『死ぬまでにしたい10のこと』

17歳で結婚した主人公は、実家の裏庭にあるトレーラーハウスに
夫と二人の幼い娘と暮らしている。
ある日、腹痛のため病院に行って、検査の結果、卵巣ガンにおかされていることを
告げられる。
余命2,3ヶ月ということであった。
23歳の主人公は誰にも打ち明けずに、自分が死ぬまでにしたい10のことを
ノートに書き出して一つずつ実行に移していく・・・。
　1．娘たちに毎日愛していると言う
　2．娘たちの気に入る新しいママを見つける
　3．娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する
　4．家族とビーチに行く
　5．好きなだけお酒と煙草を楽しむ
　6．思っていることを話す
　7．夫以外の男の人と付き合ってみる
　8．誰かが私と恋に落ちるよう誘惑する
　9．頬の感触と好きな曲だけしか覚えていない刑務所のパパに会いに行く
　10．爪とヘアスタイルを変える

10番のヘアスタイルを変えるってことはしていませんでした。
ビーチにも行かれませんでした。

切ない映画でした。
医師が病名を話すときに、待合室の椅子で横並びに話しますが
そのときに「面と向かって死を告げることができない」と話していました。
その医師が印象的でした。

23歳なのに、おとなびた雰囲気で感動しました。
たんたんと死を受けとめます。

夫も、トレーラー暮らしだけお、いろいろあったけど
君が一番好きだと言います。
休暇もなく、貧乏でも。
何が幸せなのか、充実した生き方なのか考えさせられます。

10のこと。
何をとりあげましょうか。