昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

ブブセラの絵本と子守唄・・・

2010-07-15 | 本にまつわる話
  【6月の花フェスタ記念公園:ターシャの庭にて】
             ※今日の写真は、撮りだめから~

一ヶ月の間私たちに感動と興奮を届けてくれた
FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会も
スペインの初優勝で幕を閉じたというのに・・・

未だ生活リズムが戻らず、まるで時差ぼけになっている私です
いやはや、困ったものです。

勝敗予想で一躍人気になったタコ君もいましたが

ツイッター上で86000以上の閲覧で話題になっていた
絵本?があったのをご存知ですか?


                                             

 
 それはこれ!

「ぐりとぐらとぶぶぜら」

え~!最新作?
今、話題のぶぶぜらとコラボ?
と驚いたのですが、なんと作者とは
全く関係の無い人による合成作品とのこと。


それにしても、違和感が無いと思いません?
本当に、出版されないものかしら~!

きっと、ベストセラーになると思うんですけど。

 


ぐりとぐらとぶぶぜら】  


 皆さんすでにご存知かとは思いますが、「ぐりとぐら」は、「中川 李枝子」さんが文を書かれ
実の妹でもある 「山脇 百合子」さんが絵を描かれている日本を代表する児童書です。

青い帽子と服を着用した「ぐり 」と赤い帽子と服を着用した「ぐら」の
双子の野ねずみの物語です。

第1作の『ぐりとぐら』には、ぐりとぐらの好きなことは
「おりょうりすること たべること」書かれていましたね。

大きなカステラが美味しそうでした~♪
(パンケーキでもホットケーキでもないんですよ~)


                                        



                                             











中川 李枝子さん山脇百合子さんのコンビによる
作品を最初に知ったのは
保育園に通っていた頃のことです。
毎週読み聞かせの時間に、先生が読んでくれる

『いやいやえん』が大好きでした。

ちゅーりっぷ保育園にかようしげる君が、保育園での
活動をしているうちに、いつの間にか夢の中のような
不思議な世界へと入り込んでしまうお話です。

木の積み木で作った船が、くじらとりに出かけてしまったり
遠足に出かけて、鬼に会ってしまったり・・・
新しくやってきたお友達が熊のこぐまちゃんだっり・・・

毎週その時間が来るのがとても楽しみでした。

自分に子供ができたら、絶対に読んであげようと
心に決めていました。


そして、二人の息子たちには、何度も
『ぐりとぐら』のシリーズを読んで聞かせました。

中でも二人がだい好きだったのは
『ぐりとぐらのかいすいよく』

ちょうどスイミングを始めたばかりで
犬かき、クラゲ泳ぎ、クジラ泳ぎ、バタフライ
ヒラメ泳ぎ、カエル泳ぎ、いるかジャ~~~ンプ
の場面では、大騒ぎ!
毎回、身振り手振りで泳いでいるつもりになって
いました。

そして、もっと好きだったのが
『もりのへなそうる』
この物語は、挿絵は山脇百合子さん
文は渡辺茂男さんによる作品です。
てつたくん、みつやくんの兄弟が
食いしん坊で臆病、でもとてもやさしい
へんな怪獣「へなそうる」と森の中で出会って
時のたつのも忘れて遊びます。

この二人の主人公の名前を、息子たちの名前に
変えて読んであげていました。

そのせいか、毎晩毎晩「早く読んで~」と
せがまれました。

森でみつけたたまごのことを、「たがも」
ピストルのことを「しょっぴる」と弟が
言うたびに、「ちがうちがう~!」といって
笑い転げていましたね。




                                             




ところで、一躍世界中に名前を知られた楽器「ぶぶぜら」の音は好きですか?

選手や監督さんたちは、やめさせて欲しいと抗議されたのだそうですが
あくまでも開催国の文化を尊重するということで
禁止措置は採られなかったのだそうです。

早めに仮眠を取って試合を観続けているうちに
(観ていたつもりでも寝ていたりしていましたけど・・・)
最初は、うるさいと思っていたのに
未明の3時半過ぎからのぶぶぜらの音が苦にならなくなってきました。

先日も、明け方うとうととしていると
「ヴォーヴォーヴォー」とブブゼラの音が聞こえてきました。

あ~寝ちゃったんだ~
今日の試合はどこだっけ・・・
まだ早いよね~もう一眠り・・・
ブブゼラの音が、子守唄のようにも聞こえて
気持ちよ~く眠っていました。

ん??スペインが優勝したんじゃなかったっけ?

え?

・・・・・

ぱっと目覚めてみると、それは

ブブゼラの音ではなく


草刈機のモーターの音だったのでした。

ブブゼラの音で、心地よく眠れるだなんて~


                                             

さて、中川李枝子さんといえば
「となりのトトロ」の「さんぽ」をはじめとする
イメージソングの作詞者としても有名ですよね。

今日は、ジブリの音楽をジャズにアレンジしたアルバムをご紹介いたします。

 「ジブリJAZZ」 
今夜は、こちらを子守唄代わりに聴きながら、眠ることにしなくては!

                                             

・・・・日本対ウルグアイ戦の翌日の洗濯物・・・


中澤君!辛いこともぐっと我慢してよく頑張りました!
ありがとう~!

最後までお付き合いありがとうございました!
 

梅雨の晴れ間にひとまわり~季節のからの贈り物たち・・・

2010-07-13 | 四季折々のひとりごと
【柏葉紫陽花】

梅雨の晴れ間に庭と畑をひとまわり…

少し前まで真っ白だった柏葉紫陽花が、こんなシックな色になってきました。

アートフラワーみたいでしょう?

自然が造るアートです♪   
                     【二ヶ月前の柏葉紫陽花】



【一月前の柏葉紫陽花】

                                             

去年食べたカボチャから採った種から



大きなカボチャが採れました!

                                        



今年初めて挑戦したプリンスメロンが採れました♪

苗を植えた直後に、瓜葉虫に葉っぱを食べられまくって
命が危うかっただけに、感激です!

初物のカボチャとプリンスメロンは、お盆用の仏壇にお供えしました。

                                             

ひとまわりして、暑くなったところで
お茶の時間です~!




~夏の和菓子~
 
 

 
【抹茶あん入り・水まんじゅう】

              

蒸し暑い夏の和菓子といえば

水まんじゅうです!

今年は、抹茶ペーストにあんを混ぜた抹茶あんをいれてみました。

見た目にも爽やかで、さっぱりした味でした。


※本格的な作り方は、ちょっと難しいので
伊那食品から発売している「露草」という水まんじゅうの素を
使うことをお勧めします。
関西地方には、高上馬の「水まんだね」というのがありあますよ。 


                                             

こちらは七月盆です。

今日は、お坊さんがお経をあげに来てくださいます。
さて準備準備~!

最後までお付き合いありがとうございました♪



好きなんだけど~♪ あれは嘘だったの・・・・

2010-07-11 | 映画・演劇・ドラマ
【白いオレガノの花ガ咲きました!】

♪好きなんだけど~離れてるのさ~♪

七夕の日の翌日、ラジオから歌西郷輝彦さんの
大ヒット曲「星のフラメンコ」が流れてきました。

七夕の日の特集番組の再放送で、星にまつわる曲のリクエスト
だったのでしょう。

曲の冒頭から、いきなり「好きなんだけど」って・・・・
子供心にも、かなり強烈なインパクトのある曲だったので
今もよく覚えています。

西郷輝彦さんを、テレビで見るたびに
ちょっと、心が痛くなる思い出があります。

実は。高校生の頃のこと、ほんの一言だけお話を
させていただいたことがあるのです。

今日はその、○十年以上前のお話です。

                                             

 

【ドラマ:どてらい男より】
 
当時西郷輝彦さんは、歌手から俳優へと芸能活動を移し
テレビドラマ「どてらい男」が大ヒットした
直後でした。

名古屋駅に隣接するホールで、その「どてらい男」
の舞台がありました。

ひょんなことから、私は公演の終わったあとの
カーテンコールで、花束贈呈の係をすることになりました。
  


                                        



【アップルミントの花】

舞台の袖で出番を待っていると、次々と出演者の方たちがやってこられました。

そして主演の西郷輝彦さんと、ライバル役の田村亮さんが目の前に立たれたのです。

当時私は、内心田村さんのほうがクールで素敵~♪なんて思っていたのですが
実際にお会いしてみると、やはり主演を無事終えられたという自信からか
西郷さんは、まるで少女漫画に描かれているような
瞳の中に星が輝いているような人に見えました。

ドキドキしながら、もう、ぼ~っと見とれるばかりでした。

その本お少しの待ち時間に、田村亮さんが私に話しかけられました。

「きみ、高校生?」

「は・はいっ!!」

「何かクラブ活動はやっているの?」

「は・はいっ!!演劇部に所属しています!」

そういった瞬間、西郷さんや、星由利子さんをはじめとした
周りの役者さんたちが、一斉に私に注目したのです。


「えっ?そうなんだ。じゃあ女優さんを目指しているの?」

そう聞かれた私は、思わず・・・


「は・はいっ!」と答えてしまったのです。

「そうなの、頑張ってね。」という言葉に続いて

それまで隣でにこやかに話を聞いていた西郷さんが

「途中で夢をあきらめないで、頑張り続けなさい。」

そういってくださったのでした。


                                             

 あ~~~!ごめんなさい!

真っ赤な嘘です。

これっぽっちもなりたいだなんて思っていませんでした。

私の同期には、その後俳優になった子がいました。

断トツに演技力があり、その子を見ていれば
自分にプロを目指すなどということは
無謀なことだとわかりきっていました。

 
  


でもでも、あの舞台を終え誇らしげな人たちに囲まれ

役者という仕事を誇りに思っている人たちの中で

「女優になるなんて無理です。なる気もありません。」なんて
とてもいえるような雰囲気では、無かったのです。

つい出てしまった嘘でした。

今から思えば、なるべくして俳優になった田村さんとは違って
下積みを重ね、やっとトップスタートして活躍され始めた
西郷さんにとって、これから俳優を目指すという女の子に
声をかけたくなったのだと思います。

きっと、そんな女の子のことなどすぐに忘れてしまわれたことでしょうが

私にとっては、今も思い出すたび胸がちくっとする
そしてまた、胸のときめく出来事なんです。

                                             



【がく紫陽花の真ん中の蕾が開くと。また可愛らしい!】

~おまけの話~
そして、その舞台ではもうひとつ貴重な体験をさせていただきました。
その舞台に出演されていた落語家の
6代目笑福亭松鶴師匠と握手をさせていただいたことです。

全員が舞台に出て、お客様に頭を下げ
それからおもむろに現れた師匠は、まるで水戸黄門・・・
周りの役者さんたちが、すっと後ろに下がり会釈をされていました。

堂々とした風格に、周りを包み込むような温かな雰囲気を持ったかたでした。
落語家の師匠というものは、芸人として役者さんたちからも
尊敬される人なんだなぁと、つくづく感じた瞬間でした。



                                             



最後までお付き合いありがとうございました♪

絶対 好きにさせてやる~!

2010-07-08 | 四季折々のひとりごと


毎日湿っぽくて、嫌な梅雨の季節。

夕べの七夕も、やっぱり雨。

残念ながら、星空を見上げることはできませんでした。

北海道と沖縄を除く殆どの地域が、七夕の夜に晴れるのは
なんと、10年に一度か二度なのだそうです。

何もかも忘れてしまうほど、好きでたまらなかった二人は
あの雨雲の上で、一年ぶりのデートを楽しんだでしょうか。


                                             

さて、好きでたまらない二人の話はおいといて~

あなたは、好き嫌いがありますか?
どうしても、食べられないものってありますか?

バランスのよい食生活を送るためにも、あまり好き嫌いがあると
厄介なものですよね。



【どこからかやってきた・・・あなたの名前はなんですか?】

うちの旦那様は、非常に好き嫌いの多い人でした。
所謂、食べず嫌いが殆どで、見ただけで箸もつけない
頑固者でもありました。

そんな頑固者に、手を変え品を変え
長い年月の間に、殆どのものが食べられるようになってきました。

                                        

特に嫌いなものは、梅干と紫蘇、そしてトマト。

梅干と紫蘇は、食べなくてもよいとしても

我が家で新鮮なトマトが採れるというのに、食べないなんて許せません!

元々ケチャップは好きだったので、ニンニクを利かせ加熱したトマト料理は
すぐに食べられるようになりました。

それでもやっぱり、生のトマトは青臭いとか、種の部分のニュルッとしたところが
だめだとかで、ずっと食べられませんでした。

そこで、まずみじん切りにしたトマトを少しずつサラダに混ぜてみました。



今では、櫛形に切ったトマトもマリネにすれば好んで食べるようになりました。

「トマトが赤くなると、医者が青くなる」とも言われるトマト。

これからは、う~んとたくさん食べてくださいませ。。


                                             
雨続きでちっとも赤く色づかなかった我が家のトマトも・・・・
やっと、収穫できるようになって来ました!



トマトの語源は、16世紀のアステカ帝国(現在のメキシコ)の人々が
使っていた「トマトゥル」ふくらむ果実という意味なのだそうです。

アンデス高地で生まれ、メキシコで育ったトマトは地中海沿岸に渡り
ヨーロッパで改良された後、再び北アメリカ大陸へ。
そこで更に品種改良がされ病気に強く果肉の硬い品種などが
生まれたのだそうです。

観賞用だったトマトを、最初に食べたのは、イタリア人だとか。
さすが、美食の国!

大好きなイタリアンを、思う存分食べられるようになって
良かったよかった!


                                             




~夏の献立~
 
 


 
【トマトのマリネ】

今年最初のトマトです。
玉ねぎをたっぷり敷き、オリーブオイルとバルサミコに塩コショウ
ニンニクを利かせたドレッシングで合えました♪

              



【カジキのバター醤油ソテー♪】

青紫蘇とおろし生姜をのせていただきます。
・・・もちろん、旦那様には青紫蘇抜き~!



【冷やしくず豆腐のあんかけ】

暑いときには、冷奴が一番ですが
たまにはこんな冷たいお豆腐はいかがですか?

◆1・水を切った豆腐一丁を一口大に切り、
 片栗粉をまぶしてさっと湯に通し冷蔵庫出冷やしておきます。

 2・鍋にめんつゆ1/2カップをいれ煮立ったら、ニンジンとインゲンを入れ
 水溶き片栗粉でとろみをつけ、あら熱を取って冷蔵庫で冷やします。

 3・1を小鉢に盛り、2のあんをかけて出来上がりです。

 旦那様用には、更に温泉卵を載せてボリュームアップ!

 嫌いなモロッコインゲンも、すんなり食べてくれました。


                                             

エルヴィス・プレスリーで有名なこの曲を
アンドレア・ボッティテリとキャサリン・マカフィが歌っています。
・・・Can't Help Falling In Love ~ 好きにならずにいられない・・・




最後までお付き合いありがとうございました♪

見えているのに気づかないもの~そして夏を告げる花・・・

2010-07-06 | 思いつくまま・・・
【我が家のルドベキア】

梅雨明けの便りも、段々と近づいてきましたね。

我が家のヒマワリ科のルドベキアも夏の訪れを知らせるように
咲き誇っています。
去年のルドベキアはこちら

                                             

 ブログを書くために写真を撮るようになって
花ばかりではなく、色々なものを
よく見るようになって改めて
形や香り、季節等々・・・

様々なことに目がいくようになった
気がしています。
見えているようで、頭に入ってきて
いないものがいかに沢山あったか
ということに気づかされる毎日です。

 


【黄色のルドベキア♪】  


                                        



【お花が笑ってる♪】

先日も、こんなことがありました。

事務所の近くを歩いていると、ご近所の(先輩)奥様方が集まって
あちこちを指差しながら話をしておられました。

その隣に、料亭の送迎車の運転手さんが立っていました。

私が挨拶をして、その横を通りすぎようとすると、その中の一人の方に

「ちょっと、シ○ィホテル・スバルっていう10階建ての建物ってしってる?」

と聞かれました。

聞かれたものの、誰もわからず、あ~でもない、こうでもないと
お話の真っ最中だったようでした。

「10階建て?ホテルですか?」
この町に、10階建てなどそうそうありません。


暫く考えましたが思いつかないので、失礼して先を急ぎました。

暫く歩いているうちに 閃きました!!

慌てて戻り、
私「わかりました!それは、プ○○ホテルの近くの
     シ○ィタワー昴(スバル)ではありませんか?」

奥様「そこって、緑の屋根?」私「そうです!」~一件落着です!~



                                             




 そこからは、300mほどなのですが、
建物で遮られて姿が見えない場所だったのです。

毎日見ている建物なのに、誰もすぐに
思いつかなかったとは、まるで、笑い話です。

皆さん、苦笑いをされながら家に入っていかれました。
このマンションの前を
毎日2回は往復しているはずなのに

正式な名称が、頭に入っていないなんて…
伝言ゲームのように、ちょっとずつ言葉が
変わってしまっていたとはいえ

すぐに思い出せないとは・・・
些かショックな事件?でした。

これからは、建物の写真も
撮らなきゃだめかも!



                                             



さて、夕べは月9ドラマ「月の恋人」が最終回でした。

以前ブログで書いたお話の結末予想は、
「松田翔太」に会社を乗っ取られ「篠原涼子」と結ばれる。

半分あってました!

近くにあるものには、なかなか見えない、気づかないというオチということですね。

キムタクのドラマというより、篠原涼子と北川景子のドラマだったかな。

それにしても、いつの間に、篠原涼子ちゃんは
こんな魅力的な女優さんになったんでしょう。

                                             



最後までお付き合いありがとうございました!