12月に入って二度目の日曜日、やっとクリスマスツリーを飾りました♪
子供のころから欠かしたことのないクリスマスツリーです。
中には50年近く前のオーナメントも混じっています。
クリスチャンではないけれど、元々冬至の日から数えて3日目
日が長くなってきたことを祝うお祭りが起源とも云われているそうですから
宗教に関係なく、お祭り気分になっても構いませんよね。
クリスマスツリーのてっぺんに飾る星は、実は太陽の事で
クリスマスツリーは、てっぺんに太陽が重なれば日が長くなったという
目印になっていた木を表していたのではないかと密かに思っています。
それにしても、ど~んとやって来た冬将軍のせいで
とても外の仕事のできないほどの寒さです。
それに加えて、ちらちらと雪が舞いだし
お昼頃にはまるで吹雪のように、横から降りつけるようになりました。
例年なら、庭の掃除をしている週ですが
今年は早めに済ませておいて良かった~! ホッ♪
こんなお天気の日は。あったかいキッチンにいるに限ります。
ケーキドームにはいっているのは、ケーキではなくて
チーズケーキの空き箱に、庭の花をドライフラワーにし、それを詰めたものです。
赤い花や葉っぱが暖かさを増してくれます。
これはなんだと思います?
香りが届けば、すぐにわかってしまうのですが
柚子の種です。
これで毎年化粧水を作っています。
この種の周りについているヌルヌルしているのがペクチン。
このヌルヌルを洗わないで、焼酎や日本酒に漬け
一週間待つと、とろりとした化粧水が出来上がります。
柚子の香りがほんのりとする保湿剤になるのです。
料理をする前でも安心して使えるハンドクリームにしています。
一週間したら種を引き上げます。
この種は繰り返し2~3回使えます。
そうそう、肝心の果実の方は
皮の部分を削り取り、千切りにしてお正月に使うために冷凍しました。
残りの部分は果汁を含めて砂糖と水を入れ柚子シロップを作りました。
お湯で割って飲んでいます。
お鍋に残った皮がいい香りなので、また水を入れゆずの香りの加湿器代わりに
ストーブのうえに置いておきました。
部屋中柚子のいい香り~♪
そしてそれが煮詰まったら、なんだかきらきらしたワックスのようなものが
鍋肌についていました。
みかんの皮やレモンの皮、ふつうは捨ててしまいますね?
でもこれらには、抗菌作用や汚れを溶かして落とす作用が期待できる
「リモネン」という成分が含まれていて、捨てるにはもったいものなんです。
そう言えばニューヨークの地下鉄の落書きはオレンジの皮から抽出したもので
綺麗に消されているそうなんです。
ひよっとしたらと思い、このワックスのようなもので
ステンレスの洗い桶を洗ってみたらピカピカになりました。 (やったー!大成功!)
本当に自然の力ってすごいものです。
捨てるところなど、ほとんどありません。
そしてもう一つ、ことこととストーブに載せてて
煮ながら食べていた黒豆が無くなってしまったので
今度は大豆を煮ることにしました。
我が家は前の晩から、厚手の鍋(出来れば三層構造以上のの鍋)に砂糖、塩、お醤油を入れた熱湯につけておきます。
ふやかしている間に、絶対に蓋を開けてはいけませんん。
翌朝から、すぐにストーブに載せ
蓋をしたまま、ことこと、ことこと・・・・水が減ったら足しながら
一日かかってふっくらつやつや、やわらかに煮あがります。
そして、食べてしまった後に残った黒豆の煮汁の方は
栄養がたっぷり融けて混んでいるので
例によって、捨てるには忍びない・・・
ネットで調べると、牛乳を混ぜて
寒天やゼリーにしている方がたくさんありました。
しか~し!
黒豆の煮汁に牛乳を混ぜると、とてもまずそうな色になるのです。
そこで、黒豆の煮汁と牛乳の二層のゼリーにしてみました。
黒豆の煮汁は水で二倍に薄めて使っています。
恐る恐る食べてみたら、美味しい~!
ちょっと和なスイーツの出来上がりでした♪
そして、他にも今日中にやっておきたいことがありました。
冬至までに食べなくては味が落ちると言われているカボチャの処理と
おせちのきんとん作りです。
先ずはカボチャから!
種とワタを取り、一口大に切っただけのもの、茹でたもの、蒸したもの
ベースと状にしたものの4種類を作り、冷凍しました。
これで冬中、自家製カボチャが食べられそうです。
カボチャに豊富に含まれるカテロンは肌や粘膜、目を丈夫にして免疫力を高めます。
ビタミンEは血行を促進し体を温めるので、冷え性の改善に効果があります。
ほかにカリウム・ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンE
カルシウム・鉄など多くの栄養を含んでいます。
でいます
昔は冬の野菜といえば葉ものばかりだったため
栄養価が高いかぼちゃを貯蔵しておき
冬に食べることで風邪などを予防していたそうです。
同時進行で作っていた きんとんも一緒に冷凍庫に入れました。
ついでにこんなものも作りました。
500円玉硬貨より一回り大きなリース(ちっちゃい!~笑)
これも庭にある木の小枝と実を利用しました。
こんな小っちゃいのをどうしたかというと・・・
夫に頼んで作ってもらった巣箱の飾りにしました。
この巣箱、本当は秋のうちに木に括りつけて
春にやってくる小鳥の新居にしてもらおうと思っていたのですが
あんまり可愛いかったので、クリスマスの飾りになってもらうことにしました。
さて、そろそろ夕食準備をと思ったら(Oh!No!!)
外はすっかり雪国に変わっていました。
朝は寒いでしょうね。。。。
車の運転にはくれぐれもご注意くださいませ。
家から歩いて10分くらいでしょうか。
朝靄(あさもや)の掛かる景色は、なんだか別世界♪
日ごと寒さが厳しくなる季節。
それでも今週の朝は、ちょっと愉しい気分で始まります。
朝の片付けやら支度をしながらいつも聞いているラジオから流れてくる番組に
暫し耳を傾け、心なしか軽やかな気分で動けます。
その番組は
NHK・FM『音楽遊覧飛行』
FM 月曜~木曜 午前9時20分~10時
FM 月曜~木曜 午後5時20分~6時 (再)
仕事や家事の合間のひとときに
現実の喧騒から離れて短い心の旅に出かけ
リフレッシュできるような音楽番組です。
音楽の翼に乗って、心の旅に出かけましょう。
放送は、週ごとに「ふるさとのうた 心の旅/榊原広子」
「食と音楽で巡る地球の旅/吉村喜彦」
「エイジアンクルーズ/サラーム海上」
「映画音楽ワールドツアー/中川安奈」
の順で繰り返えされます。
その中でも、一番好きなのが「中川安奈さんの週」です。
サブタイトルは~名作映画のテーマソングや物語の舞台となった街・ロケ地をめぐる映画音楽の旅~
- 映画音楽ワールドツアー
とつとつと静かに語る素敵な大人の女性の姿が浮かんできます。
子供の頃、別荘でとか、祖母の故郷のドイツでとか
家族で旅したハワイで・・・などという言葉が決して嫌味になることなく
自然に聞こえて、一体どんな方なんだろうと想像しているうちに
すっかり、中川安奈ファンになってしまいました。
wikiによるとお父様はテレビ草創期のTBSでドラマを演出、監督した中川晴之助。
父方の祖父は洋画家・中川一政。
また母方の祖父は俳優、演出家の千田是也、祖母はドイツの方なのだそうです。
なるほどね~!
こんな環境の中で育った安奈さんは、世界への旅をいざなってくれるのにぴったりな
パーソナリティだったわけです。
外見はといえば番組ホームページのぶっ飛んだヘアスタイルに違和感をもっていたのですが
この写真、どうもずいぶん前のものらしく
実は想像通りの素敵な方でした。
最近のインタビューの様子はこちらを→★クリック
耳を傾けているうちにいつしか、心は現実から離れ
映画の世界へと飛び立ちます。
本日、午前9時20分からの番組表です。
-
~もうすぐクリスマス!~
「ジングル・ベル(映画:34丁目の奇跡)」
(ナタリー・コール)
「メリー・リトル・クリスマス(映画:34丁目の奇跡)」
(サックス:ケニー・G)
「サム・ホウェア・イン・マイ・メモリー
(映画:ホームアローン)」
(ボストン・ポップス・オーケストラ、
タングルウッド祝祭合唱団)
「スター・オブ・ベツレヘム(映画:ホームアローン)」
(ボストン・ポップス・オーケストラ、
タングルウッド祝祭合唱団)
「クリスマス・イズ・オール・アラウンド
(映画:ラブ・アクチュアリー)」
「恋人たちのクリスマス(映画:ラブ・アクチュアリー)」
(オリヴィア・オルソン)
「メリー・クリスマス・ミスターローレンス
(映画:戦場のメリークリスマス)」
(オリジナルサウンドトラックから)
「ホワイト・クリスマス」
(映画:ホワイト・クリスマス)」
(ビング・クロスビー、ダニー・ケイ、ペギー・リー、
トルーディ・スティーブンス)
どうです?お好きな映画、お好きな曲ははいっていましたか?
今朝は、クリスマス映画の世界にどっぷりと浸かれそうです。
(聞き逃したという方は、来週の月曜から木曜の午後5時20分~6時に再放送があります!)
***食卓のテーブルクロスもクリスマスモードに変えました!***
どれもこれも思い出深い素晴らしい映画ばかり♪
それでもクリスマスの映画音楽と言われて最初に思いつくのは
1984年のクリスマス映画「グレムリン」のオープニングに使われていた
Darlene LoveのChristmas
(Baby Please Come Home)かもしれません。
どんな曲だっけと思われた方はこちらを→ ★クリック
この軽快なメロディにのって始まる映画の冒頭での
日本では見られないクリスマスの準備の様子
モミの木を買って家に急ぐ人々の様子に、目を見張ったものでした。
もともとこの曲は、1960〜70年を代表する名プロデューサー=フィル・スペクターの
一番のお気に入りだったロネッツのロニーが歌う予定だったのが
イメージに合わなかったのか、ダーレン・ラブが急きょ歌うことになったという曲です。
彼女の代表作のひとつになりました。
======アルバム『A Christmas Gift for You from Phil Spector』======
クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター ◆1963年発表のアルバム『A Christmas Gift for You from Phil Spector』
(邦題:クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター)に収録。
◆全米Billboard Top Pop Albumsで最高13位。
(1972年にPhil Spector’s Christmas Albumとタイトルを変えて
Apple Recordから再発されたヴァージョンは最高6位。)USMジャパン
ネットでNHKのラジオが聞けるサイトはこちら→らじる★らじる
スマホのアプリはこちら→らじる★らじる
昨日は、うちの庭や畑で採れた素材と御嶽の麓で拾ったから松の松ぼっくり
を使って、クリスマスの雰囲気のリースを作ってみました。
あとはリボンでも飾ろうかな?
追記
12月5日、歌舞伎という伝統への敷居を低くして
多くの人に歌舞伎の楽しさ、魅力を伝え続けてくださった
中村勘三郎さんがお亡くなりになられました。
貫禄、そして統率力が垣間見えるこのCMがとても好きでした。
マクドナルド CM 2010年 マックカフェ「大集合」
CM マックカフェ「大集合」(メイキング)
ご冥福をお祈り申し上げます。
この季節になると、山の雪の積もり具合に毎朝目が行くようになります。
まだ純白に輝くような雪化粧にはなっていません。
今年は少し遅い様な気がします。
それでも今朝はバケツに厚さ1cmほどの氷が張っていました。
いよいよ12月、そろそろ里にも雪が降りてくるかもしれません。
12月の初日は母の誕生日でした。
そこで、今年の我が家のヌーヴォー=新酒を封切ることにいたしました。
お酒のヌーヴォーといえば
毎年11月の第三木曜日に解禁と決まっているのが「ボジョレーヌーヴォー」
「ボジョレー・ヌーヴォー」とは - ワインの一種で
フランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区 で作られる新酒のこと。
ロゼもあるそうですが、ほとんどが赤ワインなのだそうです。
日本の輸入量は世界一だとか。
今年のブドウを早く飲めるようにと、、熟成させるワインとは異なった製造方法で作られているのだそうです。
したがって、賞味期間も短いわけです。
最近は、それほど騒がれなくなりましたが
「畳と女房は新しい方がいい」
とかいわれる日本だからこそ
こんなに人気になったのかもしれませんね。
因みにフランスでは
「ワインと女房は古いほどいい」
というらしいです。
ところで、我が家の新酒はといえば♪
金木犀のお酒です。
漬けこんだときのようすは こちら→金木犀のお酒
楊貴妃も好んで飲んだと言われる「桂花陳酒」に似た味にならないかな?と思って漬けてみたのですが
色も香りもそっくりのものが出来上がりました。♪
干し杏を入れたのがよかったのか
もう香りだけでうっとりと酔ってしまいそうです。
この日は炭酸で割って、檸檬を数滴入れてみました。
これは毎年作らなくては!
……………花を採るのがめんどうなんですけどね。。。
これだけ美味しければ、そんな苦労はなんのその!
そしてもう一つの新酒。
「ブラックベリー酒」です。
昨年もあっという間に飲んでしまった
氷砂糖とホワイトリカーで漬けたお気に入りのお酒です。
何より赤ワインにも似たルビー色が素敵です。
アントシアニン、ポリフェノールもたっぷりです。
そして、このお酒から引き揚げたブラックベリーの実もまた
ポリフェノールがたっぷりなのだそうです。
ちょっと食べてみたら、甘味は少なくなっているけれど
ジャムにならいいかもしれません。
そう言えば、時々耳にする「ワインジャム」というのがありました。
本来捨ててしまうはずのワインの搾りかすでできたジャムです。
ゴミも減らすことができ、栄養価も高いと話題になっている
エコなジャムなのだそうです。
このブラックベリーも行けるかもと思い作ってみました!
お酒の香りがほんのりとする、オトナなジャムの完成です♪
これはお肉のソースにも、シチューを煮る時にも使えそうです!
そうそう、小さいくせに固くてやっかいな種を取り除くには
キッチンで使う粗い網目になっている水切りネットが大活躍してくれました。
中に粗熱を取ったジャムを入れ、そ~~~~っと絞っていきます。
裏ごし器やふるいを使うより楽にできます。
ところで、新酒とはいえこのどちらのお酒も
熟成するほど美味しくなるとか。
でも、寝かせる間もなく飲みきってしまいそうです。
そうそう、最近の居酒屋では古酒といって
何年も寝かせた日本酒に人気が集まっているらしいです。
以前、知り合いの方に7年寝かせた日本酒というのを
飲ませて頂いたことがあるのですが、これがまた美味しいのです。
冷蔵庫で寝かせるだけなのだそうですが
コツは飲む時が来るまで扉を開けないことだそうです。
さて、日本でも「お酒と女房は古いほどいい」という時代に突入でしょうか!
みなさまにとって、素敵な一週間のはじまりになりますように。