昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

携帯片手に発見の旅~目黒にて・・・

2010-10-01 | 小さな旅の思い出
  【日本民藝館・本館】

・・・・・木造2階建瓦葺きの蔵造り風建築で 1階部分の外壁には大谷石を貼り 2階部分は白壁 総床面積685.26m² ・・・・・

今日から10月!
月は変わりましたが 引き続き旅の話題を引っ張ります。

よろしかったらお付き合いくださいね~。
             
                                             



 
【駒場東大前にて】

 
 やっとひとりになった後 
向かった先は駒場東大前!

網の目のように張り巡らされた東京の交通網ですが

携帯さえあれば 怖いものなしです!

まず行き先をWebでチェック。
アクセス方法を調べ 
「乗り換え案内」で最寄り駅
乗換駅・乗換えに便利な電車の車両の場所
時刻表を調べます。

最寄り駅に着いたら「ナビウォーク」で
ルートを調べ 分かりにくい場合は
音声案内~♪

迷うことなく目的地に到着です。

 




                                        



【日本民藝館 栃木県から移築した明治期建設の石屋根の長屋門】

                                             

最初の目的地は 目黒区駒場にある日本民藝館です。

日本民藝館は 民藝美という美の認識の普及と 新しい生活工芸品の振興によって

美の生活化を目指す民藝運動の本拠として 大正15年(1926年)に

宗教哲学者の柳宗悦 (1889~1961) らにより企画され

実業家で社会事業家の大原孫三郎氏をはじめとする多くの賛同者の援助を得て
昭和11年(1936年)に開設されました。



柳氏の思想については →美術館でアートな一日に載せています。

                                             



  

【本日の展示のお知らせ】



  

  

 
 民藝運動の指導者の一人で、日本を代表する
陶芸家・河井寛次郎の
生誕120年を記念する特別展。

柳の盟友であった河井は釉薬の名手として知られ
京都市五条坂で作陶活動を展開し、その卓抜した
芸術性は国の内外で高い評価を受けております。

本展では 柳宗悦と親交を結んで以降の実用性を
意識した 重厚で色鮮やかな河井作品約150点
が展示されています。

河井寛次郎-生誕120年記念展-
2010年9月14日(火)-11月23日(火・祝)


併設展示

濱田庄司 バーナード・リーチ 棟方志功作品
丹波の古陶 西洋の陶器 日本の絣 日本の金工・木工
朝鮮時代の諸工芸、工芸的文字等。


  
本館は 柳宗悦が自ら設計したもので
平成11年に国の有形文化財に登録されました。

  

      ~H.Pより~


日本民藝館ホームページはこちら

                                             

今回展示されている河合河井寛次郎の作品は ほとんどがこの日本民藝館の所有品なのだそうです。

他にも 囲炉裏の上に吊り下げられていた自在鍵や蜀台 蝋燭の芯切り鋏 絣の着物など
生活の中で日常使われていたであろう 名も無き職人達の知恵と鍛錬の賜物ともいえる
作品の数々が 整然と並べられていました。

作品を展示するための美術館ではなく 建物を含めてひとつの作品となるような場所にしたい。

そういった柳宗悦の言葉通りの場所でありました。   
                    ・・・つづきはまた次回にて~ 



 
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    住所   :目黒区駒場4-3-33
    問合せ先 : TEL 03-3467-4527

    アクセス :京王井の頭線駒場東大前駅から徒歩7分
    営業時間 :10:00~16:30  通年
    休業日 :月曜
       祝日の場合は翌日休、展示替え期間休
    料金 :大人1000円、高・大学生500円、小・中学生200円
    駐車場 :あり 4台



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最後までお付き合いありがとうございました!