「脊椎関節炎」は、脊椎や体軸関節や抹消関節に炎症をおこします。
・強直性脊椎炎(ankylosing spondylitis, AS)
・乾癬性関節炎(psoriatic arthritis, PsA)
・反応性関節炎(reactive arthritis, ReA)
・ぶどう膜炎関連関節炎(uveitis associated spondyloarthritis)
・炎症性腸疾患関連関節炎
(inflammatory bowel disease associated spondyloarthritis)
・上記のどれにも分類されない分類不能脊椎関節炎
(undifferenciated spondyloarthritis, uSpA)
があります。
特徴的な症状は
1)脊椎・仙腸関節炎による腰背部痛
2)下肢に優位な少関節炎
3)付着部炎
筋肉が腱、靭帯となり骨に付く部分である付着部に起こる炎症で、
特徴的症候らしい。アキレス腱や足底腱膜の付着部など。
もうひとつは指炎で指が腫れること。
私の症状は・・・・
顎関節痛(ストレスかな?みんな一度はなりますと)
肩関節痛(50肩は誰でもなるから仕方ないと 洗濯物1年干してない)
肘、手関節痛(ドアノブ回しづらいのでノブに補助器具)
手指痛 ・左指は3本曲げずらい、右指の第4指はのびない
腰痛(高校時代から腰椎分離症あり、痛みも仕方ない)
仙腸関節部分の痛み(坐骨神経痛だよと整形外科医)
膝関節痛(昨年MRIで骨は綺麗 靱帯かなーと整形外科医師)
セレコックスをたぶん毎月20錠ぐらい内服していて、一年半以上
内服している・・・整形外科医師「依存症だね」と。
足の指の腫れと痛み(足の裏痛)
アキレス腱部分の痛み(階段降りるのがつらい)
パリ旅行がキャンセルになってから、急に首が回らなったのが始まりでした。
毎朝肋骨の痛みもあって、朝4時ごろからつらかったころもあって、その頃は
ストレスで、自律神経失調症かなと、安定剤の処方がされました。
車の運転の時に本当に困った2020年の夏。寝違えのような痛みが四か月も続き
針治療にも行ってみましたが改善せず。
リウマチかと整形外科受診しましたが、骨は問題なく、水はたまっていました。
「自転車こぎをして、大腿四頭筋を鍛えなさい」と言われましたので
エアロバイクを買いました。
でも足の指の腫れはさすがにおかしい。法人の医師も「膠原病外来にかかってーー」と。
勤務先の関連病院の膠原病外来受診となりました。
「早く診断して治療方針たてましょうね」って、涙が出そうでした。
担当医師の大学病院へ行って、関節エコーをやった結果、伸筋腱滑膜肥厚があり
脊椎関節炎となりました。診断まで平均9年ぐらいかかるという文献が
ありますので、それに比較すると私は早いほうです。
鎮痛剤の効果があるのも特徴で、効果が感じられます。
すでに副腎皮質ホルモン内服
生物学的製剤の前に、免疫抑制剤を始めました。
生物学的製剤治療は、毎月40000円ぐらいかかりますので
難病申請する人が多いですが、私は法人関連で医療費自己負担分も
戻ってくるので難病申請はしない方向で。
調べながらこんな画像を見つけて、私の指と同せいじだと思いました。
さて、治らないので楽しいことを考えながら運動しなければなりません。
脊椎関節炎の学会も9月に開催されるので、行ってみます。
★★わかりやすい医師のブログもあります。
Dr Note〜いつも心に〜: 脊椎関節炎 (dr-note.blogspot.com)