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素敵な景色に遇えるかも・・・

古きを訪ね新しきを知る~再生古民家と麦とろご飯の日曜日~

2011-05-26 | 小さな旅の思い出
【公園を見下ろして】
※カシオイメージングスクエアにて絵画変換してあります。


今週の初め、陶芸家の従弟の家に行って来ました。

 工房を兼ねた家は、古い民家を移築再生したものです。

 100年以上経っている飛騨の民家は

生まれ変わることによって、また

新たな命を与えられ、更に100年

のときを経ることの出来る家へと
変身したのだそうです。

以前この家の所有者だった
おばあちゃまが、先日ここを
訪ねられ

「こんなに綺麗にしてもろて
 家もどんなによろこんどるだろう。」
といって、涙を流されたそうです。



コンクリートや鉄と違い、材料を作るまでに
殆ど二酸化炭素を排出することが無い木材で出来た家は

ここ最近海外でも注目されてきています。

例えば、樹齢100年の木材は
伐採された後も100年の間生き続け
呼吸をしているのだそうです。

この日、新しく庭も完成し、庭を眺めながら
お菓子とお抹茶を頂いてまいりました。





【萬葉】 
 ここから少し足を伸ばした場所へ
お昼ごはんを食べに行って来ました。

ここも新潟から移築された古民家を、店舗に改装した

ステーキと麦とろご飯のお店『萬葉]です。



 



【入り口】 
 日本家屋のとくちょうである大きな開口部は

硝子張りになり、緑まぶしい庭園を眺めながら

食事を頂く事が出来ます。

入り口の古めかしい建具には
宝袋をデザインした厳しい錠前が付いていました。




季節のミニ懐石と麦とろご飯のセットです。
タラの芽、ワラビ、味あげ、抹茶寒天などがひと盛りになっていました。

  

麦ご飯と自然薯のとろろは食べ放題!

疲労回復 滋養強壮の効果 若返りや老化防止に効果がある成分が含まれている自然薯。

日本では、お米より古く、縄文時代には既に食べられていたそうです。

昔の人の知恵には、驚くことが多いです。



そして、食後はお隣のギャラリーカフェへ・・・



こちらも、古い新潟の草葺の民家を移築してきたものです。

地元の陶芸家の作品を鑑賞しながら
本格的なコーヒーが楽しめます。


織部の更に載ったお菓子。

そして、古代ペルシア陶器の斬新な色彩や独創的 な造形、釉調に魅力を感じ
西アジアでの長年の発掘研究を経て、滅び去った幻の名陶
ラスター彩の復元で知られる陶芸家加藤卓男氏の
幸兵衛窯で作られたコーヒーカップで頂きました。

可愛らしい鳥のデザインのシュガーポット!

いい器で頂くとコーヒーも一層美味しく感じられますね 。



雨が上がったら、直ぐ近くの花フェスタ記念公園、バラを見に行こうかとも話していたのですが

雨のお蔭で、ゆっくりと時間を楽しめることの出来た日曜日となりました。



最後までお付き合いくださってありがとうございました。