放送大学で、学んでいます

大学を出ているので、編入で全科生になりました。心理学を中心に学びまして、今は、再入学により、再び学びを始めました。

京都市伏見区の墨染

2012年03月20日 | 私が暮らした街

京阪墨染駅

この地にやってきたのは、昭和36年(1961年)の3月頃のことだった。

小学校は、藤ノ森小学校で、この駅から2,3分のところにある。

地形的に言うと、京阪線より東側は山になっていて、東西に貫く墨染通は坂道といってもよいだろう。

その墨染通を疎水のほうに向かって歩き、橋を渡ってしばらく行くと、何の変哲もない寺がある。

その寺が、「墨染寺(ぼくせんじ)」である。

「南無妙法蓮華経」と書かれた石碑があるように、日蓮宗のお寺であるが、来歴はよく分からない。

ここのサクラは、「墨染桜」があることで有名とされているそうだが、当時は、そのようなことも聞いていないか、聞いていたとしても関心がなかったのか、普通のサクラだと思っていた。

ここを通り過ぎると師団街道がある。

そこを左折すると、伏見税務署がある。

そこを通り過ぎたところに、そこが、かつて郭であったことを示す石碑のようなものが右手に見られる。

右手に↑のようなものがあり、

左手に↑のようなものがある。

私が、不思議に思っていて、そのままになっているのは、

この石碑のようなものの建てられた年が、大正7年となっていることであった。

全体としてみると、入り口にある門のように見える。

この中には、遊郭を思わせるような建物はなく、私がこの地にいたときには、経理専門学校があった。

そのかわりといっては、ずいぶんなのだが、ここをやり過ごして、伏見のインクラインへ行くとストリップ小屋があった。

こんなにアップで出しても大丈夫なのかとも思うが、昔は、このようなシックでモダンな建物ではなく、芝居小屋の風情があった。

今は、残念ながら建物自体がなくなっていて、別の施設になっている。

以上、墨染のごく一部を紹介した。

 


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