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この季節になると、山の雪の積もり具合に毎朝目が行くようになります。
まだ純白に輝くような雪化粧にはなっていません。
今年は少し遅い様な気がします。
それでも今朝はバケツに厚さ1cmほどの氷が張っていました。
いよいよ12月、そろそろ里にも雪が降りてくるかもしれません。
12月の初日は母の誕生日でした。
そこで、今年の我が家のヌーヴォー=新酒を封切ることにいたしました。
お酒のヌーヴォーといえば
毎年11月の第三木曜日に解禁と決まっているのが「ボジョレーヌーヴォー」
「ボジョレー・ヌーヴォー」とは - ワインの一種で
フランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区 で作られる新酒のこと。
ロゼもあるそうですが、ほとんどが赤ワインなのだそうです。
日本の輸入量は世界一だとか。
今年のブドウを早く飲めるようにと、、熟成させるワインとは異なった製造方法で作られているのだそうです。
したがって、賞味期間も短いわけです。
最近は、それほど騒がれなくなりましたが
「畳と女房は新しい方がいい」
とかいわれる日本だからこそ
こんなに人気になったのかもしれませんね。
因みにフランスでは
「ワインと女房は古いほどいい」
というらしいです。
ところで、我が家の新酒はといえば♪
金木犀のお酒です。
漬けこんだときのようすは こちら→金木犀のお酒
楊貴妃も好んで飲んだと言われる「桂花陳酒」に似た味にならないかな?と思って漬けてみたのですが
色も香りもそっくりのものが出来上がりました。♪
干し杏を入れたのがよかったのか
もう香りだけでうっとりと酔ってしまいそうです。
この日は炭酸で割って、檸檬を数滴入れてみました。
これは毎年作らなくては!
……………花を採るのがめんどうなんですけどね。。。
これだけ美味しければ、そんな苦労はなんのその!
そしてもう一つの新酒。
「ブラックベリー酒」です。
昨年もあっという間に飲んでしまった
氷砂糖とホワイトリカーで漬けたお気に入りのお酒です。
何より赤ワインにも似たルビー色が素敵です。
アントシアニン、ポリフェノールもたっぷりです。
そして、このお酒から引き揚げたブラックベリーの実もまた
ポリフェノールがたっぷりなのだそうです。
ちょっと食べてみたら、甘味は少なくなっているけれど
ジャムにならいいかもしれません。
そう言えば、時々耳にする「ワインジャム」というのがありました。
本来捨ててしまうはずのワインの搾りかすでできたジャムです。
ゴミも減らすことができ、栄養価も高いと話題になっている
エコなジャムなのだそうです。
このブラックベリーも行けるかもと思い作ってみました!
お酒の香りがほんのりとする、オトナなジャムの完成です♪
これはお肉のソースにも、シチューを煮る時にも使えそうです!
そうそう、小さいくせに固くてやっかいな種を取り除くには
キッチンで使う粗い網目になっている水切りネットが大活躍してくれました。
中に粗熱を取ったジャムを入れ、そ~~~~っと絞っていきます。
裏ごし器やふるいを使うより楽にできます。
ところで、新酒とはいえこのどちらのお酒も
熟成するほど美味しくなるとか。
でも、寝かせる間もなく飲みきってしまいそうです。
そうそう、最近の居酒屋では古酒といって
何年も寝かせた日本酒に人気が集まっているらしいです。
以前、知り合いの方に7年寝かせた日本酒というのを
飲ませて頂いたことがあるのですが、これがまた美味しいのです。
冷蔵庫で寝かせるだけなのだそうですが
コツは飲む時が来るまで扉を開けないことだそうです。
さて、日本でも「お酒と女房は古いほどいい」という時代に突入でしょうか!
みなさまにとって、素敵な一週間のはじまりになりますように。
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