介護保険と医療保険のはざま

訪問看護ステーションにおける、介護保険と医療保険を説明するのは難しいです。
患者さんの家族に説明するのも、一苦労です。
医療保険のしくみ、種類なども知らずに済んでいる人が、多いのです。

医療従事者であっても、同様です。

自分の健康保険の自己負担金の割合も、知らないことがありますし
その割合負担が所得によって違うということも、知らないことが多いです。
高齢者だから1割負担だと思い込んでいる場合も・・・・・。

介護保険が始まったことにより、今までは医療保険の保険証で訪問看護を受けたのに
今は、介護保険証で訪問看護を受けることになりました。
でも、患者さんの病名、状態によっては、医療保険だけで訪問看護を
受けることもありますし、状態によっては両方つかことになります。

ものすごく複雑です。

そしてそれに、年齢によって変わってくるのでした。
難しいです。
ということを説明して、契約にいたるまで1時間以上かかります。
それを説明することも、訪問看護師の役目となるのでした。