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お月見飾り~そして十六夜(いざよい)

2013-09-20 | 四季折々のひとりごと


中秋の名月、ご覧になられましたか?

月の出の頃は、雲に隠れていましたが

夜半過ぎ、雲がす~っと晴れて

冷たく光るお月様があらわれました。

  

大きな望遠レンズなしに撮るのは難しい!

左が十五夜、右が十六夜です。

 今年のお月見飾りです。

お団子を作る時間が無くて、お向かいのおば様が作って下さった

栗きんとんをお供えしました。

初物の里芋とサツマイモもお供えするのが習わしです。

そして、欠かせないのがススキです。

ススキはイネ科ススキ属の植物で、野生に生息する一般的な多年生草木です。

全国に分布して日当たりのよい山野に生息しています。

秋には茎の先端に花穂をつけ、その種子には白い綿毛が生えます。

ふわふわの綿毛が風に舞い、遠くまで種を運びます。

子供の頃には、この綿毛が耳に入ると、耳が聞こえなくなると言われ

ススキに障るなと注意されたものです。

ススキは切り口が鋭いことから魔除けの力があるとされ

お月見で供えたススキを家の軒先につるしておくと

一年間病気をしない という言い伝えもあるそうです。

毎年、お月見の日になると父がどこからかススキをとて来てくれていました。

父が亡くなってからは、これは夫の仕事になりました。

「今年もどっかでススキを採って来てね。」

そういうと、どこにあるのかわからないとか

時間が無いとか、ぶつぶついいながら

間際に採って来てくれていました。

それが今年、まだお月見までには1週間もあるというのに

ススキを採って来てくれました。

しかしながら、3日もするとススキは綿毛だらけになってしまって

花瓶に挿しておけなくなります。

お蔭で今年は、二度もススキを採って来てもらうことになりました。(笑)

来年からは、何も言わなくても

丁度いい時期に採って来てくれるようになるでしょう。



今宵は十六夜(いざよい)。

十六夜とは陰暦十六日の夜の事を指し

その月を十六夜(いざよい)と呼びます。

「いざよう」とはためらうことの意味で、十五夜よりしばらく遅れて昇ることから

「いざよい」と呼ばれるようになったのだそうです。

なんだか洒落た言葉ですよね。

誰が考えた言葉なんでしょう。








月夜のコスモス♪

明るい月の夜はこんな曲が聴きたくなります。


  Thank you♪