
長崎青年会議所の茶道同好会「長崎青松会」の設立総会が、3月24日に開催された。
構想2年、準備1年でやっと、同好会が誕生した。
同好会なんてやろうと思ったその日にでも立ち上げられるものだと思っていたが、この長崎青松会は違う。
末永く続いていく会にするため、茶道の流儀にのっとって運営していくため、長い助走期間を要した。
これまでの多くの苦労や雑音を忘れさせる程の感動的な誕生日となった。
素人集団の茶道同好会の設立に、御家元が来られた。
茶道裏千家第16代御家元千宗室さまは、
京都青年会議所の第40代理事長、
近畿地区協議会会長を歴任された
我々青年会議所の大先輩である。
青年会議所という共通点で、来崎されたのだと思う。
こんな貴重な体験をさせてくれた青年会議所にまたひとつ感謝。
設立記念茶会で、幕を開けた。
お点前組のオトコ達は、奇跡を起こした。
御家元、来賓客、来訪JC方々を前に、堂々としたお点前。
お運び組も練習したことのない数のお客様に戸惑いながらも、柔軟に対応し、つつがなくお菓子とお茶を運んだ。
御家元記念講話では、時に笑いが起こる中、私たち青年会議所メンバーにふさわしいおことばを頂いた。
短期間でマスターしたお点前と、何十年掛けて身に付けたお点前と何が違うか?
お茶の缶を上から見るか横から見るかの違い。
上から見ればどれも丸。しかし、横から見れば高さがある。この高さが、深みであると。
数字・点数で計るものが多い中、お茶は優劣をつけるものではないと。
懇親会では、お家元を始め会場全員が一体となり盛り上がった。
長崎らしい盛り上がりを見せた。
これには、名司会者石Kさん、祭り男金Kさんが大活躍をした。
たくさんの出会いをもたらしてくれた茶道に感謝。
http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/soke/kouen/kouen101/kouen101.html
http://www.nagasaki-jc.jp/modules/td_report5/index.php?id=43