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Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

月の見えないこの夜に・・・月に祈りを 星に願いを

2011-09-29 | 四季折々のひとりごと
【今年の十五夜の月】

今日の月齢は2.7.
三日月の少し前にあたるのでしょうか。

朔の新月、繊月、三日月、弓張月、十三夜、小望月、満月の十五夜、十六夜(いざよい)
立待月、居待月、寝待月、更待月、下弦の月の二十三夜、有明月に三十日月・・・

日本人はお月様との長いつきあいの中で、多くの風情のある
呼び名をその月につけてきました。

満月に感謝を捧げると、金運に恵まれるとか
朔から三日月の頃に願うと、良縁、良い人付き合いを呼び寄せるとか
月にまつわる言い伝えも多くあります。

宇宙全体の中で、みればとても小さな星なれど
地球の上に住む人にとっては、神秘的な存在なのですね。



こちらは、紙でできたの月の歌。

『そう、それはボール紙の海にかかっただけの
ただの紙でできた月

 でも、きみが信じてくれれば
それは作り物でなくなるんだ~』と歌われています。

この映画で、テイタムオニールは史上最年少のアカデミー賞助演女優賞を獲得しています。
 



昔宿場町だったこの街に二十三夜と書かれた石塔があります。



二十三夜 にじゅうさんやとは、 下弦の月のことです。
真夜中になって出てきますが「二十三夜待ち」といって
わざわざこの月を見るために起きておく
という風習があったそうです。

夜遅くまでその地域の女性たちが集まって
親睦を図ったとも言われているそうです。

二十三夜は女性が集まる地域も多くあったそうです。

三夜は産夜にもつながり、この日お産をすると
安産になるとも言われたそうです。

当時出産によってなくなる女性も多かった時代です。
経験のある女性たちの集まっているこの夜は
それは心強いものであったに違いありません。


さて、今宵は細い細い月がすぐに沈んでしまう暗い夜です。

ということは、お天気さえ良ければ星がよく見える夜ということ。

秋の住んだ空気の中で、星を眺め
星に願いをかけるというのもいいかもしれません。

そういえば8月の終わりに、こんなニュースを聞きました。

****** 地球の5倍の大きさかも知れないダイヤモンドでできた星――。*****

地球から4千光年離れた銀河系のなかに、こんな惑星があるとみられることが
オーストラリアなどの国際研究チームの観測でわかった。

ダイヤ並みの高密度惑星を発見(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース

地球の5倍もの大きさのダイアモンドで出来た星!!

今夜はこの星に、願いを込めてみることにいたしましょう。

何を願うかって?

うふふ・・・
それは秘密です・・・

月があってもなくても、夜空はロマンチックな夢に満ちているのですね・・・





最後までお付き合いありがとうございました。