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遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

2012年 京の冬の旅~そうだ世界遺産に行こう~

2012-01-17 | 小さな旅の思い出
【東寺:南大門】

 ※三十三間堂の西門を移したといわれている「南大門」(重要文化財)。
奥に見えるのは「金堂」。



毎年、梅小路蒸気機関車館への道すがら、建物の間から姿を覗かせいる東寺。
新幹線からも高速道路からも目にすることの出来る京都のシンボルのひとつです。

今年はランチを取った後、東寺に向かうことにしました。
線路をくぐると間もなく五重塔が見えてきました。

平安京がそうの造営と共に、国家鎮護のために
東寺と西寺が創建されました。

その後、弘法大使空海に下賜され
民間の信仰を集めたのとは対照的に
西寺は衰退の一途を辿り
今では石碑が建っているのみとなっているそうです。

東寺についての詳細は東寺

日本の各地に今も親しまれている「弘法さん」のお寺

世界遺産の東寺に到着です。


【五重塔】

 高さ約55m。
現存する木造の古塔では日本一高いといわれています。
現存のものは徳川家光の寄進により寛永21年(1644年)に
再建したものとされています。

【金 堂】

 南大門をくぐると、ま正面に見えるのは桃山時代を代表する
建築物でもある「金堂」です。

堂々とした佇まいを見せ、真ん中の部分の屋根が切り取られた形になっています。

その上には、今年のえとでもある龍が二頭
こちらを見張っていました。

 文明18年(1486年)に焼失し、現存する金堂は豊臣秀頼の発願で
慶長8年(1603年)に完成した建物といわれています。

ただ、礎石や基壇、仏壇の位置、大きさ等は創建当時と変わっていないそうです。





 
 

  

弘法さんのお住まいだった「御影堂」の
前にある『天降石』。
この石に触れた手で、具合の悪いところを
撫でると治ると云われているそうです。



その隣には、毘沙門堂があります。


そこに書かれた「オン ベイシラマンダヤ ソワカ」・・・

何処かでこの言葉、聞いた事がある~!

何だっけ、何だっけ・・・・

と、散々あ~だこうだといったあと
「わかった!陰陽師の呪文!」
映画『陰陽師』で、かの野村萬斎さんが
唱えていましたよね。

 さて、今回の一番の楽しみはこちら↓

第46回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開 東寺 観智院

普段は見ることの出来ない「観智院」の宮本武蔵の描いたと伝えられる襖絵や
阿弥陀様や有名な庭を眺めさせていただきました。

            


[京の冬の旅] [特別公開] ~宮本武蔵の水墨がを残す国宝客殿~

別格本山の格式をもつ東寺の塔頭寺院。
慶長10年(1605)再建の客殿(国宝)は、違棚や帳台構(ちょうだいがまえ)を
備えた武家風書院造で、剣豪・宮本武蔵筆と伝わる鋭い筆致の水墨画
「鷲の図」「竹林図」が残る。「五大の庭」は、弘法大師の唐への
船旅の故事にちなみ、石組で大陸や遣唐船などを表した庭園。

また、鳥獣の背に乗る唐時代の本尊・五大虚空蔵菩薩(ごだいこくうぞうぼさつ)像(重文)や
日本画家・浜田泰介(はまだたいすけ)筆の書院襖絵「四季の図」と
茶室「楓泉観(ふうせんかん)」なども拝観。

 
【観智院入口】       【五大の庭】

観智院 についての詳細は こちら


観智院とは、研究所のような場所であったことから学問の

そした愛染明王さまがいらっしゃることから
縁結びを祈祷するお寺となっているという解説を聞いた
姪が熱心にお祈りを捧げているのを微笑ましく見ていました。
 
      ■ イベント詳細
     会場 東寺 観智院
     日時 2012/1/7(土)~3/18(日) 9:00~16:00(受付終了) 
     住所 京都市南区九条町1
     交通 ・京都駅から徒歩約15分
        ・京都駅から市バス205系統で「東寺道」下車、徒歩約5分


     駐車場 あり(有料)毎月21日は弘法市の為、利用不可
     料金 大人600円
     お問合せ先 京都市観光協会 075-752-0227
     ホームページ 京都市観光協会 http://www.kyokanko.or.jp/


 

この東寺のCMを観たら、春にも行きたくなってしまいました。





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14 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Neko★)
2012-01-17 08:43:53
古都・・・何回行っても飽きることがないですね。

桜・・・春いいですね~
春が恋しい今日この頃です。。。
返信する
こんにちわ (小父さん)
2012-01-17 15:28:43
最近は歴史に目覚めています。

と言ってもちょっと難しいです。
平安の時代に遡るんですか!
それで東寺と西寺があって西寺はなくなった!
そんなことがあるんですね。

京都駅を降りるとすぐに西本願寺に東本願寺が同じようにありますが、すべてがあのようにはならないのですね。

仏旗の色合いがいいですね。

しかし、こんなりっぱなお寺に自分が祭られたりしたお布施も中途半端じゃないでしょうね(笑)

いやはや、古式豊かな寺院には日本の故郷があるように感じられます。

>「オン ベイシラマンダヤ ソワカ」

へー、サンスリット語でしょうか?
映画の看板からの引用ではないですよね(笑)

>船旅の故事にちなみ、石組で大陸や遣唐船などを表した庭園

これ観てみたいです。
芸術であり哲学的な気がしますね。
古都には忘れて来た何かがあるんでしょうね。
返信する
こんばんは ^^ (Rancho)
2012-01-18 02:34:24
 pinkyさん、こんばんは(*^.^*)

 東寺に行かれたのですね。
 東寺の仏像は素晴らしくて目をひく者が多いのでしょうね☆
 pinkyさんは今回は観智院 を楽しまれたとのこと。
 うらやましい~☆
 五大の庭も個性的でいいですね☆
 わたしもいつか東寺に行く機会があれば、見てみたいです。
 
 
返信する
☆コメントをありがとうございました♪ (pinky)
2012-01-18 15:26:45
 Neko★さん、こんにちは!

本当に何度訪れても、興味の尽きない街ですね~。

一度、桜の満開の京都に行ってみたいと思ってはいるのですが
3~4月って何かとあわただしい季節で
なかなかチャンスに恵まれません。
返信する
☆コメントをありがとうございました♪ (pinky)
2012-01-18 15:34:39
 小父さん、こんにちは!

歴史に興味が向いているのは、大河ドラマのせいでしょうか?
それとも高齢者大学のせいかな?

京都の街にいると、そこかしこに歴史を物語る
ものがあって
飽きることがありませんね。
西寺は東寺と同じ大きさも伽藍の配置も同じだったそうです。
ただ羅城門を挟んで対象になっていたのと
五重塔が、朱塗りだったのだそうです。
東寺は民間に払い下げられ、西寺は国営のままだったということです。
国営のほうは、寂れてしまったということになります。
今も昔も、国営ではうまくいかないものなのですね。

五大の庭も常時鑑賞できる場所ではないので
ぜひ、この特別公開の時期に尋ねられることをお勧めします。
ボランティアガイドの方々が、丁寧に解説してくださいます。

それは優雅な時間を過ごすことができます。
返信する
☆コメントをありがとうございました♪ (pinky)
2012-01-18 15:43:34
 Ranchoさん、こんにちは♪

今から3数年前に、妹と訪ねて以来の東寺でした。
五重塔の中も特別拝観できたのですが、時間が取れず
観智院のみの拝観となりまいした。
宮本武蔵の絵はもちろんのこと、浜田泰介氏の障壁画も
迫力のある素晴らしいものでした。

京都出身のRanchoさんが羨ましい限りです~!
もうすでに、今から次はどこに行こうかと思案中なんです。
いつか京都の街でRanchoさんとお茶できる日を
夢見ています
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こんばんは (ma-na)
2012-01-18 22:41:20
京都はやはりいいですね。
観光した気分になりました。
東寺が残って西寺が廃れたのは知りませんでした。

これを見ると
そうだ、京都にいこう!
という気分になりますね。
が正直、夫と息子とは行く気になれません。
興味は食べることだけですから
絶対ゆっくり観光できないし。
女子旅か一人旅がいいですね。


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Unknown (タワラジェンヌ)
2012-01-18 22:46:31
pinkyさん、こんばんは!
冬の京都に行かれたのですね。
青春18切符を使って上手に旅されていますね。
この切符、まだ使ったことがないのですよ。
のんびり電車の旅も良いものですよね。
東寺に対して、西寺があったというのは知りませんでした。
奈良にも東大寺に対して、西大寺というのがありますが、行ったこと、おありですか?
ここは大茶盛といって、特大のお抹茶茶碗で
お抹茶を飲むことが出来るので有名です。

そうそう、お正月明けはあちこちで特別拝観を
しているところが多いですね。
五重塔のほうが観られなくて残念でしたね。
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Unknown (茉莉)
2012-01-19 15:58:43
pinkyさん、こんにちは。
とても楽しげな旅の様子が伝わってきます。
観智院の宮本武蔵の襖絵は風情があって
とてもいいですよね。

先日大河ドラマ「平清盛」を見ていたら、
白河法皇が祈りをささげているシーン、
金堂内部で撮影されていたようです。

春の東寺の枝垂桜もきれいです。
またおいでになって下さいね!
返信する
☆コメントをありがとうございました! (pinky)
2012-01-19 22:55:17
ma-naさん、こんばんは。

小京都と呼ばれるところは沢山ありますが
やはり本当の京都は特別なものですね。
結婚してから子育てが大変だった数年間を除いて
毎年訪ねています。

京都を一人旅するっていいですね~。
カメラを持って、ゆっくり廻りたいですね。
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