
待ってました週刊ダイヤモンド。
定期的に保険特集をしてくれます。
今回は、特に数名の知ったFPの方々が製作に関わっているということで、楽しみにしていました。
中身は・・・
よく保険商品の分析がされているように見えましたよ。
分かりやすいように見える一覧表にまとめてありましたよ。
こういう記事って誰をターゲットに書いてるんでしょうか?
一般消費者?それともその業界人?
業界人からすると、多くの商品を知ることができるありがたい参考資料です。
一般消費者からすると、こんな分析いちいち見ないよ、で、結局何がいいの?ってなるのではないでしょうか?
「騙されない保険」ね。
食いつきいいタイトルです。
未だに、保険って騙されてる感が蔓延してるんでしょうね。
それって、保険に騙されているんじゃなくて、あなたの担当者に騙されているんじゃないでしょうか。
さて、騙されないシリーズを考えてみました。
「騙されない家」
「騙されないテレビ」
「騙されないハイブリッドカー」
「騙されないスマートフォン」
「騙されない投資信託」
「騙されない住宅ローン」
「騙されない弁護士」
「騙されないインターネット」
「騙されないフェイスブック」
「騙されない人間」
そして、
「騙されないメディア」
今回の「騙されない保険」のサブタイトルに「医療保険・がん保険を信じるな!」とありますが、
そこを、
「週刊ダイヤモンドを信じるな!」
に変えてみてはいかがでしょう。
今回のランキングで1位の商品が、あなたに一番かどうかは分からない。
なので、このランキングをもって保険選択をしようとするのは、ちょっと待ったです。
トップセールスパーソンであれば、最階位の商品を一番商品だと説明することもできますし。
保険セールスマンである私が、何を考えているかというと、
その方の家族構成、年齢、収入、持ち家かどうか、子どもの教育や夢などの入り口(商品購入時)に加えて、
その方に万が一が起こって保険をお支払いをする場合を想像し、逆に万が一がなかったことも想像し(出口)、
最善の商品は何かということです。
万一死亡保険金をご遺族にお届けする際に、この保険はこういう思いで加入されたんですよとか、こんな風に活用してくださいねって、アドバイスをするところまで考えています。
今、最善だと思っている商品が、10年、20年、30年後も最善であるという保証はないということも理解しています。
しかし、振り返ってみたとき、あの時は選択は最善だったとお客様に、ご遺族の方に胸を張っていえる提案をしたいと考えています。
究極は、この人に騙されたのなら仕方ないねって言ってもらえるくらいの信頼関係をお客様と築きたいと考えています。
私もファイナンシャルプランナー(CFP)という資格を持っています。
ファイナンシャルプランナーとは、お金にまつわることを中立にアドバイスする人です。
しかし私は、「あなたにはこんな保険がいいと思います。だだ私はアドバイスするだけなので、購入はご自身のお知り合いの保険屋さんか、保険屋さんを紹介しますよ」というファイナンシャルプランナーは目指していません。
万が一保険をお支払いする時、万が一が起こらなかった時、保険が役に立ったとき、役に立たなかった時といった先の出口まで、私が責任も全て負いますという気概でセールスをしています。
だからこそ、お客様は誰でも良いわけではありません。
この人の人生をサポートしたい、この人のためなら全力を尽くせると思える方だけでお客様を構成していきたいと思っています。
もちろんお客様にも選ぶ権利がありますので、選ばれるようなセールスマンになれるように日々精進していきます。
保険業界に入って10年目、改めて志を確認しました。
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