお金があるのです。そして彼以外は全員○○のお仕事をされておりましてね・・・
彼だけそれにならなかったのです。
お寺で修行とお勉強と・・・そしていろんな学びをされたのですが、上のもの(お坊さんの上司)がいうには、○が深く、今世ではどんなに頑張っても無理と宣告されたようでして・・・」
「え~~~」
と思いながらまた彼を見ると・・確かにそうかもしれないけれど・・・
まぁ・・・そうかもしれないけれど・・・
やっぱり・・かもしれないけれど・・・
でも・・そうかも。(着地)
彼を霊視してみた。
どうしてこうなったのか。すると・・とてつもなくたくさんの人の命が見える。
それと・・・~~な~~。
まぁ・・早い話が・・ 「これはしんどいでしょう・・・」。
「どうでしょうか・・何か打開策がありますでしょうか?」と聞かれたので、ふるらんは
「先ほど、~~~の~~(修行が進んだお坊さんができること)をされておりましたが、○○の通りが良くないですね」と話すと
「あ・・あなたはやっぱり法がわかるのですね。そうですね、確かにそれが悪いです。 修行がまだ途中の人は通りが悪いですね」とお坊さんが言いました。
この話、ふるらんではどうにもならないので、
「すみませんが・・少しお時間をいただけますか?」と前置きして、本堂の仏様の御意見をいただくことにしました。
帰ってきた答えが 「(○○の)通りが悪い理由がわかるか?」と逆質問を受け、それをお坊さんに伝えると・・・
「・・それはなんでしょう・・私にもわかりませんが・・・」と言われ、ふるらんは
「たぶん、○○を~~されておられないからだと思います」と言うと、お坊さんがハッとした顔をして
「それは・・悟りを得た人が言う言葉です」と言いました。
はい、悟りを得た人と得ていない人では決定的にあることが違います。
霊感がある無しの回答は 「ある」か「ない」か。
でも本当の霊感のある人の回答は・・・決定的な答え方があります。
「彼は世の中でいう霊感があると思います。いかがですか?」と聞くと、お坊さんが
「はい、彼は自分の前世を100個ぐらい言えるそうですよ」と言うので、ふるらんは
「100個の前世とみなすか、一個とみなすか、でも・・悟りを得られた人ならそんな回答はしませんよね?」と言うと、
「その通りです。私が尊敬している人は話のレベルが違います」と言いました。
「そしてその方たちの共通点は・・○○○ですよね?」と言うと、
「はい、そうです。あ~彼はそれがないのですね」と言うので、
「ええ、それで○○○回~~~をしても変わらないのです。 それと・・・申し訳ないのですが・・生意気なことを言わせていただきますが・・・彼、本体が~~が~~~です、と思うのですが・・・それは上の方が言われませんでしたか?」と聞くと
「その通りです。その部分は本人には言わなかったみたいですが、私でもわかります・・・ あ~~そうだったんだ・・だからあれだけ~~をしても・・変わらないのか・・・」と言われました。
変わるわけがない。
何をどうしても。
本人が~~で~~な限り、仏様の~~を~~したとしても。え~!と思うでしょう。
人って・・すごいのよ。 と、~~が通らないのよ。
と、もう一つ降りてきた言葉をお坊さんに伝えるとお坊さんは無言で頭を少し下げていました。
ふるらんも・・言葉がキツイと思いますよ。 でも、この場所で真綿に包んで修行中の人に伝えてどうします?
「生意気だと思いますが・・」と前置きしていますが、たかが一般の霊感がありますよ~ぐらいのふるらんおばちゃんがいうのは生意気の極みだと思いますよ。
でも・・・お坊さんは今日、ふるらんから何かを聞こうというスイッチをいれてふるらんの隣に座っているのです。
気が利く人はふるらんとお坊さんを見て、話しかけるのをやめます。
でも気が利かない人は表情にだして 「早く話がおわらんかいオーラ(関西風。関東なら別オーラ)」を出してきます。
はい、おぼうさんだって忙しいのです。
どこのおばちゃんか知らない人に話をしている姿をみて、きっとおばちゃんがお坊さんに話しかけていると思っていると思います。
でも・・・ふるらんも 「○月○日の・・・○時ぐらいにお寺に行きなさいメッセージ」で来ているのです。
何百冊の本を読んでも変わるわけがない。
何百人の人の話を聞いても変わるわけがない。
何百回、~~の~~を受けても・・わかるわけがない。
何百回生まれ変わっても・・・人生が変わるわけがない・・・
その決定的な理由を・・・彼は知らない。
「じゃぁ・・・彼に伝えたらどうですか?」と思うでしょう?
伝えて聞くかもしれないけれど・・・・でも変わらない。
だからお坊さんはきっとそれがわかっているから・・・ 「じゃぁ私がそれを彼に伝えます」とは言わなかった。
・・うん、やっぱり賢いお方です。
少ししてお坊さんが 「そうですね・・・わかります。よくわかります。
それが今の彼であり、前の彼であり・・これからの彼なのでしょうね」と言いました。
そして 「ありがとうございました。とても勉強になりました。どうぞゆっくりしていってください」といい、ふるらんに頭を下げて、立ち上がり、そしてお仕事に戻られました。
ふるらんの頭の中に次のメッセージが降りてきました。
「伝えることと教えることは違う。
要求されることはその人が願うことであって、こちらからの回答とは‘ズレ’る。
人はそれを‘違う’と言うだろう。
・・・(中略)・・・
これからは伝えることではなく、教えること、育てること(教室というようなこだわりではなく、セッションで教える、育てる等もあるみたいです)をするように。
来年は・・~~が・・・ある」。
神仏とのつながりって・・・すごいですよね。
本来は全員がつながっているはずです。
霊感のあるなしなんて・・・もともと分類されるものでもなかったでしょうし。
命の神秘と凄さと奇跡と・・・そして計り知れない神仏の愛に守られて人生を真っとうできたらそれが幸せだとふるらんは思っているだけです。
ちなみに・・・動物にできなくて人間だけができるのが『祈る』だそうですよ。
人に生まれてきたありがたさを深く感謝しております。
だからこそ、霊感よりも・・・生きている今があることが大切だと思います。