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秋の七草 そして紫蘇の実~『キッチンから愛を込めて』~

2011-09-26 | キッチンから愛を込めて
【庭の藤袴の蕾】

秋の七草のひとつ、藤袴(フジバカマ)の花です。
花が咲く前の蕾の姿が好きです。

萩(ハギ)·桔梗(キキョウ)· 葛(クズ)·撫子( ナデシコ)
尾花(オバナ/ススキのこと)· 女郎花(オミナエシ)· 藤袴(フジバカマ)

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」 (山上憶良)

「春の七草」は、体のためにお粥に入れて食べるものですが
「秋の七草」は、心のために目で楽しむものです。



春の七草は、日本のハーブ。
秋に花咲くハーブの代表といえば



紫蘇(シソ)です!

ハーブと呼ばれるものは、殆どがシソ科のような気がします。
夏の間、爽やかな風味で食欲を増進させ、雑菌を抑える働きで食中毒をも防止する植物です。

秋に小さな花が咲き、小さな種を付けます。
その実はカルシウム、ビタミンA、鉄などを豊富に含んでいます。

もちろん今年も、この紫蘇の実の佃煮を作りました。



茹でて水に暫らく晒し灰汁を抜き、よく水を切ります。
ごま油でさっと炒め、砂糖・醤油・お酒で味をつけ
水分がなくなるまで炒ります。
保存が利くように、鷹の爪を入れました。



どうしてこんなに白いご飯に合うのでしょう!
ご飯~おかわり!!(笑)





そして・・・この日水饅頭も作りました。

こし餡と抹茶餡入りです。

急に朝晩冷え込むようになり、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りになりそうですね。

今年の水饅頭もこれで最後になりそうです。



お付き合いありがとうございました。