昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

巡る桜に巡る想い

2014-04-10 | 四季折々のひとりごと




満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ
~竹内まりや「人生の扉」より~

桜の季節になるたび、この歌が頭を巡るようになりました。


一年中お花屋さんに並ぶ花たちと違って

その季節は一度だけしかありません。

毎年、必ずやってくる桜の季節ですが

人それぞれ、桜を見上げることができる回数は違うのですね。





仕事の合間やお昼休みに桜の写真を撮るのも恒例になりました。

桜の名所に出掛けるのもいいものですが

花はどこで見ても同じ桜・・・

こうして見慣れた街をぱっと華やかに変身させてくれます。



ここ数日は仕事か終わってから、母と一緒に花見ドライブを楽しんでいます。

20分ほど、街中(まちなか)の桜の名所へと遠回りして家に帰えるのです。



学生の頃、友人たちとお花見で大騒ぎした桜並木にも・・・

息子たちが幼い頃、仲良しのお友達とお花見がてらお弁当を食べに来た公園にも・・・



この地方で桜の季節と言えば入学式。

この日、母校の桜の写真を撮っていると

親子連れの車が続々と集まってきていました。

今は、歩いてくる人は少ないのですね。

 そんななか、学校へと続く急な坂道を上ってくる
お母さんと息子さんの姿を見つけました。

足早に前を歩く息子さんが、時折立ち止まり
お母さんを待っているようでした。

優しい息子さんの姿が微笑ましく

素晴らしい学生生活を送られますように・・・

心の中で、呟いていました。





路地の奥にある近くのお寺の山門越しにも・・・


川沿いの公園の桜にも・・・



次の日曜は雨の予報が出ています。

花散らしの雨になってしまうでしょうか・・・