昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

お肉屋さんのコロッケをどうぞ!~『キッチンから愛を込めて』~

2011-09-12 | キッチンから愛を込めて
暑かったり、涼しかったり、夏と秋が行きつ戻りつしながら
少しずつ季節は次へと装いを変えています。

庭の花たちも、燃える太陽の色をした花と
涼しげな花が同じ顔をして並んでいます。

 

秋になって、段々と暑さが遠のいてくると
熱々のものを食卓に載せたくなってきます。

「熱々の・・・」と言えば、先日ブログ友達の
この方が、近所のお肉屋さんのコロッケが
熱々で美味しかった~!
と仰っていました。

揚げたてのコロッケを、歩きながら食べるのって
本当に美味しいものです。
学生時代、その揚げたてを歩きながらではなく
お店の中で食べていたことを思い出します。

実は学生時代、大きなお肉屋さんでアルバイトをしていました。
お客さんの注文を聞いて、お肉を販売するのですが
その合間には、お肉屋さんのコロッケを作っていました。

ときどきあの、お肉屋さんのコロッケが食べたくなり
我が家の食卓にも登場させています。

お肉屋さんのコロッケの特徴は、何もつけなくても美味しく食べられるよう
しっかりと味がついていること。

カリッとさくさくに揚っていることも重要なポイントです。

お肉屋さんのコロッケは、粉末のマッシュポテトを使っていますが
生のジャガイモで作れるよう、工夫してみました。


 


これは、いつもの厚さで
作ったものです。

厚さ1cmの方は写真が
撮れていませんでした!
  スミマセン!



パン粉は1㍑サイズの
ペットボトル
に詰め替えておくと
とても使いやすいです。

移し変えるのにも
ペットボトルで作った
上戸を使うと便利!
 
  ◆材料 
   じゃがいも 中4個
   牛乳&コーヒーフレッシュ1個 合わせて300cc
   (あっさり味がお好みの場合は水300cc)
   塩少々

   たまねぎ1/4個
   合挽きミンチ150g
    ※砂糖大さじ2
    ※醤油大さじ2

   小麦粉
   卵1個
   パン粉
   揚げ油適量

  ◆作り方
  【1】鍋に水・塩、じゃがいもを入れ、柔らかくなるまで
     茹でます。
  【2】茹で上がったらお湯を捨て、熱い内に皮を剥き
     つぶします。
  【3】牛乳とコーヒーフレッシュを入れなめらかに
     (マッシュポテトになる)なるまで混ぜます。
  【4】フライパンを熱し、サラダ油を入れ
    みじん切りにした玉ねぎを透き通るまで炒めます。
     ミンチを入れ、色が変わるまで炒めます。
  【5】※印の調味料を入れ、強火で半量になるまで
    煮詰めます。
  【6】3のじゃがいもに、5を汁ごと入れて混ぜます。
  【7】粗熱が取れたら、厚さ1cm弱の俵型に成型し
    衣を付けます。
  【8】180℃くらいの温度の油でさっと揚げて
    出来上がりです。  


思い出のコロッケの味を再現できたでしょうか~?

熱々をどうぞ~♪





そして、今夜はもうひとつ。
1本の苗から300個近く採れたピーマンを
たくさん消費できる『ピーマンの佃煮風』です。

ごま油で炒めたピーマンを、砂糖、醤油、酢(1:1:1)を煮詰め
た中に入れ味を絡ませ、桜海老、花鰹、胡麻を入れて出来上がりです。

火をしっかり通すので、かさが減り
一人で、3~5個も食べられてしまいます。 






そうそう…

お肉屋さんのアルバイトで出された「まかないメニュー」で
もうひとつ忘れられないのが、『牛すじ肉の味噌煮込み』
前の日からストーブの上でコトコト煮込んだ
柔らかいすじ肉が、ほんのり甘い味噌味で煮込まれていました。

この味噌味がどうしても再現できないのです。
ポイントは、使っていた味噌なのかな~?

お肉屋さんのちゃきちゃきおばあちゃんの自家製だったんです。
あ~また食べたいものです。



今日もお付き合いくださってありがとうございました。