車窓から眺める富士山
先月の始め、東京へ出かけてきました。
ちょっとしたお楽しみのための旅でしたが
少し早めに出発して、東京駅を眺め
以前からちゃんと見てみたいと思っていた三菱一号館美術館の
銀行営業室を復元したというクラシカルな
カフェでランチをしようと考えていたのです。
三菱一号館(みつびしいちごうかん)とは、1894年(明治27年)
現在の東京都千代田区丸の内に建設された日本初のオフィスビルで
煉瓦造の建物内に会社や銀行が入居していた[3]。
丸の内最初の洋風貸事務所建築としての「第1号館」である本建物は
三菱の建築顧問であったジョサイア・コンドルによりイギリス・クイーンアン様式
の外観を持つ煉瓦造の建築物として設計された。
1968年(昭和43年)に三菱地所が解体したが、2009年(平成21年)にやや異なる位置に
同社により復元された。
現建物は三菱地所運営の企業博物館「三菱一号館美術館」の建物として利用されている。
~Wikipediaより~
三菱一号館美術館H.Pはこちらからどうぞ
残念ながらワシントン・ナショナルギャラリー展は翌日からなので
観覧できないのは知っていました。
しかし、、、
なんということでしょう!
貸切で入ることが出来ませんでした。
おまけに資料館までたまたまお休みなのでした。
がっかりです。
仕方なく、丸の内ブリックスクエア辺りでランチをと思い
一号館広場へと向かいました。
美術館の裏庭に当たるこの場所には世界的に有名な彫刻家の作品が
さりげなく置かれていました。
この辺りにはストリートギャラリーと称して多くの作品が展示してあるのです。
http://www.marunouchi.com/pdf/art_map.pdf
上の写真の左下に見える作品は、イギリスのヘンリー・ムーアによる
「腰かける女」です。
高層ビルの谷間にあって、風もなく日当たりのいいこの場所では
ベンチに腰かけて休憩されている方もちらほらと見受けられました。
そろそろビジネス街のランチタイムも終わりのじかんです。
ふと見上げると、なにやら花のようなものが咲いている木を見つけました。
十月桜
最初は雪が残っているのかと思ったのです。
名札に書かれた十月桜という名の通り、昨年の10月に咲き
その花が散った後、2月になって再び咲き始めたのだそうです。
後で聞いたはなしですが、秋と本来の桜の季節の春の2度花を咲かせる桜なのに
今年の春はあまりに早く咲き出してしまったのだとか。
高層ビルの谷間でたまたま見つけた小さな春に嬉しくなりました。
さて、そろそろおなかも空いたことだし・・・・
どうしようと思っていた矢先に見つけた
たまさか
お店は2階のようで、1階はエレベータホールのみ。
美味しそうな写真につられて上がってみると・・・
ガラス張りの明るい店内のカウンター割烹でした。
上の写真はネットからお借りしました
最近流行りのカウンター割烹。
間近で料理をするところが見えるのが楽しいですね。
目の前の板長さんがこれまた気さくなかたで
お料理の事から、お店から見える景色の事
そしてお天気とお店の関係なんて
とても興味深いお話をしてくださいました。
もちろんお味の方も大満足!
趣向をこらした海鮮ちらし、トロトロに煮えた豚の角煮に大根等々
デザートのきな粉のティラミスも絶品でした。
丁度、ランチタイムも終わりの頃だったからでしょうか
お店を出る際には、見送りにもでてくださったので
お仕事のことなどあれこれ訪ねてしまいました。
なだ万で修業を始められたそうですが、こうした
カウンターのお店はお客様の喜ぶ顔を間近で見られるので
とてもやりがいがあるのだとか。
気に入った料理があればレシピを教えてくださるとのこと。
これはまた機会を見つけて出掛けなくてはと思ったのでした。
たまさか とは たまたま と同じ意味で「偶然に」とか「ばったり出会う」という意味なのですよね。
「たまたま」にがっかりした後で見つけた 「たまさか」 は とても嬉しい「たまたま」となったのでした。
さて、お腹もいっぱいになった事だし
お目当てのあの場所に向かうことにいたしましょう・・・
はい!一昨年この建物の前を通ったときに、これは一度見ておかないとと思ったのです。
展覧会の予定は知ってはいたのですが、日にちを変更することが出来なくて
仕方がないとは思っていたのですが、まさか全く入ることが出来ないとは
夢にも思っていませんでした。
しかしながら、そのお蔭で素敵な方にもお会い出来て
これはこれでまた楽しかったな~なんて思いだしています。
自分の腕を生かした仕事に誇りを持っていらっしゃる様子が伝わってj来て
知らず知らずのうちに色々聞いてしまいました。
西麻布にある料亭の初支店なのだそうです。
洗練された中にも温かみのあるお料理に、心打たれました。
東京駅からも歩いてすぐです。
是非お立ち寄りくださいませ。^^
東京にいらしてたんですね。
いつも素敵な場所を見つけて行ってらっしゃって、感心しきりです。
関東に住んでいても、私、知らないことばかりで・・・・
この三菱1号館美術館・・・知りませんでした。
HPを観てみましたが、HPも凝ったつくりですね。
それにしても、ワシントン・ナショナルギャラリー展もカフェも残念でしたね。
でも、たまたま「たまさか」を見つけられて
美味しいお料理に舌鼓が打ててよかったですね。
私も東京に行くことがあったら、是非行ってみたいなと思いました。
まるで雅な春を楽しんでいるかのように思えてきますね。
今回は残念なことに息子には振られてしまったんです。
まあ、お蔭で一番気の合う妹と楽しんできました。
え?それは寂しくなりますね。
海外でいらっしゃるのかしら。
くりきんとん~!
帰省の時のお楽しみにしてくださいませ。
ほんと!よかったですね。
PInkyさん^^東京を満喫されていますね^^
息子様の東京暮らしは、落ち着かれましたか?
うちもこの春に違い所に移動です…。
すやが
くりきんとんが
食べられないかも…
と、嘆いておりまする。
(ほんと、おいしいくりきんとん)
「貸切」の文字には、ぽかん!としてしまいました~!
この一号館広場にはフレンチの「みくに」やイタリアンのお店もありましたが
やっぱり和食が食べたくて、吸い込まれるようにエレベーターに乗っておりました。
とても気さくな方だったので、色々と質問してしまいました。
「やりがいのあるお仕事ですよね。」というと
「はい!」と迷いのない言葉が返ってきました。
自分の仕事に誇りを持っておられるのが伝わってきました。
どんな方が作っておられるのかわからないことが多いですが
こうしたカウンターだと心意気まで伝わってくるようで
一層味に深みが出るような気がしました。
敷居の高い一見さんはお断りのような雰囲気のある料亭の味を
たまたま見つけた人も味わえるお店。
そんな思いが込められているように思いました。
こうしたハプニングもまた旅の楽しみですね。
イチョウ並木の新緑色に染まりそうな頃もまた素敵だと思います。
機会があれば是非!^^
なんだか浮いていましたよ~。(苦笑)
この三菱一号館の復元には様々な思惑があったようですね。
復元といっても保管してあったはずの解体された際の資材は殆ど無くなってしまっていたそうです。
元々、誰も買わないような土地を政府に頼み込まれて手にした土地なのだとか。
浅い海を埋め立てた土地がこんなビジネス街になるとは
誰が想像していたでしょう。
仰る通り、この界隈は一丁倫敦と呼ばれていたそうですね。
この後紐育と呼ばれるところもあったとか。
カフェの貸切は全く予測していませんでした。
なんだか関係者の集まりとか・・・
展覧会のオープンに関係していたのかもしれません。
また、次の機会の楽しみといたします。
ふふふ・・・こんなに大きなコンクリートで固められているレプリカを盗んだところでどうしようもないと思いますが・・・
西麻布にある料亭の初の支店らしいです。
気軽に料亭の味を楽しめるお店です。
あら、そんなことを言うとお店の方に叱られますよ。
なんといっても素敵な板長さんにかも・・・
時間をお上手に使いますね。
三菱一号美術館…行った事が無いです。
「たまさか」HP拝見しました、お洒落な感じですね。
板長さんPinkyさんがお話上手なのでついそれに載ってしまたのでは(笑い)…あの場所楽しみにしています~
まあ~転んでもただ....おっとっと失礼(笑)
さ~すがpinkyさん
素敵な発見ですね~
.......( ..)φメモメモ「たまさか」のHPも見てきました~♪
おっ見落とすところでした、富士山にもお目にかかれて・・・。
最近の大都会の超高層ビルには古い建物の上に高層ビルが載っているって多いですね。
この一帯って草の生い茂る原野を陸軍兵営の移転に伴い岩崎弥之助が150万円で払い下げたとか。
三菱村には英国仕様の建築が立ち並んで行ったわけですね。
>1968年(昭和43年)に三菱地所が解体したが、2009年(平成21年)にやや異なる位置に同社により復元された。
丸の内の中でもそんなことをやっているんですか!
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展は残念でしたね。
えっ三菱一号館にも入れなかったんですか!
ふ~ん、ネットを駆使してスケジュールを組まれるpinkyさんらしくないですね。
失礼!
ストリートギャラリーはいいですね。
毎日のウォーキングをこんなところでやりたいものです。
きっと運動着に着替えて昼休みに歩いている人たちもたくさんいるでしょうね。
「腰かける女」は1957年の作品らしいですが夜間に盗難とかは大丈夫なんでしょうか!
この季節に桜が見られというのも粋ですね。
海鮮ちらし、トロトロに煮えた豚の角煮に大根にきな粉のティラミスとは「犬も歩けば棒に当たる 」そのものでしたね。
板長との会話からお見送りつきですか!!!
分かった!そんな美味しいものを食されたから胃腸を壊されたんでは!(笑)
>お目当てのあの場所に向かうことにいたしましょう・・・
え~っもっといいところにも行かれたんですか!